調子上げているのは栗原俊介、好調持続は三浦康平!
今回の伊勢崎アフター5ナイターは浜松から数名の参戦はあるが、ほぼ地元勢による戦いになる。前回のアフター5ナイターで優出した7名が今回も参戦。レースの時間帯は同じ、気候も大きくは変わってなく、今回も上位争いを演じそうだ。
優勝戦を見事に制したのは栗原俊介。栗原俊は成績が良くならない時期が長く続いていたが、最近では上位着が取れるようになってきた。その流れを持続させて前走では最高の結果を出してみせた。その時は最重ハンの20M前からの競走だったが、元々持っている走りのセンスはもっと高い。今節はハンデ重化があるかも知れないが、そこでも十分通用するだけの技量はある。エンジン状態が良い今なら好走できるはず。
その優勝戦で惜しくも準優勝だったのは三浦康平。好スタートを切ると、そこから順当に番手を上げていき、最終3コーナーで栗原俊のインに突っ込んだが車が流れてしまった。優勝とはならなかったが、近況のエンジンの高さを改めて見せつけた。この好リズムはしばらく続きそうだ。優出3着は伊藤正司。20線3車並んだ最内からしっかりスタートを決めると、0ハンを交わして1回は先頭に立ってみせた。伊藤正司も近況はエンジンがそこそこ良い。その息子・伊藤正真は優出5着だった。単独最重ハンからの競走で展開が厳しくなった。それでも前々走では優勝しており、エンジンは好調を保てている。今回出場する中ではスピード上位級。ナイターレースで自身の強みを遺憾なく発揮してくるだろう
優出4着だったのは塚越浩之。エンジンにやや上下動はあるが、走りの方は変わらず積極果敢。スピード戦になるよりも混戦の方が力を出しやすい。優出6着は仲田恵一朗。仲田は10月中旬からほぼ8着のレースが続いていたが、前々走から急激に良化。そして前走では優出。長らく続いた不調を取り戻す勢いでこの流れを続けたい。優出7着はB級の伊藤弘幸。伊藤弘はここ数節、スピードがよく出ている。有利なハンデ位置から一杯に残るシーンが多く見られている。
今回の中でランク最上位は浅香潤。前走の初日はブチ走路で7着だったが、そこからは連勝で締めていた。最終日は上がり383の好タイムをマークしており、今回も快速派としての存在感を示すだろう。岩沼靖郎も同様に車速は良く出ている。凡走も少なくないが、動く時はしっかりと勝ち切るので車券を買うならアタマからがいい。新井裕貴と高橋義徳は、今のハンデ位置なら戦えるだけの機力がある。捌き巧者は鈴木聡太。今回は後方からのレースがメインになるが、じっくりと番手を上げていくだろう。
※11月24日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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浅香 潤〔伊勢崎 A-7(23期)〕
伊藤 正真〔伊勢崎 A-18(33期)〕
仲田 恵一朗〔伊勢崎 A-60(29期)〕
栗原 俊介〔伊勢崎 A-104(31期)〕
伊藤 正司〔伊勢崎 A-134(20期)〕
三浦 康平〔伊勢崎 A-154(28期)〕
塚越 浩之〔伊勢崎 A-168(23期)〕
伊藤 弘幸〔伊勢崎 B-68(16期)〕