松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。
7月15日・月曜はマーキュリーカップJpnIIIが行われます。予想の前に天候と馬場状態の話から。
空梅雨空梅雨と言われた今年の梅雨ですが、西日本が梅雨明けした今頃になって雨が降り続く様になりました。盛岡も先週の木曜・金曜と比較的強い雨が続き、そのために13日・土曜日の盛岡競馬は芝のレースがダート変更になるような状況に。
14日・日曜は日中は強い雨は降らずコース状態も回復傾向、土曜日の「不良」から「重」になり、後半の方はコースの砂もだいぶ乾いてきたな・・・という印象でした。
しかしこれを書いている日曜夜半は再びの雨になっています。15日・月曜は馬場状態がいくらか悪化した状態からのスタートになるでしょう。
土曜・日曜のレースのタイムを5~6月の盛岡開催と比べるとダートは2秒ほど速め、芝は逆に2秒ほど遅めかなという感じです。
ダートは持ち時計がある馬・重不良が得意な馬が活躍していますね。先の盛岡開催よりかなり速めの決着が多く、例えば春に転入してきて盛岡の経験が少ない馬は、先の盛岡開催での成績があてにならなくなっている例も多いように感じます。
芝はかなりノメる状態のようです。綺麗な芝でこその本格的な芝馬より芝ダ兼用のパワータイプの方が相性が良さそう。月曜の芝レースは後半の7Rと11Rで回復が見込めるにせよ、切れ味で戦うような馬は持ち味が活かせないかも・・・と思っておきたいですね。
●10Rの買い目
馬単(2)=(9)、(2)=(3)、(3)=(9)、(2)=(13)、(2)→(4)、(2)→(7)
岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーチャンネル」へ