永井大介がシリーズの核になりそう!
16日までナイトレースが行われていた川口オートだが、今度は18日から4日間の日程で昼間のレースが行われる。S級選手の参戦予定は4人と少なく、A級やB級にも優勝のチャンスが広がるシリーズとなる。
直前のナイトレースで優出していたのは平田雅崇と押田幸夫。そこでは押田幸が3着だった。0ハン単騎からの逃げで粘っていたが、佐藤励と加賀谷建明に交わされてしまった。それでもメンバーが揃った中で3着なら十分な結果。平田はスタートしてから好位置につけたが、なかなか番手を上げられなかった。ただ、試走は一番時計タイ。エンジンの仕上がりは悪くなかった。
今回出場する中で実力ナンバー1は永井大介。前々走のSG日本選手権ではしっかりと優出し3着の結果だった。その後の伊勢崎一般開催では思うような結果が出なかった。今回は地元での開催なので、良いと言えるところまでエンジンを仕上げてくるか。掛川和人はSG日本選手権以来のレースとなる。そこでは初日こそ白星だったものの、2日目以降は失速。ただ、前々走までの一般開催では十分通用する動きを見せていたので、今回もおそらく上位争いに加わってこれるだろう。中山光はスピードが十分出ている。前走の準決ではスタートが決まらず苦しい展開になったが、そこから佐藤摩弥を差し返すなどパワーある走りを見せていた。
大木光も準決では車の進みが悪く6着の結果になったが、その前の伊勢崎では優勝戦まで進出していた。エンジン自体は悪くないので、あとはレースアシが出てくると番手を上げていける。同じ伊勢崎優勝戦には山田徹も乗っていた。山田徹は長らくスタートに難を抱えているが、道中回り出してからはスピードに乗って走れている。走路温度が下がってくるこの時期は、持ち味を出しやすい条件となる。
森且行は11月8日の川口優勝戦に乗っていた。外枠の佐藤励にスタート行かれて展開が厳しくなり、追い上げ決まらず5着だった。復帰後の初優勝はまたも持ち越しになったが、いつでもそれが可能なぐらいの機力は保てている。池田政和は前々走で復帰後初優勝を決めた。前走の準決は試走から動きが良くなく8着。ただ、その前後の日は普通に動いていたので、エンジンは問題ない。
外来は浜松勢に注目。平塚雅樹は好スタートからの速攻で着をまとめている。中村友和と関口隆広はレース序盤こそ動きが鈍いが、中盤から後半にかけての追いアシは強烈。成績にムラある和田健吾は、前走の伊勢崎では上位着で収められていた。独走に入ると力を出せるのは赤堀翼と広瀬豪彦。上昇ムードは野上史豪。木村直幸はB級のハンデの恩恵を受け健闘中だ。
※11月17日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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永井 大介〔川口 S-12(25期)〕
平田 雅崇〔川口 S-27(29期)〕
中山 光〔川口 S-44(32期)〕
掛川 和人〔川口 S-45(22期)〕
森 且行〔川口 A-16(25期)〕
山田 徹〔川口 A-46(24期)〕
押田 幸夫〔川口 A-85(32期)〕
池田 政和〔川口 B-112(23期)〕