松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。
今年もこの日がやってまいりました。年末大晦日の大一番・重賞桐花賞です。伝統の一戦として関係者みな力が入りますし、結果次第では今季の岩手の年度代表馬争いにも影響が出てくる重要な戦い。どんな結末になるのでしょうか。
ざっと過去データをおさらいしておくと、まず1番人気・2番人気馬が安定しています。過去10回の1番人気馬の成績は(6-1-1-2)。2番人気馬は(2-2-1-5)。4番人気馬も(1-4-1-5)と堅実で、結局1番人気・2番人気・4番人気馬が過去10回中9勝2着7回という事ですね。
一方で3番人気馬はなんと(0-0-0-10)。「桐花賞は意外に荒れる」という印象がありますがそれはその通りで、人気上位馬が堅実だけどもそれだけでは決まらず、どこかに人気薄が飛び込んでくる事が多いためにそういうイメージになるのでしょう。「人気馬+手頃な人気薄」を上手く組み立てるのが馬券戦略のカギです。