(今年も元旦の朝に行われた、恒例『チャグチャグ馬コの初詣』)
1月14日の開催をもって、岩手競馬は無事、長い冬休みに入りました。
4月のシーズンスタートから、ゴールデンウィークもお盆も年末年始も休み無く突っ走ってきたわけですが、これから約2ヶ月間競馬がないと思うと、なんだか物足りないような気がしますね。もっとも馬がいる限り厩舎での世話は休みということはありませんし、その上この冬は人も馬もかなりの数が活躍の場を求めて遠征していますので、そんな関係者には“ウインターヴァケーション”なんて無縁でしょうが… とりあえず取材・撮影対象がなくなる我々報道関係者は、「では、良いお年を」と挨拶を交わして競馬場を後にしました。そう、やっぱり競馬が終わらないと正月もやってこないですよね。
話は変わりますが、ついに恐れていたことが起こってしまいました…
先日の全国ニュースで、「盛岡市で最低気温−22度」という報道が伝えられました。「マイナス22ってすげーな、みんなよく生きてるな!」と、地元の友人からもメールが届いたりしています。
ご存じの方も多いとは思いますが、これは以前から『本州で一番寒い集落』として有名な旧玉山村の藪川地区で記録されたもの。藪川は北上山地の真っ直中に位置し、いわゆる平成の大合併によって2006年から盛岡市の一部になりました。以来いつかはこういうことになるだろうとは思っていましたが、やはりという感じです。奥多摩の気温を出して、「東京は○○度」と言っているようなものですよ! ちなみにこの冬いちばん冷え込んだ今朝の気温をみると、玉山区藪川−23.1度・盛岡市−11.2度ですからね。全然ちがうでしょ!?……え?やっぱり市内もじゅうぶんに寒いって?……そうですね。。。
昨冬は記録的な暖冬で競馬場の馬場にもほとんど積雪が無く、「こんなことなら休まないで競馬やってれば良かったね」という声も聞かれましたが、今年はこの後どうなるでしょうか? いずれにしろ次の岩手競馬は3月20日春分の日。ファンの皆様、ここまで岩手競馬をご愛顧いただきありがとうございました。m(_ _)m 春からも、変わらずよろしくお願い致します!
(文/写真・佐藤 到)
p.s.
休催期間中の当ブログですが、いまのところ方針が決まっておりません。おそらく昨年同様、不定期更新ということになると思いますので、時々アクセスしてみて下さいませ。