松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。
南部杯が終わってひと息ついた感がありますが、岩手競馬はこれからが真っ盛りなんですよ!
なにせ、このあと来年1月14日のシーズン終了週まで、なんと13週連続で重賞レースを開催!来週の10月27日・28日、11月24日・25日などは二日連続重賞開催など盛りだくさんです。
いや、予想する方としてはなかなかたいへんなんですけど、大レース連続はやっぱり楽しいですからね。皆さんにもぜひお楽しみいただきたいもの。
昔は・・・って言うと年寄り臭くなりますが、OROパークが出来る頃の岩手競馬は南部杯が終わると2歳の南部駒賞・東北サラ3歳ステークス、明け3歳になってからの金杯、3歳のダービーグランプリ、古馬の北上川大賞典と桐花賞くらいしか重賞がなかったんですよね。あとはここにアラブの重賞が4つほど。ああ、アラブのレースを入れると結構多いか。
当時の年末年始開催ではアラブの総決算・紫桐杯、サラの総決算・桐花賞、そして明け3歳の金杯が連続して行われていて、年末年始は慌ただしくも楽しかったものです。
近年は世代別・距離別に路線が分かれてどこが「総決算」という位置づけも薄れてきた感じですが、逆に見ればいろいろな楽しみかができるという事。岩手競馬もこの後13週にわたって様々なドラマが待っているのだと思います。