三浦康平が今年の初優勝を決めた!
伊勢崎オートの優勝戦は試走タイム一番タイの三浦と大月に人気が集まった。その三浦は20線に6車並んだ大外に置かれていたが、見事なスタートダッシュを決めると1周目の2コーナーを出るところで2番手に浮上。早々と0ハン北渡瀬と一騎打ちの状態に持ち込んで。そこからの攻めも早く、あっさりと先頭に立つと後続を振り切って優勝を決めてみせた。2番手には田中哲が粘っていたが、機力上位の大月が交わし準優勝。他の選手はあまり動きがなかった。
三浦は今年5度目の優出にして初優勝。勝因はなんと言ってもスタートだろう。通常なら内枠勢の5車を捌かなくてはならないハンデ位置だったが、一気に置き去りにして好展開を作れた。SGの裏開催で主力選手がごっそりいなかったというシリーズだったが、そこでしっかりと結果を出したのはさすがの一言。ここから今年の良い流れを作っていきたい。
森本優佑が通算200勝、4Vを達成!
山陽オートの優勝戦は、初優勝がかかる0ハン単騎の中村颯に人気が集まった。その中村颯は序盤からペースを上げたかったが、20線から先行した古城に捕まってしまう。その古城も逃げ態勢を確立する前に、スタートで後手を踏んだ吉松優の巻き返しに遭ってしまう。吉松優が逃げる展開になったが、後方から追ってきたのは森本。森本は仕掛けのタイミングを図るとインに切り込み先頭を奪取。鮮やかな追い込みを決めてみせた。
森本はこれで自身4V。通算勝利数が200となる節目で優勝を決めてみせた。展開的に楽ではなかったが、最後方からきっちり追い込んでみせた。31期では青山周平の活躍が目立っているが、森本もまだまだ成長の余地を大いに残している。今後は記念レースでの活躍を期待したい。
2節連続Vへ 田中哲が先制
雨の準決勝で勝ち上がった7名。今節の主役を務める三浦康平も雨走路を克服して見事に優出。単騎0ハンの北渡瀬充は逆転勝利での優勝戦進出で喜びもひとしお。20mの比較は前節のVでハンデ10m重くなってるが田中哲の最イン有利。大月渉は新品クランクに交換したのが功を奏しエンジン急上昇。三浦は大外からカマシ決めないと苦しい戦いを強いられそう。枠の利で田中哲、機力では大月となるが北渡瀬の逃げペースにも注目したい。
◎ 2 田中 哲
○ 3 大月 渉
△ 7 三浦 康平
▲ 4 栗原 俊介
穴 1 北渡瀬 充
《おすすめ車券》
2-3=7、2-3=4、2-7=4
《穴なら》
1-2-3、1-2-7、1-2-4