23日(日)メイン10レース(発走16:15 当日は全11レース)はオッズ・パーク株式会社協賛「オッズパーク賞」。A級馬による水沢1600m戦で新年度開幕初日(4月5日)に控える「栗駒賞」へ向けても重要な一戦となった。
主軸に“春男(はるおとこ)”の異名を取るダンディキングを指名する。06年(3歳)、七時雨賞、スプリングカップを連勝。07年もエクセレント競走(A級)3着から栗駒賞を制し、この季節に絶対の自信を持っている。
加えてマイルまでを最も得意とし、今回の水沢1600mはベストとも言える条件。このレースを勝って弾みをつけて栗駒賞連覇といきたいところ。
しかし逆転候補も結構そろっている。まずハルサンヒコだが、昨年夏までは相手なりに駆ける堅実さの半面、決め手の甘さに泣いていたが、地元重賞となった土砂降りのダービーグランプリで豪快に抜け出して圧勝。それを境に本格化、岩手の根幹重賞・北上川大賞典でもテンショウボスの2着と気を吐いた。
本質的にステイヤーで忙しいマイルがカギを握るが、成長一途の今なら距離不足もアッサリ克服するに違いない。
古豪ブラーボウッズも健在だ。550キロの巨漢馬ながら久々をまったく苦にしないタイプで、昨年は前記ダンディキングを豪快に捲くって一蹴。ネックは着順が安定しないことだが、それならばむしろ今回が狙い頃とも言える。
昨年12月16日、白嶺賞(オープン 水沢1600m)で鮮やかな後方一気を決めたダイワフォーチュン。小回り水沢に加え、スローペースに落とされながら上がり35秒3!の脚を披露して周囲の度肝を抜いた。それは今でも語り草となっている。一瞬の脚勝負派なので使いどころが難しいが、ツボにはまれば白嶺賞の再現まで十分にあるだろう。
他ではすんなりマイペースに持ち込めた際のジュリア、折り合いつくベリーメリーホークを押さえたい。
◎ ?ダンディキング
○ ?ハルサンヒコ
▲ ?ブラーボウッズ
△ ?ダイワフォーチュン
△ ?ジュリア
△ ?ベリーメリーホーク
馬複は6−7、4−6、6−9、4−7
3連単は6、7、4のボックスを厚めに。高配当狙いなら9から入る手も
<お奨めの1頭>
6レース トーセンエンパイア
B1でも入着を果たした実績を考えればC2は恵まれすぎた。岩手初勝利はほぼゲット