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栗原佳祐が早くも今年2度目の優勝
開催最終日は曇り空ながら重走路で開始。8レース・9レースでは本走タイム3.4秒台が出るまでに走路が乾いてきていたが、10レースから小雨が降り始めて12レースは重走路での決勝戦となった。
8号車の鈴木圭一郎が試走で7号車の金子大輔から大きく離され、計測されたタイムも金子大の3.55秒に対して鈴木圭は3.62秒。オッズは栗原佳祐が1番人気。わずかな差で金子大が2番人気に支持された。
レースが発走すると2号車の山浦博幸が0ハン1号車の石田啓貴をスタート叩いていきなり先頭に立った。20線は4号車の岩崎亮一と6号車の鈴木宏和が鋭く飛び出した。
3号車の栗原佳はインに包まれる形となったが、直後の1~2コーナーで鈴木宏の内を伸びて3番手を奪い返すと、3~4コーナーで岩崎が山浦を差した後にピタリ続く形を作れた。そして2周回3コーナーで岩崎の内へ攻め込み早々と首位に。
8車中トップの試走タイムだった金子大輔は鈴木宏と山浦をまとめて差すと、5周回2コーナーで岩崎を捲って2番手へ浮上。しかし栗原佳はすでに大差をつけて逃げ切り態勢。まだ1か月しか経っていない今年早くも4度目の優出で2度目のVを決めた。
文/鈴木