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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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馬インフルエンザ禍
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 2週間ぶりのご無沙汰でした。
この間、競馬界はインフルエンザ問題で大激震となり、ついにこちらでも感染馬が発見されてしまいました。岩手ではJRAからの第一報があった直後に、中央から転入してきたばかりの競走馬を検査(結果は陰性)。もちろんその後の馬の転入・転出を凍結するなどの自衛をしていましたが、しかしそれでも完璧な防疫というのは難しいのだと思います。
 もうみなさんも良く知っていると思いますが、馬インフルエンザは極めて感染力の強いウィルス性呼吸器系疾患で、現在では全ての競走馬と多くの乗用馬がワクチン接種を受けています。しかしこのウィルスは変異型が発生しやすく、今回流行したウィルスとはワクチンの型が合わなかった模様。また型が合ったとしても4割程は感染してしまうという報告もあり、相当やっかいなものです。
 馬インフルエンザウィルスは、発症馬の死亡率は0.1%程度と死に至ることは少ない反面、潜伏期間は1〜3日と短く爆発的な感染力を持ち、発症した馬の治療には2〜3週間を要するそうです。また最近の報道では空気感染すると言われていますが、学術書によると飛沫感染、つまり唾液や鼻水の飛散により伝染するとされています。とはいえおそらくは呼気中の水分だけでも伝搬されるでしょうから、競走馬の厩舎のような密集した状態では同じ空気を吸っているだけでもうつると思った方が良いのかも知れません。
 今週末の岩手競馬は、出走馬に対する検査・陽性馬隔離などの対策を施した上で開催されることになりました。いまはただ、全ての関係者が適切な対応をし、岩手競馬や他全国の中央・地方競馬場で一日も早い終息宣言が出されることを祈るのみです。


 8月15日に行われたクラスターカップ、今思えばJRAから馬インフルエンザの発生報告がされるまさに前日におこなわれ、普通に開催されたのは“滑り込みセーフ”といったところでしたね。レースを圧勝した武豊騎手は水沢グレード競走初勝利。これに気を良くしたわけではないでしょうが、たくさんファンサービスをしてくれました。この日競馬場を訪れ、武騎手の笑顔に魅了されたファンも多かったのではないでしょうか。
武騎手も、「こっちは(前日に騎乗した)佐賀より暑いですね。このところ岩手からは明るいニュースが聞こえて来ませんでしたが、ファンも熱く、とてもいい競馬場だと思います。本当に頑張って欲しいですね」とのコメントを残していきました。「今ある日本の競馬場は全て騎乗した」と言う武豊騎手。芸能人並みの扱いを受ける中央のスター騎手でありながら、どんな小さな地方の競馬場でも乗鞍があれば飛んでいき、行かないときでも気に掛けているとは、さすがですね。
全国にはこのように岩手を気に掛けていてくれる騎手や関係者、そしてファンの皆様がたくさんいるのだということを肝に銘じ、私も頑張って生きたいと思います。

(文/写真・佐藤 到)
※参考文献・獣医感染症カラーアトラス 文永堂出版(株)

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2007/08/23
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