絶対王者・高橋貢を地元勢が包囲するか!
今年に入ってからリレー開催が続いている川口オート。今回は前半部分の昼間開催。この直後にナイトレースが控えている。出場するS級は地元と伊勢崎のみ。伊勢崎からは強力な1車が来襲する。
その1車とは高橋貢。前走の地元ではパワフルな走りを披露し、見事に優勝を決めてきた。その前の地元GIでは準決4着で優出を逃したが、年末のSSの4日目からエンジンはかなり高い位置にある。今回の川口S級はメンバーが揃っているが、切り崩せるだけの機力を有している。伊勢崎からは内山高秀もS級として参戦。前走の地元は重走路の準決で7着だったが、その前後の日の良走路は共に2着。エンジン自体は悪くない。
地元のランクトップは若井友和。前走は準決3着で優出はならなかったが、今年に入りエンジンはおおむね良好。大きな着を取ることはなく、後方からしっかりと追い込めている。今回も地元の中心選手としての活躍が期待される。同期の永井大介は、前走の伊勢崎GIでまずまずだった。優勝戦には進めなかったが連日、試走タイムはしっかりと出ていた。その前のSSではイマイチだったが、エンジンの立て直しはできている様子。その伊勢崎GIで優出していたのは佐藤裕二。その後の地元は重走路に泣かされたが、走路が乾いていれば鋭い突っ込みを見せられる。
変わらず好調が続いているのは加賀谷建明。昨年11月に復帰してから7節走っているが、その全てで優出。その中にはGIとGIIでの優勝が含まれている。今年に入ってからはいきなり準優勝。前走でも優出し5着。エンジンも乗り手も良い流れに乗れている。小林瑞季は今年に入りすぐ落車があったが、その次の節では優勝しており不安を払拭。前走は重走路で力を出せなかったが、本来は重走路を苦にしないタイプ。川口の新走路の雨のセッティングが出ていないだけかもしれない。それもレースを重ねるごとに克服してくるだろう。
前回の川口ナイトレースで優出していた選手は全員、今回も出場する。優勝したのは谷島俊行。このシリーズは3日間とも重走路だったが、約14年ぶりの優勝となればリズムも上がってくるというもの。準優勝は佐藤摩弥。優勝戦は必死に追い込んだが、僅かに届かなかった。エンジン自体は近況好調。3着は高橋祐一。重走路は得意としないが、これだけ走れたので良走路でも好走できそう。
※1月18日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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高橋 貢〔伊勢崎 S-3(22期)〕
若井 友和〔川口 S-5(25期)〕
永井 大介〔川口 S-11(25期)〕
加賀谷 建明〔川口 S-16(27期)〕
小林 瑞季〔川口 S-19(32期)〕
佐藤 裕二〔川口 S-23(24期)〕
内山 高秀〔伊勢崎 S-48(26期)〕
佐藤 摩弥〔川口 A-2(31期)〕
実力伯仲で混沌としたシリーズに!
今回の山陽オートもミッドナイトレース。S級の参加が少なく、誰にでも優勝のチャンスが訪れる。好調な選手を数名挙げていく。
S級の参戦は丸山智史と田中茂の予定。丸山は前走が川口だったが、準決は6着で優勝戦には進めなかった。ただし、試走タイムはそこそこ出ていたし、その前までは連続で優出できていた。エンジン的には悪い部類ではなく、今回のような手薄なメンバーなら主力として活躍できそう。田中茂は前走が伊勢崎GIだった。予選道中はまずまずの走りを見せていたが、準決では落車。それ以来のレースになるので、初日の試走は特に注意して見ておきたい。
地元A級で最上位は岡松忠。昨年は苦しい時期が長く続いたが、年が明けて前走では4走中3回の車券絡みがあった。今年の滑り出しとしては上々の結果。この流れのままエンジンを高い位置で保ちたいところ。同じくベテランでは穴見和正が復調ムード。前走では準決3着だったが、3走して全て車券に貢献できていた。岡松と共に、まだまだ元気な走りを見せている。
若手では古城龍之介が再成長中。前走では3走して全て3着以内。急激に成長した時期の後は、しばらく伸び悩んでいたが、再び力を付けてきている。地元B級では斎藤隆充の動きが活発。前走の川口の最終日は反則をしてしまったが、エンジン自体は長らく高位置で安定している。B級でいる今はハンデ的にもチャンスなので、積極的に車券を狙っておきたい。安東久隆もまずまず。レース序盤の仕掛けが決まっているし、ハンデ位置的にも恵まれている。
外来では別府敬剛が有力。前々走の山陽で準優勝すると、その後の地元でもそこそこの動きを見せた。実力的には今回の中で上位級。エンジン状態が良い今は優勝争いにも参加できる。飯塚勢では田中進、桜木公和、片岡賢児、青山文敏らも上々。田中進は前走の川口でスピードある走りを披露していた。得意の捲りが決められる状態だ。桜木はスタートに難あるが、道中は差しを多用して巻き返してこれる。片岡と青山は変わらず速攻タイプ。前走の動きは良かったし、今回も素早い攻めを決めてきそうだ。
鈴木健吾は前走の山陽で優出4着。本来のスピードが戻ってきている。青木治親は前々走の地元ナイトレースで優出4着。その後の昼間開催ではイマイチだったが、夜の時間帯のレースなら好走ができるかも。山田真弘は今年に入ってから好調。全10走しているが、その内1着が4本。2、3着も多く、好調の波に乗れている。
※1月15日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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丸山 智史〔山陽 S-30(31期)〕
田中 茂〔飯塚 S-21(26期)〕
岡松 忠〔山陽 A-44(17期)〕
別府 敬剛〔飯塚 A-21(23期)〕
田中 進〔飯塚 A-28(27期)〕
山田 真弘〔川口 A-60(24期)〕
青木 治親〔川口 A-68(29期)〕
鈴木 健吾〔浜松 A-188(28期)〕
鈴木圭一郎が中心だが、好調者が多くて難解なシリーズ!
今回の浜松オートは一般開催ながらメンバーが豪華。S級選手の参戦は多いし、他にも好調な選手が多い。3日間の短期決戦だが、優勝争いは難解なものになる。
シリーズリーダーは鈴木圭一郎。前走は川口のお正月開催だったが、この時はスーパーハンデでの競争を強いられた。初日から連勝を決めると優勝戦は4着だった。10M前に強豪が揃っていたので、さすがにスーパーハンデからのレースは厳しかった。それでも試走タイムはしっかり出ていたのでエンジンは全く問題ない。
金子大輔は前走が伊勢崎GIだった。そこでは良い走りを見せていたが、準決は4着で優出ならなかった。一般開催の今回ならエンジン的には通用するだろう。木村武之は前走の川口では準決4着。その前後の日は2着を取れていたのでエンジン的には悪くないが、もうチョイ上向かせたいところ。鈴木宏和は前走が山陽。初日から3連勝を決めると優勝戦は3着だった。初日、2日目は試走26が出ていたようにエンジン面は良好。その優勝戦を制したのが松山茂靖。優勝戦は重走路だったが、約4年ぶりに優勝を決めてみせた。松山の弟子の西翔子にも大注目。今年に入ってから1級車に乗り換わったが、その最初の節でいきなり優勝。これが自身初めての優勝となった。2級車の時からセンスある走りを見せていたので、これからどこまで成長するか楽しみ。
伊藤信夫は前々走の地元で優出すると、その後の川口でも優勝戦まで進み3着だった。エンジンは高い位置で保てている。その川口の優勝戦には上和田拓海も乗っていた。上和田は2着の準優勝だった。上和田は今年に入って3節走っているが、その全てで優出。更に全ての優勝戦で車券に貢献できている。この勢いのまま今節も大暴れしそうだ。
外来S級は飯塚勢が強力。その中でランクトップは篠原睦。前走の伊勢崎GIでは準決3着で惜しくも優出はできなかったが、シリーズ中は全て車券に絡めていた。安定感ある篠原が戻ってきたか。有吉も前走は伊勢崎GIだった。シリーズ序盤は勢いがつかなかったが、後半2走は共に白星。試走タイムも出ており、立て直しは成功している。浦田信輔は前走の地元で優出6着。ここ数節はエンジンが良く、以前の切れ味鋭い走りができている。
他では岩科鮮太と柴田健治が前走の飯塚で優出。岩科は初日から連勝し優出7着。エンジン状態は良く、持ち味の強気な仕掛けが決まっている。柴田は優出3着。予選準決は連対をキープしており、走りは軽快そのもの。桜井晴光は前走の地元GIで優出4着。スピードある桜井は冬場に活躍できる。特に独走に入ると、強豪相手でも振り切るシーンが多い。
※1月14日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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鈴木 圭一郎〔浜松 S-1(32期)〕
金子 大輔〔浜松 S-9(29期)〕
木村 武之〔浜松 S-10(26期)〕
鈴木 宏和〔浜松 S-17(32期)〕
伊藤 信夫〔浜松 S-18(24期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-15(26期)〕
有吉 辰也〔飯塚 S-27(25期)〕
浦田 信輔〔飯塚 S-42(23期)〕
前回優勝の小林瑞季に大注目!
13日が最終日の川口オートは、14日からナイトレースが始まる。リレー開催となり、連続で参戦する選手が多い。前回の好調者と、遠征回りの選手が織り交ざってシリーズが形成される。
前回の川口で優勝戦に乗っていて今回も出場するのは小林瑞季、片野利沙、小椋華恋。 小林瑞は前々走で落車し、最終日も身体不良で欠場となっていたが、前走の動きを見る限り乗る方は問題なさそう。準決ではしっかりと追い込めていたのでエンジン面も良い。優勝戦でもしっかりと展開を見切って優勝。今回も軽快な走りで上位争いに加わってきそうだ。片野はスタートが切れている。外枠に置かれていても先行するケースが多い。更に今はエンジンが良いので、好タイムをマークすることもできる。ハンデ的に魅力な時に狙っておきたい。小椋は前々走のナイトレースで初優勝。前走の昼間開催ではハンデが重くなったが、初日からオール2着で優出を果たしていた。ここ2節で急激に成長しており、あとはハンデとスタートとの戦いになる。
今回出場する中でランク最上位は若井友和。前走は準決3着で優出はならなかったが、車券には絡めていたしエンジン的にも上々の部類にある。混戦でもスピード戦でも力強く追っていけるだろう。平田雅崇は前走の準決で4着。それでも初日は白星を挙げていたし、前々走のナイトレースでは優出できていた。今回も同じナイトレースで再び優出するか。
伊勢崎のGIシルクカップで優出していたのは佐藤裕二。優勝戦はスタート後に好展開を作れず6着。厳しい結果になったが、予選道中の走りは冴えていたし、記念レースで優出できるのだからエンジンは悪くない。山田達也も前走はシルクカップだった。シリーズ序盤は勢いが付かなかったが、後半2走は連勝。一応の立て直しはできている。
A級では佐藤摩弥が有力。前走の準決は7着だったが、昨年末からの好調はある程度保てている。スタート力も変わらずで、同ハンに数車並んでいても先行することが多い。今はA級なので最重ハンの内枠に置かれることが多いが、外枠勢に対し好ダッシュから先手の攻めで抜け出してくる。スピードあるのは高橋義弘。前団が密集せず、バラける展開になる方が浮上してきやすいか。変わらず奮戦を見せているのは篠崎実。近況は車券絡みが多く、相手に関係なく上位に進出してくる。
※1月13日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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若井 友和〔川口 S-5(25期)〕
黒川 京介〔川口 S-12(33期)〕
小林 瑞季〔川口 S-19(32期)〕
平田 雅崇〔川口 S-20(29期)〕
佐藤 裕二〔川口 S-23(24期)〕
佐藤 摩弥〔川口 A-2(31期)〕
高橋 義弘〔川口 A-29(29期)〕
小椋 華恋〔川口 B-87(35期)〕
シルクカップ優出組に注目!
前回の伊勢崎オートはGIシルクカップで、青山周平の優勝で幕を閉じた。その青山は今回不参加。シルクカップで走っていた選手が多く連続参戦するが、優勝争いに名乗りを挙げる選手は...。
シルクカップで優出していたのは西原智昭、松本やすし、大月渉。西原は初日から連勝。準決は2着で通過し優勝戦は7着だった。優勝戦ではダッシュが決まらなかったが、予選道中はスタートが切れていた。エンジン的にも良い部類なので、今回も得意の速攻を決めてくるはず。松本は優勝戦で3着。10Mオープンの4枠からトップスタートを決めてみせた。序盤は先頭を走っていたが、青山に交わされて後退。しかし、3着に粘れていたし、あのメンバーで先行できたのは大きな収穫。今後の走りにプラスとなるだろう。大月は準決からハンデが重化したが、見事に克服して優出。記念レースでの優出は本人の自信になったことだろう。
高橋貢はGIの準決こそ4着だったが、初日から3連勝を決めていたし最終日も連対していた。試走タイムは連日出ていたしエンジン面は問題なさそう。内山高秀もシリーズ序盤は好走を見せていたので今回も楽しみな存在。
外来勢では丹村飛竜がランクトップ。前走のシルクカップでは準決5着で優出できなかったが、3日目までは悪くない走りを見せていた。師匠の岡部聡もシルクカップでは何度か連対できていた。中村杏亮もシルクカップでは随所に見せ場を作れていた。その前の川口SSフェスタでも優出していたように、近況の動きは悪くない。A級ではあるが岩見貴史もシルクカップ中には3回の連対があった。
北渡瀬充は前走の飯塚ミッドナイトで約5年ぶりの優勝を決めてきた。その時は最重ハンの30M前から単騎の逃げだったが、今回はハンデの変動があるのかどうか。なければ同様の走りが見られるし、仮に10M重くなっても勢いある今なら克服できるかも。横田翔紀は前走の山陽で優出3着。予選準決は3連勝ができていたようにエンジン面は良好。ここ11走は全て車券に絡めている。
前回のシルクカップで活躍が期待された新井日和は、初日の7着が響き3日目から一般戦回りになった。ただし、そこからは2勝を含むオール連対。早くも1級車の走り方を掴んできたか。同じ女子レーサーの田崎萌は、前走のシルクカップで3日目までオール連対。ハンデが重化した準決では苦戦を強いられたが、近況は粘り強い走りができている。
※1月11日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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高橋 貢〔伊勢崎 S-3(22期)〕
西原 智昭〔伊勢崎 S-25(28期)〕
松本 やすし〔伊勢崎 S-33(32期)〕
丹村 飛竜〔山陽 S-8(29期)〕
中村 杏亮〔飯塚 S-46(33期)〕
新井 日和〔伊勢崎 A-145(35期)〕
北渡瀬 充〔伊勢崎 A-227(25期)〕
横田 翔紀〔伊勢崎 A-228(34期)〕