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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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1月31日、川崎記念。なぜオウシュウクラウンは大差負けを喫したのか
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 1月31日、川崎競馬場で行われた今年最初のG?「第56回川崎記念」(川崎競馬場 2100m)の取材に行ってきた。このレースには岩手からオウシュウクラウン、テンショウボスの明け4歳馬2頭が挑戦した。
 前者オウシュウクラウンは大晦日12月31日のファン投票・桐花賞を快勝して見事復活。一方のテンショウボスは桐花賞で3コーナーから早めにまくりをかけ、一発勝負に出たものの0・2秒差4着に敗退。しかし、続くトウケイニセイ記念で待望の重賞タイトルを獲得し、上昇ムードは明白。また今後の岩手競馬を占う意味でも興味尽きない一戦となった。
 本題に入る前に両馬の臨戦過程を若干お伝えしたい。岩手競馬は先月1月15日をもってひとまず2ヶ月半の休養に入ったが、その後もオウシュウクラウンは盛岡競馬場、テンショウボスも水沢競馬場で調教を継続できた。本来なら15日以降、両競馬場の馬場が閉鎖されてしまうのだが、G?の晴れ舞台に向かうのであれば…と岩手県競馬組合も全面協力。通常開催どおりコースにハロー掛けを行い、加えて暖冬にも味方されて両馬とも順調に攻め馬を消化。1月20日にまずオウシュウクラウンを盛岡で積み、続いて水沢に寄ってテンショウボスをピックアップして2頭で仲良く川崎競馬場へ移動した。
 幸い長距離輸送の疲れもなく、オウシュウクラウンは長坂厩務員、テンショウボスは阿部英俊騎手とのコンビで翌日21日から川崎競馬場で調教を再開。またオウシュウクラウンは主戦の小林俊彦騎手が九州(M&Kジョッキーズシリーズ)遠征から途中、川崎へ立ち寄って最終追い切りを敢行。半マイル(4ハロン)50秒9の好タイムを馬なりでマーク。またテンショウボスの方も阿部騎手を背に、一杯に追って半マイル50秒ジャストを出して好調さをアピールした。
 さて当日。オウシュウクラウンは前走比マイナス2キロの499キロ、テンショウボスも増減なしの528キロ。とほぼベストの状態で出走にこぎつけ、パドックでも落ち着いて周回していた。


 ところが予期せぬアクシデントが発生した。本馬場入場後、返し馬に向かったオウシュウクラウンが、あろうことか暴走。小林騎手は必死に抑えようとしたが、歯止めが利かず馬場を2周半も全速力で走り続けてしまった。場内に馬体検査のアナウンスが流れ、数分後に競走除外の発表があったが、それはオウシュウクラウンではなくゴールデンイースト。オウシュウクラウンはいわゆる放馬した状態と同じとなりながら、ギリギリ(おそらく)のところで出走に支障なしと判断されて出走となったようだ。
 とは言っても全速力で走った直後のレースではさすがにオウシュウクラウンも堪えた。一周目スタンド前では折り合いがつかず、向正面で早々と失速。なんとかゴールにはたどり着いたが、1着ヴァーミリアンから離されること18秒!ブービーのゲットザサミットからでも12秒3の大差しんがりで入線した。
 一番心配したのは鼻出血とか故障だったが、幸い大事には到らなかった。最初から電光掲示板に載れればいいのでは…というのが正直な気持ちだったので、仮に返し馬で暴走しなくても勝ち負けできるとは思っていなかった。それでもレースで力を出し切れずに終わった今回の川崎記念は陣営にとっても不本意だったに違いない。
 一方のテンショウボスは11着。岩手勢には非常に残念な結果となってしまったが、これに懲りず是非、もう一度チャレンジして欲しい。そう願っている。

 

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2007/02/02
レース回顧

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