
兵庫の重賞としてはもっとも賞金が低い1着賞金250万円とは思えないようなスピード自慢のメンバーが揃った。
サクラシャイニーは、昨年の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIで、前2頭からは離されたとはいえ3着の実績。黒船賞JpnIIIこそ積極的な競馬で9着だったが、それ以外は地元で負けなし。おそらくスタート後の先行争いが激しくなるこのレースで、控えてレースを進められるこの馬には展開的にも向くと見る。
一昨年の覇者エプソムアーロンは、1年以上ぶりの復帰戦となった前走が、中央準オープンから転入初戦のキッズニゴウハンを相手に勝利。着差こそ1馬身だが、最後は相手の脚色をはかりながら手綱を緩める余裕があった。11歳とはいえ衰えはないようだ。
マルトクスパートは4連勝中。前走は、スタート後の先行争いではスマイルヴィジットに遅れをとったが、58キロを背負って直線でとらえて余裕のある勝ち方だった。昨年、一昨年の勝ち馬がいるというメンバーの重賞初挑戦で、そのスピードが通用するかどうか。タガノジンガロで笠松に遠征の木村健騎手に替わって川原正一騎手が手綱をとる。
昨年の覇者エスワンプリンスは喉の手術からの復帰戦が前走。得意の距離ながら4着はやや物足りない感じで、本調子に戻るのは少し先ではないか。
スマイルヴィジットは、昨年はハナを競り合って徐々に後退しての4着。今年は絶好の2番枠に入り、ハナを切ってどこまで粘れるか。
◎7サクラシャイニー
◯6エプソムアーロン
▲3マルトクスパート
△5エスワンプリンス
△2スマイルヴィジット
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インフィニティーのばんえい十勝オッズパーク杯は、障害を先頭で越えたものの、その後、5歳馬2頭とニュータカラコマにじわじわと交わされ、終わってみれば4着。そのときより牡馬は50キロ(オレノココロは60キロ)重くなるという負担重量であれば、そのまま押しきれると見る。
相手にはばんえい十勝オッズパーク杯2着だったコウシュハウンカイ。勝ったオレノココロに別定10キロが課されるとあれば、この馬にもチャンスはある。
昨シーズン後半の重賞戦線で意外な苦戦をしたニュータカラコマだが、最後のばんえい記念で2着に好走。今季も4戦2勝、3着2回と好調を維持しているだけに、昨年の北斗賞以来の重賞勝ちも狙える。
ばんえい十勝オッズパーク杯を制したオレノココロは別定10キロを余分に負担することになるが、5歳にして820キロでチャンピオンカップを制したという実力なら、ここで重量差をも克服するかもしれない。
近走いまいちだが、前走で復調気配のフジダイビクトリー、ばんえい記念を制したキタノタイショウあたりも実績を考えれば好勝負があっておかしくない。
◎2インフィニティー
○5コウシュハウンカイ
▲7ニュータカラコマ
△3オレノココロ
△8フジダイビクトリー
△10キタノタイショウ
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ナムラダイキチの復帰戦は意外な辛勝だった。逃げたセイカアレグロに早めに並びかけたものの、直線でも突き放すことができず、ゴール前でようやくアタマ差先着しただけ。とはいえ昨年の百万石賞以来11カ月ぶりの実戦。叩き2戦目での上昇に期待したい。
ジャングルスマイルは、遠征競馬では苦戦を強いられているものの、昨年秋以降、地元で先着されたのはケージーキンカメのみ。その馬が不在とあれば、今回の相手はナムラダイキチのみ。ナムラダイキチの仕上がり次第では勝てる可能性もある。
セイカアレグロは、冬休み明け後、3着2回に2着3回。相手なりに走るタイプ。前走山代温泉菖蒲湯まつり特別では伏兵タツミリュウに逃げ切りを許してしまったが、ここは巻き返しを期す一戦。
ナムラダイキチの復帰戦で意外な凡走だったのがナンディン。向正面からの3頭の争いに加われず、そのまま4着という結果。スプリングカップは完勝だったものの、中日杯ではジャングルスマイルにも遅れをとっての3着だっただけに、重賞でこのメンバーに入ると、やや劣勢と見る。
ビービーガザリアスはオグリキャップ記念2着のあと転入したが、その初戦は意外な凡走。とはいえ今年3月には園田に遠征して六甲盃でも2着に好走している実力だけに、侮れない存在。
◎2ナムラダイキチ
○3ジャングルスマイル
▲1セイカアレグロ
△12ナンディン
△10ビービーガザリアス
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A1・A2混合による1800メートルのS2重賞で、翌14日の多良岳特別が1400メートルのA1・A2特別。
このクラスのS2重賞または特別で3戦連続連対のプルーフポジティブか、同クラスで2連勝中のマイネルパルフェかという争い。5月4日の菊池川特別では、逃げたプルーフポジティブを早めにとらえたマイネルパルフェが2馬身差をつけて勝ったが、プルーフポジティブには3月のはがくれ大賞典2着という実績があり、それを評価してプルーフポジティブを中心にとった。
セイリオスは昨秋大井から転入してまだ勝ち星こそないが、馬柱の近4走で勝ち馬名にプルーフポジティブ、マイネルパルフェが並んでの掲示板内だけに、この2頭に続く存在。前走北山湖特別ではプルーフポジティブにクビ差2着という惜しいレースもあり、展開やきっかけ次第では上記2頭に割って入る可能性も。
B級のS2重賞や特別で結果を残してきてA級入りしたエイシンガリレイ、キョウワカイザーが、このメンバーにはいってどこまでやれるか。
◎2プルーフポジティブ
○6マイネルパルフェ
▲10セイリオス
△5エイシンガリレイ
△7キョウワカイザー
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一昨年、昨年と2年連続このレースで差のない4着のアウヤンテプイが、いつかはどこかでダートグレードを勝つんじゃないかと思いつつ、今回の中央勢は新興勢力で強力なのに来られてしまった。東京スプリントJpnIIIで1、2着の着順だけ入れ替えて行った行ったの決着となった2頭の力が抜けている。今回もシゲルカガが逃げてどこまで粘れるかというレースになりそうで、ダノンレジェンドのほうが1キロ重くはなるが、57キロは黒船賞JpnIIIで経験しているだけに、さらに連勝を伸ばすと見る。
とはいえアウヤンテプイもここに来て調子を上げてきた。今季初戦は早め先頭に立ってクリーンエコロジーに差されたが、前走のトライアルでは逆に先に先頭に立ったクリーンエコロジーを楽に交わして抜け出した。馬場や展開次第でチャンスはある。
ポアゾンブラックは、北海道に転入後、一度特別戦に登録されたものの回避してぶっつけでのダートグレード挑戦となった。初戦でどこまで仕上がっているか。
連覇のかかるアドマイヤサガスだが、近走のレースぶりから昨年の状態を望むのはどうだろう。
クリーンエコロジーは、転入初戦こそアウヤンテプイを負かしたが、続く前走は完敗。上積みがあれば馬券圏内も。
◎5ダノンレジェンド
◯8シゲルカガ
▲10アウヤンテプイ
△6ポアゾンブラック
△4アドマイヤサガス
△2クリーンエコロジー
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