この25日・月曜と26日・火曜、JRAの騎手の皆さんを交えたイベントが続けて行われます。
まず25日は盛岡市前潟の『イオンモール盛岡』にて夕方18時30分より、JRAの福永祐一騎手・川田将雅騎手・藤岡佑介騎手が、岩手からは南郷家全騎手・高松亮騎手が出演してのトークショーが開かれます。JRAの騎手はいずれも岩手で重賞を勝った事があるお馴染みですし、岩手の南郷騎手は24日のひまわり賞を制したばかり。盛り上がるトークが期待できそう。
ついで26日。先のJRA三騎手がポニーと共に釜石市の保育園を訪問します。実はJRAの騎手の皆さんは、東日本大震災の被災者を競馬を通じて支援していこうというプロジェクト『フレンドシップ3.11』のメンバー。翌日はそれぞれ各地で調教があったりするために時間が限られる中、早朝からスタートして各自の許される限度まで、目一杯活動する事になりました。
先週の戸崎騎手の募金などもそうですが、こうして各地の騎手や競馬関係者の皆さんの応援・支援があるという事は実に心強いですよね。
岩手は相変わらず大きな余震も続いているのですが(土曜日なんかは競馬をやっている最中に緊急地震速報が飛んできて焦りましたよ・・・)、皆さんの応援をうけて少しずつ日常生活に、かつての「日常」に、戻っていければいいな、と思います。
本命に指名するのは、悩んだあげく(4)スマートスペンサーを採りました。ここ2戦は条件交流戦を使って連続3着ですが、前走などは先行しぶとく粘っていますし二走前は当時JRA所属のマイネルプロートスに6馬身あまり先着。これなら力量は十分でしょう。
また、その前走ではコーナーでちょっともたつくような印象がありました。過去の戦績をみても、初勝利こそ福島ですが全体的には小回りよりは大きなコース向きに思えます。その点も盛岡コースに替わるのが有利になりそうです。
(10)オウシュウサンクスが対抗。圧勝続きの2連勝で対岩手勢では優勢間違いなし。対JRA勢でも遜色はない力があると思います。ただ、勝ってはいるものの今季はどうも、本来の動きではないような気がするんですよね。
岩手の馬同士だとほぼ1対1の形になって戦いやすいけれど、JRA勢が複数競り合ってきた時は・・・とちょっと深読みしての対抗評価にしてみました。
三番手はこれもJRA、(9)アウトストラーダ。中央場所のフルゲートではなかなかうまくいきませんが、地方の比較的少頭数・緩めの展開ならもっとやれるはず。鞍上もこういうレースでは信頼できます。
以下、岩手勢の中から好調な(5)バルパライソトート、(7)ストリートダンスをピックアップ。どちらもここに来てレース内容の良さが目につきます。ある程度展開に注文がつくかもしれませんが、スムーズに流れに乗れれば、上位争いに加わっておかしくないと思いますよ。
●10Rの買い目
馬単 (4)=(10)、(4)→(9)、(10)→(9)、(4)→(5)、(4)→(7)