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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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夏の締めくくりビューチフル・ドリーマーカップ/やはりショウリダバンザイだ

 長かった暑い夏もそろそろ終わりですねえ。盛岡は先週くらいからぐっと秋めいてきて、気温は30度くらいになるのですがカラッとした感じの空気になりました。
  去年は9月に入ってもしつこく続く残暑に悩まされましたが、今年はどうやら、いつもの岩手らしくお盆が過ぎた所で秋モードに切り替わってくれたようです。朝晩は寒いくらいで、家で仕事をしていても捗る捗る・・・捗ってるかな・・・?
 折しも先の23日には、冬の水沢開催追加が正式に発表されました。盛岡開催終了後の12月10日(土)から来年の1月9日(月)まで、計3開催のべ14日間という予定です。
 今のところ開催日のみですが、追って重特の予定も発表されるとの事。恐らくは桐花賞が定位置の大晦日に移動するでしょうし、金杯やトウケイニセイ記念など年始の水沢を彩る重賞の復活の可能性も高いと思います。
  おおよそ1年ぶりという事になる水沢開催、今から待ち遠しいのですが、一番寒い時期になるのは心配だなあ。去年みたいな豪雪に見舞われなければいいなあ・・・と気にしてみたり。まあ、実際に始まってみれば雪が少々降っていようが積もっていようが、水沢に行きたくて仕方なくなると思いますけどね!ホルモン食べなきゃ!!
 



  さて、月曜は夏を締めくくる牝馬の祭典・ビューチフル・ドリーマーカップです。昨年は遠征勢有利の下馬評を覆して岩手・マイネベリンダが優勝、非常に痛快な思いをさせてくれましたが、今年は、どうも遠征勢が強そうに感じます。
  本命は北海道の(8)ショウリダバンザイで、ちょっと仕方がないでしょう。南関で重賞2勝、地元でもノースクイーンCを連覇。それぞれのレースのレベルの高さを考えると単に"重賞4勝"という以上の価値がある実績ですし、牡馬混合重賞でも好結果を残し、5月のコスモバルク記念では岩手ロックハンドスターに約3馬身先着しています。
  前回の岩手遠征時、09年の南部駒賞ではロックハンドスターに9馬身近く引き離された4着で、レースの際もあまり目立った印象が無かったのですけれど、今はその頃のイメージで見てはいけない模様。坂のあるコースが始めてという不安点はありますが、実績・近走の成績あわせ、優勝に最も近い位置にいると判断します。
  対抗はちょっと捻って(11)ファンタジックキーでどうでしょうか。距離経験はないものの血統はいかにも中距離向きですし、前走の敗戦も岩手に来て2戦目だったと思えばまだ変わる余地がある。いきなり勝てるかどうかは未知数としても堅実な戦いは期待できそう。
 三番手は(12)キャニオンルナ。前走は確かに嵌った感ありますが非常に強いレースだったのも確か。勢いに乗った牝馬は追いかけるべし。
 
 岩手の3歳二冠牝馬(5)アンダースポットはそろそろ疲れが心配ですが、これまでのように先行粘る形に持ち込めればそう大きくは崩れないはず。最後は底力に期待、か。
 また、(2)ガッテンモントレーはコスモバルク記念でマチカネオイカゼから4馬身差のレースでした。今度はこちらが地元戦、ここに目標を絞ったローテーション。ならばその4馬身は詰められる・・・、という計算はできるでしょう。あくまでヒモ候補かもしれませんがこの馬に一点。
 

●10Rの買い目
馬単(8)=(11)、(8)=(12)、(8)=(5)、(8)=(2)
 

岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーステーション」へ

2011/08/29
レース展望
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28日はダ1000mが舞台・田瀬湖賞。距離経験が豊富フレンズフェアリーを主軸抜擢

 28日メイン「田瀬湖賞」(C1)の舞台は盛岡ダート1000m。通常、C1クラスは芝レースをのぞくと1400mか1600mのみ。必然的に結果も好調度、実力どおりに決まるケースも多いが、1000m戦になると話は別。好調度、実力に加え、距離適性が勝敗を大きく分けるファクターとなり、一転してどの馬が勝ってもおかしくない一戦に変身する。


 それを象徴したのが芝1000mだったが、7月9日のB1級・FM岩手杯。優勝ビュレットライナーから9着リキアイタイリンまで0秒3差という大接戦。ハナ、クビ、そして同着とまさに横一線でゴールし、ファンはスピード満点、迫力満点のレースに興奮した。


 個人的な意見だが、1000m戦は芝ダートを問わず各クラスともまんべんなく、もっともっと増やして欲しい。できれば月1回ぐらいの頻度で実施してくれれば番組のヴァリエーションも広がる。1000m戦を生観戦したファンも異口同音に最高におもしろかったと感想を語っていた。


 さて本題。先に記したFM岩手杯にナイトストーカーズがC1から強気に挑戦。菅原辰徳騎手を背に、果敢に逃げて結果6着ながら、わずか0秒2差。持ち味のスピードを存分に発揮し、見せ場をたっぷり作った。


 続く姫神賞(B2 芝1000m)で2着に逃げ粘り、このメンバーでは適性一番だが、この2戦の反動もあって前走13着に大敗。確かに距離も長かったが、何ら抵抗することなく早めに馬群に沈んでしまった。

 しかし、逃げたい馬が絶好の1枠を引き当てたのは強運。アッサリ逃げ切るか、はたまた凡走するのか。非常に迷うところだ。


 ◎はフレンズフェアリー。おそらく人気は低いと思うが、あえて主軸に抜擢する。一貫して北海道で走り、そのほとんどが短距離戦に集中。特に1000m戦は18戦2勝2着2回3着4回。いかに下級線だったとは言え、このキャリアは見逃せない。門別1000mの持ちタイム1分00秒7。コースは違ってもC1なら勝ち負けに持ち込めるタイムだ。


 オメガユーロスターは今季1勝2着2回。ここ2戦は8、11着と振るわず、それで短距離に活路を求めてきた。2年前、姫神賞(芝1000m)へ駒を進めてウメノレイメイの0秒6差3着。ウメノレイメイといえば1000mのスペシャリストで名を馳せ、オープンタイトルも獲得。それを考えればダートでも適性を発揮する可能性も十分ある。


 アポロパトリオットは前走・JRAvs岩手競馬第2戦で見事1着。鞍上・菅原俊吏騎手がインからスルスル抜け出し、JRAジョッキーをアッと言わせた。近走2、1着にまとめ、調子もグングン上り調子であるのは間違いない。


 残るは1000m適性。岩手転入後はほとんど1600~1800m戦を使われ、最短でも1400m戦の一度のみ。B1特別・白神賞だったが、10頭立て7着。強調できる内容ではなかった。


 ところがJRA時代の1勝はダート1200m戦。走破タイム1分14秒1はともかく、厩舎サイドでは短距離に適性ありと踏んでいたようだ。久々の短距離戦にとまどわなければ好勝負になるかもしれない。


 セイントネイティブもjRA・岩手騎手交流戦で吉田豊騎手とのコンビで快勝。なんと39戦目にしてようやく両目を開けた。元々、3歳時にはA級で走っていた実績があり、2勝目が遅すぎただけ。


 1000m適性は未知数だが、ずっと道中で脚を貯める競馬に徹しており、逆にそれを考えなくていい短距離戦は向く可能性も秘めている。


 いずれにせよ様々なファクターが入り混じり、改めて1000m戦はおもしろいと思った。あとは結果がついてくれれば最高だが...。


◎(11)フレンズフェアリー
○(8)オメガユーロスター
▲(1)ナイトストーカーズ
△(9)アポロパトリオット
△(5)セイントネイティブ

3連単は11、8、1の3頭軸から9、5を3着押さえ。計22点
馬複は 8-11、1-11、9-11、5-11、1-8


<お奨めの1頭>
11R ブラストクロノス

前走はマイネベリンダには離されたが、サクラマジェスティの追撃を封じて2着。平場の鬼は今年も健在だ 

2011/08/27
レース展望
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27日はA級二組・盛岡ダ1600m戦。ツルマルヤマトに絶好のチャンス到来

 27日メインはA級二組「長者伝説の里かねがさきレース」、盛岡ダート1600m戦。当初、スクリームイーグル、マルブツコンバット、クリスティラビットらの登録があり、いずれも人気を集めたが、相次いで回避。俄然、ツルマルヤマトには有利な材料がそろった。


 『三つ子の魂百まで』とはよく言ったものでツルマルヤマトはその典型。中央時代、2着3回3着3回と成績安定し、一度はタイム差なし2着もあったが、最後の詰めが甘く未勝利。


 その後、名古屋、園田と転籍したが、それぞれ3着、2着が一度あったが、ついに勝つことができなかった。


 岩手転入は今年6月。A級二組・B1混合戦で相手にも恵まれたが、豪快なマクリを決めて快勝。待望の初勝利を飾り、これで弾みがついたと解釈されて3戦連続で1番人気。ひとまず期待に応えることはできたが、2着3回3着1回。あと一押しが足りず、いまだ両目を開けることができない。


 しかし今回は相手が大幅に弱化。一連の走破タイムでも一丁も二丁も抜けており、絶好の勝機。今度こそスッキリ勝って以降の活躍につなげたいところだ。


 本命は迷わなかったが、2着争いが混戦。各馬が一長一短に加え、順調さを欠くメンバーも多いが、アルマダが相手候補に落ち着く。


 アルマダの一長は持ち前のスピード。中央1勝(ダート1000m)から転入し、初戦を逃げて3着に粘った。逆に一短は脆い面。マイペースに逃げた初戦3着に対し、前走はスクリームイーグルに早めに交わされて失速。直線で馬群に飲み込まれて3秒6差しんがり8着に沈んだ。


 ただ、今回は板垣厩舎はツルマルヤマト、アルマダ、ウメノレイメイの3頭出し。ツルマルヤマトがアルマダを突付くことはまず考えられないし、仮に他の陣営が絡んでも後ろにツルマルヤマトが控えて無理しないに違いない。


 そうなるとアルマダはマイペースの逃げが打て、本質的には短距離向きだろうが、気分良く4コーナーを回ったら押し切るシーンも十分にありえる。


 この板垣ラインに割って入るのがユメユメユメ。父アザムールはキングジョージを含めてGⅠを4勝。母父ヌレイエフで期待も高かったが、東京芝2000mの1勝にとどまり、障害1戦を経て転入した。


 中央時代は芝をメインに使われてきたが、ダートでも3着の実績。このタイプは岩手で成功を収めるケースも多く、初戦から注目してみたい。


 マルブツコンバットは奥手が昨年開花。B1から強気の挑戦・桂樹杯(盛岡芝1600m)を快勝し、A級ダート戦でも1勝をマークした。


 今年はその反動と、まだ本調子を欠いて5戦とも着外。得意の芝でもここ2戦・せきれい賞7着、桂樹杯8着を伸びがひと息だった。とは言っても桂樹杯は1秒差。今回は大幅にメンバーが甘くなっただけに成績度外視で狙ってみたくなる。


 ウメノレイメイはアルマダ、ツルマルヤマトと同厩。アルマダ、ツルマルヤマトのラインに乗り、スンナリの流れになりそう。距離が長くても残り目があるかもしれない。


◎(1)ツルマルヤマト
○(8)アルマダ
▲(7)ユメユメユメ
△(6)マルブツコンバット
△(2)ウメノレイメイ


3連単は1、8、7の3頭軸から6、2を3着押さえ
馬複は 1-8、1-7、1-6


<お奨めの1頭>
7R タグライディーン

今季2戦後、2ヶ月近くの休養があったが、復帰して近走は連続2着。本来の動きを取り戻し、今度は勝つ

2011/08/25
レース展望
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フレンドリー競走が2レース/10Rは地元マイネルフューラーで!

 この月曜日はJRA交流フレンドリー競走が二鞍行われます。今回の予想はこの2つのレースを中心にお伝えします。
 なお、条件はいずれも「岩手3歳3勝以下・JRA未勝利」で、8Rが芝の1700m、10Rがダートの1600mとなっています。



★8R/フレンドリートロフィー エメラルド賞
 JRAの(10)コスモアンドリューが優勢と見ます。ここまでは7戦して最高が2着1回ですが、マイル前後の走破タイムがコンスタントに良いし先行力も十分。今年になって堅実さを増してきているのも魅力です。
 一息後になりますが休み明けもあまり気にしないようで特に心配しなくて良さそうです。一応気にするとすれば馬体重の大幅増減でしょうか。

 対抗もJRAから(6)ムーンパイロット、三番手もJRA(9)ディープロミオで。(6)は小倉の未勝利戦で1番人気にも支持されるくらいになっており未勝利脱出寸前でした。それでいて勝ちきれないあたりは確かに微妙ですが、休み明けひと叩きで初の地方遠征、心機一転を狙いたい所。(9)は恐らく前走は度外視可、それ以前に見せていた先行力で評価したいですね。

 この辺りが有力だとは思いますが、今日になって不確定要素が増えました。雨です。◎以下3頭は芝の重不良の経験がないのがちょっと心配な点。もしかすると、例えば(7)シュクモモコのように重馬場はむしろ歓迎だったり、(8)オーソリタティヴのような初芝の不利を天候がカバーしてくれそうな馬が食い込んでくるかもしれません。

●8Rの買い目
馬単(10)=(6)、(10)=(9)、(6)=(9)、(10)=(7)、(10)=(8)



★10R/フレンドリートロフィー オニキス賞
 こちらはダートのマイル戦になります。出走は11頭。本命は岩手の(7)マイネルフューラーを指名しましょう。
 岩手の、といっても6月に転入してきたばかり、その前はJRAで5戦・地方交流を2戦使って未勝利の、実質的にはJRAの遠征馬と変わりのない馬です。
 しかし、転入後は2戦2勝、初戦のダートでは圧勝、2戦目の芝も着差は少ないもののきっちり勝ちきっており、この2戦の経験がものを言いそう。
 実際、JRA時代の戦績なども遠征馬とそれほど大きな差は感じません。ならばコース経験の分有利という計算。

 対抗も同様の理由で(10)キーフォース。2走前に盛岡の交流戦に出走して2着の実績があるのが強みですし、今日もその時同様に不良か少なくとも重になる可能性が高いのもプラス材料では。
 (2)レオマジェスティは芝のみの経験ですが全て1番人気か2番人気と素質を評価されている馬。ダート未経験の不利をこの雨が少しカバーしてくれるなら面白くなりそうです。ただ、お隣(3)タマモウィッシュはどうも地方のレースで先行してくるタイプ、間違いなく先行争いのライバルになるでしょうから、その辺の兼ね合いがうまくいけば・・・の前提付きか。
 あと一頭押さえるなら(1)マレンカヤ。有力どころが前々で意識し合えば展開利があるかもしれません。

●10Rの買い目
馬単(7)=(10)、(7)=(2)、(7)=(3)、(7)=(1)、(10)=(2)


岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーステーション」へ

2011/08/22
レース展望
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21日は2歳第一弾の特別・若鮎賞。3戦3勝エスプレッソが母仔制覇を果たす

 21日メインは今シーズン第一弾の2歳特別「若鮎賞」、舞台は全馬初の盛岡芝1600m。当初の登録が8頭だったが、ウインハーモニー、リアルサンボーイ、エムオーミスターがキャンセル。


 ウインハーモニー、リアルサンボーイはトレーニングセール出身馬でデビュー戦を快勝。仮に出走すれば人気の一角を形成したが、ウインハーモニーは馬房内で軽くぶつけて自重。リアルサンボーイは熱発のため。そしてエムオーミスターは14日の新馬戦を使ったばかりで、それぞれ回避した。


 結果、5頭立ての少頭数となったが、今年の2歳戦線を占える好メンバーがそろった。その上、全馬が初のマイル戦で未知の部分が多く、波乱も十分に考えられる。


 主軸はエスプレッソ。デビュー戦の芝1000m戦を4番人気で出走。スタートで出遅れながらも4角先頭で圧勝したが、1番人気エトセトラが外方逸走のアクシデントがあり、その被害をこうむった馬も少なくなかった。


 それゆえフロック勝ちと見られる向きがあり、2戦目も3番人気にとどまっていた。しかし逃げたハルトリーゲルを子供扱い。何と2秒差の大差をつけて圧勝し、一気に頭角を現した。


 前走は連闘で臨み、若干疲れも残ってタイムは平凡だったが、2着に0秒4差をつけ、無敗3連勝を飾った。この成績から1番人気も当然だが、不安点がない訳ではない。3開催連続で出走し、いくぶん気合い不足と盛岡トラックマン。それとデビュー戦の勝ちタイム1分0秒7はここに入ると見劣るからだ。


 ある意味で試金石の一戦となるが、母パラダイスフラワーはデビュー2戦目から連戦連勝。若鮎賞も制し、旭川で行われたエーデルワイス賞(当時:GⅢ)も優勝。2歳頂点を極めた強豪牝馬。おそらくエスプレッソも母と同じ道を歩みそうで、抱えている不安をアッサリ一蹴するに違いない。


 ハルトリーゲルは2歳新馬戦の勝ち馬第一号。能力検査でアスペクトに大差ぶっち切られ、7番人気の低評価だったが、2番手から鮮やかに抜け出して快勝。2歳戦に強いファリスエフ産駒らしい勝ちっぷりだった。


 続く2戦はアスペクト、エスプレッソに完敗を喫したが、ダート戦に敗因を求めることができ、今回は舞台が芝。反撃に転じて当然だろう。


 マーライオンパークは2戦2着に惜敗したが、3戦目の芝1000mで見事な逃げ切りを決め、待望の白星をマークした。メンバーは大幅に強化されたが、芝1600mで絶好の1枠。ハルトリーゲルの出方次第だろうが、すんなりマイペースに持ち込めば持ち味の粘り強さを発揮できる。


 ワタリドラゴンも3戦目に初勝利を飾った。走法を見るとダートよりも芝向きの印象だし、何よりも叩かれながら良化一途をたどっている。マイル延長も母父アンバーシャダイなら望むところ。


 キモンパーティーも気にはなったが、デビュー1戦のみのキャリア。ネオユニヴァース×カーリアンの良血牝馬で不気味さたっぷりだが、他の馬が実戦3度に対するとちょっと分が悪そうだ。


◎(4)エスプレッソ
○(2)ハルトリーゲル
▲(1)マーライオンパーク
△(3)ワタリドラゴン


3連単は4、2の1、2着折り返しから1、3へ
馬複は 2-4、1-4、3-4


<お奨めの1頭>
8R コスモティーピー

前走は早めに交わされて最後一杯3着に敗れたが、内から差し返す根性を見せた。敗れてなお強しの一戦

2011/08/20
レース展望
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