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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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感動のゴール。第51回一條記念みちのく大賞典はヴァケーションが8馬身差で圧勝!
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 20日(日)、水沢2000mを舞台に「第51回一條記念みちのく大賞典」が行われ、4番人気ヴァケーションが8馬身差で圧勝。鮮やかな逃げ切りを決め、昨年、シアンモア記念以来、2勝目も重賞制覇で飾った。

村上忍騎手「戦法は特に決めてなかったが、結果的に内枠だったので逃げの手になった。道中は力みがなく、リズム良く走れていたので、いい形でレースを運べた。水沢では最後でちょっと差される競馬が続いたから、馬の力を信じて最後まで気を抜かないように心がけた。前回(シアンモア記念)は気が入りすぎて凡走したので、きゅう舎スタッフと相談して調整の仕方を変えたのも良かったかもしれない。ようやくヴァケーションで結果を出せたし、ボク自身も久々(一昨年・不来方賞=マツリダスティール)以来の重賞制覇だったので、非常にうれしいです」

少々、解説をさせていただきたい。シアンモア記念7着は気が入りすぎたのも敗因だったという。実は最終追い切りを村上忍騎手に依頼した。結果、好タイムをマークしたが、これでヴァケーションにスイッチが入ったかもしれない。

競走馬は非常に繊細。このパターンで凡走するケースは決して少なくない。もちろん大一番だから、実戦並みの追い切りは必要だが、中には実戦と勘違いすることもままある。

以上のことを踏まえて陣営は1週前追い切りを村上忍騎手に頼み、最終追い切りはいつも騎乗する調教師補佐が敢行した。結果、力みがなくなり、リズムよくレースを進めることができた。

また村上忍騎手は昨年、重賞未勝利。岩手のトップを張り続けたジョッキーが重賞を1勝もできなかった。おそらく自分自身が一番ショックだったと思う。今回、それをついに払拭。メインコメントに入れなかったが、「ホッとした」とぼそり。久々の重賞制覇の喜びは、想像以上に大きかった。

 続いて畠山信一調教師「シアンモア記念は凡走したが、馬場と調子だったと思う。今回はいい状態で臨めたし、ジョッキーの好判断も勝因。みちのく大賞典を勝って馬運車に名前が刻まれるのが目標でしたから、夢が一つ叶いました。次走予定は昨年と同じくマーキュリーカップです」

レース直後"おめでとうございます"と声をかけると、クールで知られる畠山信一調教師が"やったぜ!"と力を込めて返してくれた。こちらにも感動と興奮がヒシヒシと伝わってきた。

振り返れば鳴り物入りで昨年転入。ちょくちょく匂わしていたが、話は一昨年からあったという。それで茨城の牧場に会いに行ったが、岩手競馬は終盤にさしかかり、馬場の悪い時期には走らせたくないと判断。入厩を春まで待ってもらった。

初戦の赤松杯は2着だったが、久々を考えれば収穫大。やれる手ごたえをしっかりつかみ、続くシアンモア記念を快勝。ヴァケーションを見事復活させた。続いてみちのく大賞典3着からJpnIII・マーキュリーカップでも3着に健闘。以降も王道を歩み続け、年度代表馬に選出されたが、シアンモア記念の1勝のみ。勝負事だから...と語りながら、畠山信一調教師はずっと忸怩(じくじ)たる思いだったに違いない。

畠山調教師「これで、仮に引退した後でも馬運車ヴァケーション号を見ることができる。調教師冥利に尽きます」

改めて言いたい。畠山信一調教師、オーナーの鈴木雅俊さん、担当者の川島学くん、そして村上忍騎手。優勝おめでとうございます!


今週の岩手競馬
25日 メイン11R 「第47回ウイナーカップ」(3歳 盛岡ダート1400m)
26日 メイン12R 「朝顔賞」(B1級 盛岡芝1700m)
27日 メイン11R 「はまなす賞」(3歳準重賞 盛岡芝1600m)

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2023/06/23
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