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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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20日メインはC1・焼石岳賞。抜群の破壊力が武器レオナビゲートが主役だ

 先週13日から舞台が水沢に替わったが、前開催(4月4日~4月27日)までとはガラリ一変した。

盛岡開催の期間中、馬場を改修した影響で時計が1秒から2秒もかかるようになった。それにより逃げ馬天国だったが、逆に逃げ馬が苦戦。差しタイプでも十分に届く馬場になった。

加えて水はけが非常によくなり、多少の雨では影響なし。ジョッキーたちも非常に乗りやすくなったと異口同音に話していた。

果たして今週はどのような馬場なのか。岩手はゲリラ豪雨に見舞われたところも多かったが、水沢は影響があったか。まずは第1レースからしっかりチェックして、馬場傾向を把握してほしい。

20日メインはC1級「焼石岳賞」(水沢1600m)、10頭立て。活きのいい4歳馬がそろい非常に楽しみな一戦となった。

主軸にレオナビゲートを指名。中央5戦0勝ながらダートで4着2回の実績を引っ提げて転入。初戦は5ヵ月ぶりの実戦だったが、2着に6馬身差をつけて圧勝。

2戦目はハイペースがたたって2着に敗れたが、3戦目を完勝。C2をアッサリ卒業した。

続いて舞台が盛岡に替わってヒライズミナンバーに水を開けられた2着。移籍直前の東京ダート2100mを大敗。左回りに課題を抱えていた。

しかし盛岡2戦目で山本聡哉騎手はうまい騎乗をした。終始、外に馬を置いて壁を作ってレースを進め、直線勝負に持ち込んで快勝。前走も同様な形で道中を進め、直線一気に突き抜けて7馬身差で圧勝。盛岡を克服できたのが最大の収穫となった。

今度は安心して見ていられる水沢コース。先行馬の動向を確認しながら直線抜け出し、3連勝に王手をかけた。

モルフェワインは北海道2勝、浦和1勝、北海道2勝、川崎0勝から転入。当初2戦は2、3着止まりだったが、マイル延長を味方に目下2連勝。距離延びて本領を発揮した。

コース替わりもおそらく大丈夫。レオナビゲート=菅原勲調教師、モルフェワイン=小林俊彦調教師。騎手時代に続いて宿命のライバルが調教師として雌雄を決する。

このラインに割って入るのがミナスジェライス=板垣吉則調教師。中央から再転入後、6戦5勝3着1回。自慢のスピードが冴え渡っている。

今回は同型の出方、距離延長など条件厳しいが、逃げの手に出れれば驚異的な粘りを披露する。

インピースは前回勝ち上がって焼石岳賞に臨んできた。追い込みタイプながら、盛岡より水沢向き。特にマイル戦での安定度抜群。ペース速くなれば一気突き抜けるシーンまで。

アルファジニアスは相手なりに駆ける堅実さが身上。4戦連続で2着にまとめている。最後の詰めに課題を残すが、一連の安定度からマーク欠かせない。

テンショウティアラも好調キープ。前走、ペースにも恵まれたが、見事な直線抜け出しを決めた。軽視すると痛い目に遭う。

◎(10)レオナビゲート
〇(4)モルフェワイン
▲(7)ミナスジェライス
△(9)インピース
△(6)アルファジニアス
△(2)テンショウティアラ


<お奨めの1頭>
2R マリノエトワール

前走は半年ぶりの実戦だったが、元B2の底力を見せて圧勝。叩かれてさらに気配アップし、連勝もらった

2015/06/19
レース展望
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『震災復興 子ども達に夢と笑顔を』/マンボプリンスのマクリ脚が炸裂する!

★村上忍騎手 地方競馬通算2500勝達成
 6月14日の第1レースにおいて、村上忍騎手が地方競馬通算2500勝を達成しました。岩手競馬では菅原勲騎手・小林俊彦騎手(いずれも引退)に次ぐ歴代3人目の記録。現役騎手の中では単独トップの勝ち星数となります。

 同騎手は1994年デビューで今年が22年目。岩手歴代1位の菅原勲元騎手は地方通算4127勝、同2位の小林俊彦元騎手は地方通算3788勝の記録を残しましたが、それぞれの「21年目終了時点」の勝利数は菅原勲元騎手が2551勝、小林俊彦元騎手が2127勝。村上忍騎手のペースは『菅原勲元騎手よりやや遅く、小林俊彦元騎手より速い』といえます。
 しかしながら菅原勲元騎手・小林俊彦元騎手とも、キャリア終盤までコンスタントに年間150勝を挙げ続けました。村上忍騎手が先の2騎手にどこまで迫る事ができるか?はこの先の活躍にかかっています。



 6月15日のメインレースはB1級の『震災復興 子ども達に夢と笑顔を』ダート1800m。10頭が戦います。
 今週から水沢競馬に開催が変わったわけですが、前回の水沢開催終了後にコースの砂入替工事が行われました。それによりコースの傾向がやや変化し、この土日は先行馬が止まり気味な結果が続いています。
 前回・2010年の入れ替え時はどちらかというと先行馬に有利なパターンになったので、今回も近い傾向が出るかと思っていたのですが、ここは"予想"が外れた形になりました。
 基本的には「全体に重めでパワーを要求される馬場」になっているものの、内側がより深めで、よほど力がないと先行逃げ切りは難しい。ただし力がいる馬場ゆえ馬群の中で揉まれ込むと割って出るのも簡単ではない・・・という感じです。

 そんな事を考えながらの本命は(5)マンボプリンスです。前走は高速決着過ぎて出番がありませんでしたが、それ以前に見せていた、やや時計がかかる馬場でのマクリ脚は信頼できるもの。今の水沢の馬場傾向はこの馬の脚質に合うと思えるだけに、後は道中で極端に不利な位置に置かれなければ差し届くチャンスは十分にあるはずです。

 相手は(4)ユナイテッドボス。今季はA級スタートになってしまった事もあって勢いに乗れていませんが、昨冬の、B1級での堅実な戦いぶりが本来の姿ですし、そろそろそれを期待しても良い頃合い。本来は好位差しができるタイプなのも、今の馬場に合いそうな一頭。
 三番手は(3)サダルスードを。掲示板圏外→圏内へと徐々に上昇を見せているのは昨年同様。その昨年、6月の水沢開催でシーズン初勝利を挙げている点を今年にも重ね合わせたい所。どちらかと言えば軽めの馬場が合いそうなタイプゆえ▲評価。
 あとは(1)イマジンジョン、(10)コスモイフリート。(1)は水沢でこそ、この辺の距離でこそだし1枠も通常は好枠。ただ、今は最内枠はあまり良い材料ではないので控えめに。(10)は脚質と馬場傾向のマッチはベストなのですが、さりとて1800mの10番枠はちょっと外過ぎ・・・で、これも控えめに留めました。

●10Rの買い目
馬単(5)=(4)、(5)=(3)、(4)=(3)、(5)→(1)、(5)→(10)

岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーチャンネル」へ

2015/06/15
レース展望
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14日メインはB1・ねむの木賞。岩手2戦2勝ナリタメロディがスピードで圧倒

先日、岩手県競馬組合から転入条件の緩和について通知があった。

【現行】4歳以上で格付賞金10万円未満の馬は転入出来ない。ただしJRA及び南関東からの転入馬除く。

【改正】現状の競走馬資源を鑑み、緊急的措置として第4回水沢競馬から第11回水沢競馬まで(6月27日~H28年1月11日)の間、上記規定を適用除外とする。

 この緩和によって入り口が大幅に広くなった。改めて―になるが、岩手には右回り、左回り両コースがあり、さらに地方競馬では唯一、芝コースもある。

オーナーさんにお願いします。競走馬には適材適所があります。愛馬の可能性を求めて是非、岩手競馬に転厩させてみませんか。よろしくお願いします。

14日メイン(9R)はB1級・水沢1600m「ねむの木賞」、11頭立て。最大58キロから54キロまでのハンデ差も影響しそうな一戦となった。

主軸はナリタメロディ。とにかく2連勝の強さが圧巻。自慢のスピードを前面に、盛岡ダート1600m、1200mを破格タイムで逃げ切った。

ネックは1周1200mの小回り水沢対応。折り合い面に課題を残しているのも否定できず、コーナー4つをこなせるか否か。

結論は可能と見た。外枠発走だが、それでも逃げ必至。単騎逃げが打てるメンバー構成ならマイペースでいけるはず。最軽量54キロの軽ハンデも後押しする。

シャークは今年も驚異的な勝負根性は健在。2勝2着2回3着1回とすべて馬券対象を果たしている。一度3着は1800m・駒形賞。マイル以下で最大能力を発揮する。

不安は58キロのトップハンデ。過去最高は56キロで未知の負担重量を背負うことになる。420キロ台の小柄な牡馬に厳しいかもしれないが、先行馬は行き切ってしまえばおそらく大丈夫。うまく2番手をキープし、流れ込みを期待する。

リトルキングは前走8着の敗因ははっきり。JRA馬相手に加え、転入後では初めての芝。レースを見ても明らかに戸惑い、追走にも手こずっていた。

それでも直線では鋭く伸びて勝ち馬から1秒まで差を詰めたのはさすが。ベストの水沢1600mに戻り、反撃のお膳立ては整った。

コスモナダルは今季着外に沈んだのはスローに泣いた駒形賞7着のみ。他はオール連対。追い込み馬でこの安定度は評価に値する。流れ速ければ突き抜けるシーンまで。

レディアントデイズはシーズン2戦目から連勝。ムラなタイプがひと皮むけた。ここ2戦4着はJRA交流戦である意味仕方なし。地元同士の戦いなら首位まで十分。

オメガベントレーは盛岡3戦で4着最高。反応ひと息だったが、水沢は1勝2着1回と自在脚が冴え渡った。コース替わって巻き返しに意欲。

ほかにもカネツパワー、イキナヤツなど侮れず、思った以上に難解な一戦となった。


◎(10)ナリタメロディ
〇(6)シャーク
▲(9)リトルキング
△(1)コスモナダル
△(7)レディアントデイズ
△(4)オメガベントレー


<お奨めの1頭>
6R アフリカンブルー

転入初戦の強さに舌を巻いた。C2ではモノの違いが明らかだし、走破タイム1分12秒5はB級以上でも通用。迷わず追いかける手

2015/06/13
レース展望
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今週から戦いの舞台は水沢。開催替わり初日はB1・1600m。主軸はロケットボールだ

今週13日(土)から舞台は盛岡から水沢へ。開催替わりは荒れることで定評あるが、盛岡競馬のとき馬場の砂を総入れ替えした。時計が相当かかるとの話だから、頭を完全に切り替えなくてはならない。

しかも金曜日午後から土曜日にかけて雨模様。この降雨がどこまで影響するか。正直なところ実際に走ってみないと分からない。

参考までに今シーズンの特別開催から前開催までのデータを紹介してみたい。極端に先行有利の傾向だった。

◇水沢1300m・脚質別連対率(全71R)

逃げ 54回(38%)
先行 67回(47・2%)
差し 17回(12%)
追込 4回(2・8%)


スタートして300mで1コーナーに入るため内枠、そして先行馬が有利。これが定石だが、特に今季は1番枠の連対率が54・9%!。2回に1回以上、連対を果たしているのは強烈だ。また逃げ、先行馬を合せて85%の連対率も恐ろしい。


◇水沢1400m(全93R)

逃げ 61回(32・8%)
先行 69回(37・1%)
差し 42回(22・6%)
追込 14回(7・5%)


逃げ、先行有利は変わらないが差し連対が22・6%と一気に増える。枠順の有利不利が少ないのが1400m戦。ただ1番枠は連対率23%。包まれると明らかに苦戦となる。


◇水沢1600m(全24R)

逃げ 15回(31・3%)
先行 18回(37・5%)
差し 12回(25%)
追込 3回(6%)


差し連対が1400m戦よりさらに増えている点に注目。あとは1番枠の連対率37・5%、2番枠が29・2%。昨年は外枠有利だったが、今季は内枠有利の傾向がはっきりと出ている。果たして今開催の水沢はどう出るか。


 13日メインはB1級・水沢1600m戦「平庭闘牛大会つつじ場所賞」、12頭立て。コース替わり歓迎の馬が多く、難解さに輪をかけている。

主軸はロケットボール。南関東C1から転入初戦、鮮やかなまくりを決めて9馬身差で圧勝。これ以上ない岩手デビュー戦となった。

通算2勝馬だったが、羽田盃8着の実績はダテではなかった。不安点は小回り水沢への対応力。デビューが門別で南関東移籍後も大井1場のみ。つまり1周1600mの広いコースだけを使われて盛岡も同じ1600m。

これが1周1200mの水沢でも末脚をさく裂させることができるか、どうか。しかもフルゲート12頭立て。最終的に総合力でリードと判断したが、馬群をさばくのに苦労するようだと脚を余す可能性もある。

逆転筆頭はピースワントゥルー。中央7戦0勝からの転入だったが、岩手ではすべて3着以上。抜群の安定度を誇った。

しかし前走は伸びを欠いて5着。初めて馬券対象から外れたが、それでもタイム差は0秒5差。今度は6戦4勝2着1回3着1回の水沢コース。実際、水沢の方が反応が鋭く反撃に燃えている。付け加えるなら水沢1600mは内枠有利。絶好の2番枠を引き当てた。

スパンコールはシャープな切れが最大のセールスポイント。前走も直線鋭く伸びて2着を確保した。展開に左右される面あるが、メンバー構成からだと明らかにハイペース模様。

マンセイグレネードは南関東から里帰り初戦で豪快なまくりを披露。ひと皮むけて帰ってきたが、以降は展開にも泣いて3着止まり。コース替わりに活路を開きたい。

ジャイアントスターは前走9着に沈んだが、久々の1200m戦にとまどったか。今ならマイルの方が合い、反撃一考。

オーバートゥループは同型との兼ね合いがカギだが、こちらも水沢歓迎。スンナリなら軽視できない。

◎(10)ロケットボール
〇(2)ピースワントゥルー
▲(6)スパンコール
△(11)マンセイグレネード
△(1)ジャイアントスター
△(4)オーバートゥループ


<お奨めの1頭>
8R シークロム

中央未勝利から転入初戦のスプリングカップを快勝。続いて北斗盃2着にまとめて再転入し、はまなす賞2着。ここでは実績が違いすぎる



2015/06/12
レース展望
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今週から戦いの舞台は水沢。開催替わり初日はB1・1600m。主軸はロケットボールだ

今週13日(土)から舞台は盛岡から水沢へ。開催替わりは荒れることで定評あるが、盛岡競馬のとき馬場の砂を総入れ替えした。時計が相当かかるとの話だから、頭を完全に切り替えなくてはならない。

しかも金曜日午後から土曜日にかけて雨模様。この降雨がどこまで影響するか。正直なところ実際に走ってみないと分からない。

参考までに今シーズンの特別開催から前開催までのデータを紹介してみたい。極端に先行有利の傾向だった。

◇水沢1300m・脚質別連対率(全71R)

逃げ 54回(38%)
先行 67回(47・2%)
差し 17回(12%)
追込 4回(2・8%)


スタートして300mで1コーナーに入るため内枠、そして先行馬が有利。これが定石だが、特に今季は1番枠の連対率が54・9%!。2回に1回以上、連対を果たしているのは強烈だ。また逃げ、先行馬を合せて85%の連対率も恐ろしい。


◇水沢1400m(全93R)

逃げ 61回(32・8%)
先行 69回(37・1%)
差し 42回(22・6%)
追込 14回(7・5%)


逃げ、先行有利は変わらないが差し連対が22・6%と一気に増える。枠順の有利不利が少ないのが1400m戦。ただ1番枠は連対率23%。包まれると明らかに苦戦となる。


◇水沢1600m(全24R)

逃げ 15回(31・3%)
先行 18回(37・5%)
差し 12回(25%)
追込 3回(6%)


差し連対が1400m戦よりさらに増えている点に注目。あとは1番枠の連対率37・5%、2番枠が29・2%。昨年は外枠有利だったが、今季は内枠有利の傾向がはっきりと出ている。果たして今開催の水沢はどう出るか。


 13日メインはB1級・水沢1600m戦「平庭闘牛大会つつじ場所賞」、12頭立て。コース替わり歓迎の馬が多く、難解さに輪をかけている。

主軸はロケットボール。南関東C1から転入初戦、鮮やかなまくりを決めて9馬身差で圧勝。これ以上ない岩手デビュー戦となった。

通算2勝馬だったが、羽田盃8着の実績はダテではなかった。不安点は小回り水沢への対応力。デビューが門別で南関東移籍後も大井1場のみ。つまり1周1600mの広いコースだけを使われて盛岡も同じ1600m。

これが1周1200mの水沢でも末脚をさく裂させることができるか、どうか。しかもフルゲート12頭立て。最終的に総合力でリードと判断したが、馬群をさばくのに苦労するようだと脚を余す可能性もある。

逆転筆頭はピースワントゥルー。中央7戦0勝からの転入だったが、岩手ではすべて3着以上。抜群の安定度を誇った。

しかし前走は伸びを欠いて5着。初めて馬券対象から外れたが、それでもタイム差は0秒5差。今度は6戦4勝2着1回3着1回の水沢コース。実際、水沢の方が反応が鋭く反撃に燃えている。付け加えるなら水沢1600mは内枠有利。絶好の2番枠を引き当てた。

スパンコースはシャープな切れが最大のセールスポイント。前走も直線鋭く伸びて2着を確保した。展開に左右される面あるが、メンバー構成からだと明らかにハイペース模様。

マンセイグレネードは南関東から里帰り初戦で豪快なまくりを披露。ひと皮むけて帰ってきたが、以降は展開にも泣いて3着止まり。コース替わりに活路を開きたい。

ジャイアントスターは前走9着に沈んだが、久々の1200m戦にとまどったか。今ならマイルの方が合い、反撃一考。

オーバートゥループは同型との兼ね合いがカギだが、こちらも水沢歓迎。スンナリなら軽視できない。

◎(10)ロケットボール
〇(2)ピースワントゥルー
▲(6)スパンコール
△(11)マンセイグレネード
△(1)ジャイアントスター
△(4)オーバートゥループ


<お奨めの1頭>
8R シークロム

中央未勝利から転入初戦のスプリングカップを快勝。続いて北斗盃2着にまとめて再転入し、はまなす賞2着。ここでは実績が違いすぎる



2015/06/11
レース展望
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