オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。青山周平がスタート伸びていく
最終日3日目は2日目に続いて良走路でおこなわれる見込みが高い。なおかつ曇りがちな空模様になりそうで、雨の初日より2日目の気配が参考になりそうだ。
中村雅人や佐藤励より先に番手を上げる可能性が十分にある青山周平が、同期の佐藤摩弥を退けて素早く台頭する。その青山周に準決勝戦で敗れたがレース後半の行きアシ目立っていた高橋義弘が、絶好の枠を得た決勝戦で首位争いするか。春先のグレード戦線からずっと好機力をキープしている平田雅崇も同様に枠が魅力。佐藤励と中村雅は後半どこまで追い上げてくるか。
◎ 8 青山周平
○ 2 高橋義弘
△ 7 佐藤励
▲ 6 中村雅人
穴 3 平田雅崇
おすすめの買い目
8ー2=763
穴なら
3=2-867
文/鈴木
6R...スタート残せれば村田光希が逃げる
今節2日目の村田光希はレース終盤に人見剛志と山本翔に交わされたが、10メートル後ろの松井大和のスタートを残して逃げ態勢を作れた。ここも軌道に乗ればペースを掴んで逃げよう。
◎ 1 村田光希
○ 7 久門徹
△ 2 松井大和
▲ 6 岡部聡
穴 3 五所淳
おすすめの買い目
1=7-263
穴なら
3=6-721
7R...やや外寄りの枠でも丹村飛竜が飛び出す
松尾彩が最内枠から先行して逃げに持ち込むケースもあるが、底力で大きく上回る丹村飛竜と中村杏亮は近況の出足の切れも良く、連なって先頭集団を形成する。長田稚也が試走タイムを3.2秒台まで上げてきた際は注意を払いたい。
◎ 5 丹村飛竜
○ 4 中村杏亮
△ 2 松尾彩
▲ 7 松尾啓史
穴 6 長田稚也
おすすめの買い目
5=4-276
穴なら
6=2-547
8R...篠原睦が十八番のカマシを決める
全員が横一線に並ぶ形なら篠原睦がカマシスタートを決めて一気に先頭まで駆け上がるか。大木光も前節の地元G2から早めに動けているし、山本翔もこの枠なら外枠勢より先に抜け出すシーンが十分にありそうだ。
◎ 7 篠原睦
○ 3 山本翔
△ 6 大木光
▲ 5 藤岡一樹
穴 4 佐々木啓
おすすめの買い目
7=3-654
穴なら
4=3-576
9R...黒川京介が存在感をアピール
20メートルの角度があると6車並びの大外枠からいきなり先行できるかどうかは微妙ながら、道中のスピード高い黒川京介が他車を捌いて優出を決めよう。人見剛志がエンジン好仕上がりで3日目のレース後にも「スタートいい」と語っており、20線の最内枠から展開リード。同様にスタートいい浜野淳と、エンジン上昇してきた丸山智史も上位争いできる。角南一如はここ一番に好スタートを放つケースあり。
◎ 7 黒川京介
○ 2 人見剛志
△ 6 浜野淳
▲ 5 丸山智史
穴 4 角南一如
おすすめの買い目
7=2-654
穴なら
4=7-265
文/鈴木
有吉辰也が鮮やかなスタートを決めた!
0ハン単騎の村瀬はマイペースで走っていた。しかし、20線から先行した有吉がまずは西をパス。その後、村瀬との距離を詰め、冷静に仕掛けるタイミングをうかがっていた。そして、交わせると判断するとインに突っ込んでいった。試走一番時計をマークした鈴木圭は、序盤で金子大をまくり、悪くない位置に付けることができた。ただ、2番手に浮上するまでにやや時間がかかってしまった。有吉と一対一に持ち込んだ時にはリードを作られており、追い込み届かず準優勝だった。
今回の優勝戦の焦点は20線に5車並んだスタート争いだったが、優勝した有吉は見事にトップスタートを決めてみせた。道中で同ハン勢を捌くのと、スタートで他の車を置いて出るのとではレース展開が大きく変わってくる。以前は『カミソリスタート』との異名を得ていた武器が今回の優勝戦でも遺憾なく発揮された。有吉の次の出番は久々の開催となる飯塚オート。地元でも魅力ある走りを見せてくれそうだ。
外枠勢による三つ巴戦
予報によると、29日から30日にかけて雨模様で、まずは濡れ走路で予想。雨での技術および実績は5~7号車が他4名を圧倒している。この3名、今節初日の雨走路はいずれも勝利できなかったが、今月10日におこなわれた浜松デイレースG1『ゴールデンレース』準決勝戦を鈴木圭一郎と金子大輔はそれぞれの出走レースで大差勝ち。対して有吉辰也は浜松の雨を今年は前述した1度しか走っておらず、整備用のデータや実戦に乗った経験に乏しい点で、逆転候補の3番手評価にとどめた。
西翔子は今節初日4着のレース後 雨用に調整したけど乗れなかったと述懐。デビュー3年目の村瀬月乃丞は浜松の雨経験は昨年7着と今節初日4着のわずか2走と、まだ実績を挙げられていない。近年は伊藤信夫や中村友和の方が雨走路をこなせている。
もし走路の回復が早くて良走路(もしくは近い状態)になった場合でも、鈴木圭一郎の速攻の切れ味は一段とアップしそうだ。
◎ 7 鈴木圭一郎
○ 6 金子大輔
△ 5 有吉辰也
▲ 1 村瀬月乃丞
穴 3 中村友和
おすすめの買い目
7=6-513
穴なら
3=6-175
文/鈴木
大月が速攻で抜け出し、ブッチ切りの優勝!
20線から先行したのは吉田恵だったが、2周目のホームストレッチで大月が差して2番手に立つ。前は山中が逃げていたが、思ったほどペースが上がっていなかった。3周3コーナーで大月が山中を交わして先頭を奪取。そこからは一人旅だった。実力者・早川は内山高を抜くのに苦労していたが、5周目に内山を含め中団を交わし、ゴール前では吉田恵をも捕えて2番手入線。しかし、大月が見事に後続を振り切ってみせた。
大月は2節前から今のエンジン『ハイプ』に乗り換わっているが、その後の調整が実り、最高の結果を出した。大月は今年2度目の優出にして、今年の初優勝。自身では通算5度目の優勝となった。これまではエンジンが安定せず、成績も散発傾向にあったが、このエンジンはベースが良さそうなので次に待っているG2稲妻賞でも大いに見せ場を作れそうだ。