前走くろゆり賞が完敗の2着だったカツゲキキトキトだが、くろゆり賞では一昨年も休み明けで2着に負けており、昨年も勝ったとはいえ辛勝だった。一昨年同様、くろゆり賞ではまだ本調子になく、ここから秋に向けて調子を上げていくと思われる。一昨年、昨年ともくろゆり賞のあとは東京記念で2着だったが、今年はここを勝ちに来た。
タガノゴールドは、年度替わりで時期が変更となった2400メートルの六甲盃を今年2勝。能力的にカツゲキキトキトに引けをとらないが、遠征競馬で結果が出ていないのが気になるところ。
地元勢では百万石賞を含め目下4連勝中のティモシーブルーが重賞実績のある◎○に割って入れるかどうか。
北海道のドラゴンエアルは2017年の瑞穂賞以来重賞勝ちから遠ざかっているが、常にスーパーステションが相手では仕方ない。地元重賞では常に上位を争っており、ここでも上位を狙える。
霧島賞3勝目を挙げた兵庫のキヨマサは、今年新春賞で3着があり、ここでも連下争いなら。
◎7カツゲキキトキト
○8タガノゴールド
▲10ティモシーブルー
△6ドラゴンエアル
△4キヨマサ
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黒潮皐月賞を制し、栴檀特別ではナンヨーオボロヅキにクビ差まで迫ったアルネゴーが回避とあってはナンヨーオボロヅキ断然ムード。ほかの馬たちは距離実績がほとんどないというメンバーだけに、高知優駿に続いての二冠の可能性はかなり高いとみる。
相手は栴檀特別の3、4、5着馬だが、5着だったダイチヴィーゼが巻き返すと見る。4コーナーでは行き場をなくして直線は走る気をなくした感じ。今回鞍上の宮川実騎手では、これまで2勝、2着2回とまだ連対を外していない。
高知優駿で6着だったディアレイカは、その後C3一般戦からC3-1組の選抜戦を連勝。栴檀特別でも4着と調子を上げてきている。
栴檀特別では逃げて3着に粘り込んだのがボルドーアストル。一度だけ1600メートル戦を経験(土佐水木特別5着)しているが、それ以外は1400メートル以下しか経験がなく、さらに距離伸びて前走栴檀特別と同じようなレースができるかは疑問。
◎3ナンヨーオボロヅキ
○8ダイチヴィーゼ
▲4ディアレイカ
△7ボルドーアストル
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3・4歳馬による重賞で、かつては実績的にも負担重量面でも4歳馬が有利だったが、近5年では4歳馬3勝に3歳馬2勝。3着以内馬15頭を見ても、4歳馬8頭、3歳馬7頭と、ほとんど互角の成績。データ的には3歳馬にもおおいにチャンスはあるが、しかしながら今回は3歳馬2頭、4歳馬5頭と、やや寂しい頭数となった。
中心は、昨年3歳ながらこのレースできわどい2着に好走した牝馬のミスタカシマ。その後、ばんえい菊花賞、ばんえいオークスを制し、4歳シーズン一冠目の柏林賞では700キロの重量で圧勝ともいえる内容だった。前哨戦の山鳩賞ではアアモンドグンシンの2着に敗れたが、障害はひと腰先頭で越えており、最後は決め手の差だった。ここは巻き返すと見る。
オープンでは苦戦が続いていたアアモンドグンシンだが、前々走サマーカップでコウシュハウンカイの2着、山鳩賞ではトップハンデでもミスタカシマを力でねじ伏せ復調気配。引き続き、ミスタカシマと一騎打ちか。
負担重量差があってもオープン格付の◎○は有利。これまで重賞で2着3回のキタノユウジロウ、柏林賞2着のコウシュハレガシーが上位食い込みを狙う。
◎6ミスタカシマ
○3アアモンドグンシン
▲5キタノユウジロウ
△1コウシュハレガシー
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牝馬のスーパージンガに三冠がかかる一戦。高知優駿遠征では輸送の影響もあって5着に敗れたが、佐賀ではこれまで負けたのは飛燕賞での2着だけ。古馬重賞初挑戦でどうかと思われた佐賀王冠賞は、別定52キロと斤量に恵まれたとはいえ、全国交流の佐賀ヴィーナスカップを制したハッピーハッピーをゴール寸前でとらえての勝利。ほかは古馬B級で善戦もしくはB級の下位で勝ったという馬たちが相手では、よほどのことがなければ負けないのではないか。
1頭抜けた馬がいるときの相手探しは難しい。2番手3番手の馬が真っ向勝負に行けば惨敗となって、着狙いの伏兵が台頭ということがあるからだ。とはいえスーパージンガを負かしに行く馬がいるかどうかという予想も難しく、能力比較でいえば九州ダービー栄城賞3着で、近走古馬B級で善戦しているオーチンハラショウが相手筆頭となる。
飛燕賞でスーパージンガに土をつけたニュールックだが、九州ダービー栄城賞では決定的な差をつけられ(5着)、その後の成績も古馬B級上位馬が相手とはいえイマイチ。逃げるか2番手でどこまで食い下がれるか。
馬券圏内の可能性は、3歳-1組戦で常に勝ち負けのテイエムヒッパシレまで。
◎2スーパージンガ
○9オーチンハラショウ
▲4ニュールック
△1テイエムヒッパシレ
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ビギナーズカップというレース名のとおり、と言っていいのかどうか、出走9頭中5頭が未勝利で、1勝馬が4頭。その1勝馬にしてもダートで勝った馬と芝で勝った馬がそれぞれ2頭ずつと、なんとも難解なレース。
ならばキャリアの浅い2歳戦ゆえ、北海道のフレッシュ/アタックチャレンジでデビューから5戦連続2着だったというコパノキャリーに期待だ。その勝ち馬には、その後重賞で入着したりウィナーズチャレンジを勝ったりという馬がいるだけに、能力上位は間違いない。
サンエイシャトルはここまで芝で2戦。デビュー戦を勝ち、若鮎賞では1番人気に支持され2着。ダートは未知数だが、能力の高さで押し切れるかどうか。
フェリスウイングは大井デビューで2戦目の1200メートル戦を勝利。若鮎賞は差のある6着だったが、ダートであらためての期待だ。
もう1頭、ダートの勝ち馬は、水沢のデビュー戦を大差で圧勝したラブロック。2戦目、盛岡のダート1200メートル戦では3着に敗れているだけに、ここであらためて真価が問われる。
◎2コパノキャリー
○8サンエイシャトル
▲5フェリスウイング
△6ラブロック
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