
ヘッドを戻した3日目にレース足が上向いて、「もっと出て欲しい」と語っていた本走タイムも準決勝戦で上昇し、車をしっかり仕上げてきた青山周平が通算15連勝で今節の完全Vを飾ろう。
早川清太郎はハンデ差を生かして意地を見せたいところ。佐久間健光も早め早めに仕掛けて2連続優勝を狙いたい。
準決勝戦で自己最高タイムを塗り替えた佐藤智也が更なるペースアップを図って金星獲得に挑む。
◎ 8 青山周平
○ 7 早川清太郎
△ 6 佐久間健光
▲ 5 辰巳裕樹
穴 1 佐藤智也
おすすめの買い目
8-7=651
穴なら
1=8-763
スタート位置
第1コーナー進入予想
長田恭徳が復活V
今年1月の伊勢崎G1シルクカップで落車して8か月の休養に入り、9月の山陽G1プレミアムカップで戦列復帰して今回で5節目。前節までの4節よりはるかに速いタイムを連発して2戦2勝で決勝戦に臨んだ長田恭徳が完全Vを成し遂げた。
車券のオッズは3連単の3ケタ配当が1つもないという、やや割れた人気に。それでも緒方浩一や藤岡一樹を僅差で抑えて3連単・2連単とも長田恭が1番人気に。
今節ハンデが10メートル前へ軽化した緒方が、0ハン2車並びの外枠から猛爆ダッシュしてすぐに大きくリードを拡げて逃げ、長田恭は0ハン内枠の好位置を生かせず苦しい展開になるかと見えたが、3周目に入ったあたりから緒方のアシが一杯になり後続との車間がみるみる詰まっていく。そして最終6周回3コーナーで長田恭が反撃の差しを決めて先頭に立ち、23年5月以来となる通算4度目の優勝ゴールへトップで飛び込んだ。序盤に藤岡を捲った角南一如も迫ってきたが、半車身ほどの差で緒方が2着に残った。
文/鈴木