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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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<次走へのメモ>7月19日 せきれい賞、7月20日 マーキュリーカップ
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7月19日 第31回せきれい賞(3歳以上・地方競馬全国交流 盛岡芝2400m)

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(せきれい賞 写真・佐藤到)


1着 コスモヴァシュラン
 カネショウエリートが逃げ、2番手にカクテルラウンジ、その外にケイジーウィザード。インにボスアミーゴ、外にコスモバルクの隊列。
 コスモヴァシュランはスタート直後、先団から離れた後方5番手の位置だったが、徐々に前へ接近して内と外と離れていたが、コスモバルクをマークする形でレースを進める。


 ラスト800mからピッチが上がり、コスモバルクが3番手に進出し、連れてコスモヴァシュランもスパート。3コーナーから一気に仕掛けると3〜4コーナーで先頭。直線入り口では後続に4、5馬身離してセーフティリード。
 コスモバルクも必死に追い上げにかかったが、その差は詰まるどころかさらに突き放して7馬身差。通算2勝目が重賞制覇、コスモバルクを破る大金星をあげた。


「芝向きの馬だとは分かっていたが、まさかコスモバルクを破るとは思わなかった。あまり離されずに追走し、コスモバルクが動いたのを見てスパート。一瞬はいい脚を使う馬だが、先頭に立つのが早すぎた。それでソラを使わないか心配だったので、最後まで気を抜かずに追ったら7馬身差。こんなに離して勝ったことにもビックリした。今までマイル前後ダートで忙しい競馬が合わず着止まりだったが、今回は条件も流れもすべてこの馬に向いた。」と町田直希騎手。


 コスモヴァシュランは中央8戦0勝2着1回から一昨年7月に川崎・河津裕昭厩舎へ転籍。追い込み一辺倒の脚質のため1勝のみ。しかし昨年9月、OROカップへ挑戦したところ、前が塞がる不利がありながら0・7秒差(7着)。この結果から盛岡芝適性があると踏んで今回のせきれい賞へ挑戦してみたと河津調教師。


 また町田騎手は06年、12番人気のビービートルネードに騎乗。低評価を覆して優勝した実績があった。今回も思い切った騎乗が見事はまり、9番人気の単勝8950円の高配当を演出した。
「まだC1級の条件馬だが、せっかくの権利を行使してオールカマーに挑戦してみたい気持ちもある。あくまでもオーナーと相談の上だが」と河津調教師。


2着 コスモバルク 
「押し出されて逃げの手になるかもしれないが、できれば2、3番手で競馬をしたい」(田部調教師)の希望どおり、不利を受けない5番手外につける。1周目4コーナーで掛かる仕草をちょっとみせたが、小林騎手がうまくなだめる。
 向正面に入って徐々に前へ接近し、3番手まで進出。いつでも抜け出せるかと思ったが、まったく伸びずモタモタしっぱなし。鞍上・小林騎手が手をしごいても反応がひと息で出し抜け的に先頭に立ったコスモヴァシュランに離される一方。
 直線を向いてもピリッとする訳ではなくジワジワと伸びるのがやっと。2着は確保したものの7馬身差もつけられてしまった。


「水しぶきが飛び散る不良馬場に泣いた感じ。こんな経験がなかったのが敗因かも」と田部調教師。
また小林騎手は「返し馬でも落ち着いていたというか元気がなかった。走る気がなかったようです」と語っていた。


 折りからの激しい雨で極端な不良馬場。陣営も折り合いと馬場を最も心配していたが、その不安がずばり。ただ、それらを割り引いても7馬身は離されすぎ。馬体重も久々に500キロを割り、パドックでも気合いがもう一つ。厳しい言い方だが、迫力を取り戻すには相当の労力が必要かもしれない。


3着 ソーユアフロスト
 前半は後方待機策に徹し、3コーナーからスパート。前にいたカネショウエリート、ボスアミーゴの脚色が一杯となるところ大外から鋭く突っ込んで3着に食い込む。ペースは速く見えなかったが、先行馬で最先着がカネショウエリートの4着。思った以上にタフさを要求される競馬となった。


第13回マーキュリーカップ(Jpn? 盛岡ダート2000m)

(マーキュリーカップ 写真・佐藤到)


1着 マコトスパルビエロ
 スマートファルコンが楽にハナに立つと思ったが、マコトスパルビエロ=安藤勝己騎手が手をしごいて先手をアピール。それを見てスマートファルコンがスッと控え、マコトスパルビエロが逃げ、2番手にサカラート、3番手外にスマートファルコンの順で落ち着く。
 テン3ハロン36秒0だけはちょっと速かったが、その後は12秒台から13秒に落として前半1000mが62秒0。交流レースでは決して速くはなく、むしろスローに近い流れ。安藤勝己騎手が絶妙のペースで逃げた。


 3コーナー過ぎからサカラート、スマートファルコンが徐々にマコトスパルビエロに接近し、直線入り口ではスマートファルコンが並び、一瞬交わすシーンもあったが、そこからが安藤勝己=マコトスパルビエロの真骨頂。
 二の脚を使ったというより、直線まで脚を貯めていたのを我慢させ、満を持してスパートをかけると再びジワジワと突き放して4馬身差。逃げ馬のお手本になるような絶妙なペース配分で完勝。安藤勝己騎手は待望の初重賞をマコトスパルビエロにプレゼントした。


「能力がある馬なのでスタートさえ決まれば逃げの手に出るつもりだった。道中、馬がリラックスして走っていたので直線でまた伸びてくれるだろうと思っていた。コーナー回りが下手な馬だが、今回はスムーズ。長い距離ならこれからも楽しみになった」と安藤勝己騎手。


「賞金を加算させて選択肢を増やしたかったので是非、勝ちたかったレース。涼しくなる秋まで夏休みを取ってビッグレースに向かわせたい。その前に一度叩くと思うが、具体的なレースは決めていない」と鮫島調教師。


 意表を突く逃げから絶妙のペース配分から鮮やかな逃げ切り。これまでモタモタしていたのがウソのような快走劇。安藤勝己騎手の手腕によるものも大きいと思うが、これでマコトスパルビエロはひと皮むけた印象。広いコースでコーナーワークさえうまくこなせれば、ビッグタイトル獲得も決して夢ではないはず。


2着 スマートファルコン 
 マコトスパルビエロが先手をアピールしたのを見て、無理をせず3番手に控える。道中の手ごたえも悪くなく、3コーナーからスパートをかけて直線で一旦先頭に立ったが、そこからの伸びが案外。今回は2着確保が精一杯でダートグレードの連勝は6でストップした。


「太いとは思わなかったが、ちょっと余裕があったかも。馬も落ち着きすぎて行く気もなかったから、2着は仕方なしかも」と岩田康訓騎手。


 さきたま杯からレース間隔が1ヵ月半もなかったが、それでもプラス20キロの504キロ。名古屋大賞典でも501キロだったが、今回は放牧から戻って2週間あまりでの出走。まだ仕上がり途上の感は否めず、レースでもシャープさがもう一つだったようだ。
 加えて盛岡ダート2000mは直線の上り坂を2度通過しなければならず、最後で伸びを欠いたのはそれも理由だったかもしれない。


3着 サカラート
 終始2番手を追走し、スマートファルコンといっしょにスパート。マコトスパルビエロ、スマートファルコンの間に入り、苦しい流れだったが、最後まで気力は衰えなかった。
 裂蹄の持病を持ち、名古屋大賞典から直行だったが、山元トレセンで入念に調整。栗東帰郷後も週に1回程度、坂路で追い切りマイナス4キロで出走。さすがに往時の張りは薄れていたが、体はきっちり仕上がっていた。
「盛岡とは相性がいい。9歳馬だが、盛岡みたいなコースならまだまだ戦力になる」と中舘騎手。


4着 エスケーカントリー
 前半は後方5番手に待機し、3コーナー手前からスパート。4コーナーで4番手まで進出しメンバー最速の36秒1の上がり脚を駆使したが、前の3頭で決着したように追い込みタイプには苦しい流れだった。

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2009/07/21
レース回顧

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