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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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スーパーアグリ撤退に思う
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 突然ですがカーレースのフォーミュラワン(F1:エフワンって読むとなんか軽いので、略さずにフォーミュラワンと呼ぶ方が好きです ^^;)の話です。
 2008年5月6日、日本からF1世界選手権に参戦するスーパーアグリF1チームが資金難を理由に選手権から撤退することを発表しました。スーパーアグリは元F1ドライバーで表彰台に上った経験もある鈴木亜久利氏が立ち上げたプライベートチームで、一昨年の06シーズンに初参戦。モータースポーツの最高峰と言われるこの舞台に、チーム結成からわずか4ヶ月でマシンをスターティンググリッドに並べただけでも関係者を驚嘆させるに十分だったのに、昨年はなんと上位入賞して選手権ポイントを獲得するという快挙をやってのけました。
 興味の無い方は「ほとんどいつもビリの方を走ってるだけじゃぁ〜ん」と思うでしょうが、現代のフォーミュラワンは巨大自動車会社の威信を賭けた戦場。メルセデスベンツやBMW、あるいはフェラーリの名を掲げるフィアットグループなどがしのぎを削り、日本からはトヨタがドイツに、ホンダがイギリスに本拠を置いて参戦しています。そんな戦場に鈴木亜久利氏個人の情熱のみを原動力に(ホンダの強力なバックアップがあたにしろ)プライベーターとして飛び込んで行くのは、ほとんど時代錯誤か夢物語といって良いぐらいのことでした。そう、地方競馬から中央競馬のGIに毎週出走馬を出していると例えるのが、規模の比較から言ってもちょうどいいのではないでしょうか。そのカク地馬が毎回善戦し、ついに掲示板の右隅ながら入賞を果たしたとすれば盛り上がりは想像出来ますよね。
 そんな輝かしいチームも提携先が資金を出してくれなくなってしまえば、天文学的予算が必要と言われるF1世界では一瞬で消し飛んでしまいます。鈴木亜久利氏もホンダをはじめいろいろな企業・グループに協力を要請したようですが、世界的な不況に見舞われている今の世の中、救いの手はついに見つからなかったようです。
 元F1レーサーで現在はTV中継の解説を担当している片山右京氏は、番組の中で「今度のことは日本人とF1の関わり方をもう一度考え直す必要がある」と語っていました。中継の中ではあまり多くを語らなかった右京さんですが、私は彼が現役だった頃、F1マシンのほとんどに日本企業のスポンサーロゴが入っていた時代といまの現状を比較して出た言葉のように思います。当時はバブルとF1ブームに湧き大量のジャパンマネーがF1の世界に流れましたが、しばらくすると経済の衰退とブームの終息に伴い、日本の企業名は波が引くように消えてゆきました。やはり一時的な流行ではなく、ものごとが文化として定着するにはひとりひとりの絶えることのない気持ちが必要なんだと、そう言いたかったのではないでしょうか。

 と、こんなことを考えていて私はふと競馬も同じなのではないかと思いました。欧州ではカーレースがスポーツ文化として受け入れられています。日本でも血の気の多い若者の遊びという見方ではなく、文化として定着して欲しい。同じように、JRAだけでなく地方競馬が岩手の、あるいは北海道の、岐阜の、高知の、佐賀や他すべての地方競馬を持つ都道県の文化として定着して欲しい。経済的側面の影響は免れませんが、それよりも住民ひとりひとりに、地方競馬が地域の文化として受け入れられてくれれば…
 フォーミュラワンと馬。どちらも私の大好きなレーシングスポーツについて、そんなことを考えてみました…

(文・佐藤到)

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2008/05/14
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