早いもので暦は間もなく師走、12月に入ります。今シーズンの岩手競馬も残す所あと1ヶ月余りとなりました。
レースの方も次々クライマックスを終えてきて、2歳の南部駒賞に続き3歳のダービーグランプリも、11月20日に終わったのはここでもお伝えした通りです。
しかし、古馬のクライマックスはまだまだこれから。12月に入って早々の12月4日には2500mの北上川大賞典が行われ、12月31日には1年を締めくくる一戦・桐花賞も控えています。これら長距離路線に対しマイル路線は12月17日の白嶺賞、1月9日のトウケイニセイ記念がありますし、2歳戦も寒菊賞-金杯の路線が残っています。
日ごと寒さが増す時期ですが、岩手競馬を最後までお楽しみ下さい。
11月28日・月曜メインレースの『プリンセスカップ』も重要な一戦です。2歳牝馬の全国交流というだけでなく『GRANDAME-JAPAN』シリーズの一戦となっており、残す所2戦となったそのシリーズの中でのポイント争いも熱を帯びています。今回もシリーズポイント保持馬が登場してきており、シリーズを見据えた戦いにも注目が必要ですね。
さてこのレースの本命は、(8)スターインパルスとしました。前走の川崎・ローレル賞は3着。しかしこれはそのレースを勝ったアップトゥユーが非常に積極的かつ強い競馬をしてしまったためで、同型のこの馬は勝馬に終始煽られながらそれでも大きくは崩れなかったという点は評価していいものだったと思います。
これまでの戦績を見る限り逃げ馬らしい強さと脆さが同居している感じでもあり、初遠征となればやってみなければ分からない部分もあるのでしょうが、それでもあの前走、厳しい競馬を耐えたのは強みになると判断しました。
対抗は(10)ダンストンレガーメを。前走・知床賞を勝った後岩手に移籍、今回は岩手代表としての出走です。武器の末脚はしっかりしている点、今週の馬場傾向は先週と違い差しも届きやすい点、水沢での実戦こそ初ですが、調教で慣れているだろう点。その辺が有利な材料になるとみてのピックアップ。
三番手は(6)オルディルです。地元でも決して白星先行ではないのですが、それはぶつかった相手が強かったという印象のある戦績。重賞とはいえ今回くらいのメンバーとならもっと違う結果があっていいのでは。
以下、(9)アイランドノアはまだまだ変わる余地がありそうですし、1400mくらいの距離も手頃なのでは。(11)レッドレイジングは外枠からすんなり動ければ。
●11Rの買い目
馬単(8)=(10)、(8)=(6)、(8)→(9)、(8)→(11)
岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーチャンネル」へ
★オッズパークLOTO 5重勝/11月28日(対象7R~11R)
7R/評価A: 3番 評価B: 9番 穴:1番
8R/評価A: 8番、 2番 評価B: 6番 穴:1番
9R/評価A: 7番、 5番 評価B: 3番 穴:1番
10R/評価A: 4番 評価B: 9番、 7番
11R/評価A: 8番 評価B:10番、 6番 穴:11番