連続出場組が活躍しそうな今節!
飯塚オートは18日にGII開催が終わったばかりだが、20日から3日間の日程で一般開催が行われる。そのGIIで走っていた選手が多く参戦し、調子が良かった選手はそのまま活躍を、そうでなかった選手は巻き返しの機会が訪れる。
そのGIIで見事に優勝したのは岩見貴史。優勝戦では完璧なレース運びを見せ、更には初日から5連勝の完全Vだった。今は5節連続で優出中で、好調モードに入っている。このまま今節も突っ走りそう。
GIIで他に優出していたのは有吉辰也、滝下隼平、久門徹、長田稚也など。有吉は前々走で優勝し、その勢いを継続し優勝戦まで進出。結果は3着だったが、シリーズ中は3勝を含むオール3連対。機力はかなり高い位置にあり、優勝戦で負けた岩見との直接対決の場面があれば、借りを返すつもりで仕掛けていくだろう。滝下は4着。準決までは1着3本、2着1本と好成績を収め続けていたし、優勝戦でも悪くないスタートを切ってみせた。良い流れに乗れている。久門は優勝戦で機力不足だったものの、スタート決めて粘っていた。長田稚は優勝戦で好展開を作れなかったが、記念レースでの優出は流石。
荒尾聡は浜松GIIで落車して以来のレースとなる。機力は不透明なので初日の試走は特に注意して見ておきたい。篠原睦はGIIの準決で3着だったものの、シリーズを通して見れば大きな着はなかったし、エンジンはそこそこ安定していた。中村杏亮はGIIの2日目に内線突破で失権。勝ち上がり権利を失ったが、残りの3走は悪くない走りを見せていた。
外来S級では黒川京介や松尾啓史が強力。黒川は前走の浜松GIIでは優出できなかったが、着はまとまっていたし、その前の川口では優勝している。松尾は前走の飯塚GIIでそこそこの走りをしていた。今回はメンバーが軽くなるので、もっと鋭い捌きを発揮できるだろう。
A級では川口勢に好調者が多い。特に注目なのは佐藤励。前走の川口では優勝を決めていた。優勝戦では試走29の上がり376。この時期の昼間開催としては申し分ない数字をマークしている。35期の若手なので、一度勢いづくと手が付けられなくなる可能性がある。その優勝戦には中山透も乗っていた。優勝戦ではスタートが決まらず6着だったが、試走タイムはしっかり出ているのでエンジン状態は良い。あとは課題のスタートを克服するだけ。復調の気配が出ている泉田修佑や小原望も楽しみな存在だ。
※10月19日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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岩見 貴史〔飯塚 S-22(29期)〕
有吉 辰也〔飯塚 S-8(25期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-13(26期)〕
長田 稚也〔飯塚 S-17(34期)〕
黒川 京介〔川口 S-20(33期)〕
松尾 啓史〔山陽 S-16(26期)〕
滝下 隼平〔飯塚 S-47(28期)〕
佐藤 励〔川口 A-100(35期)〕