オール地元勢での戦い!
伊勢崎オートは1月29日以来の久々の開催。直前までSGが行われていた関係でS級は不在。更に、今回は伊勢崎勢のみでのシリーズとなり、走り方を熟知している者同士の戦いなので際どい攻防が見られそうだ。注目の選手を挙げていく。
今回出場する中でランクトップは田中賢。前走の川口では準決6着で優出はならなかったが、シリーズ中は随所に見せ場を作れていた。エンジン自体はまずまずなので、今回はランク最上位者としての存在感を示すことができそうだ。ランク次位は谷津圭治。前走は山陽だったが、準決3着で惜しくも優出はならなかった。ただし、シリーズ中は大きな着を取っていなかったのでエンジンは悪くない。レース道中の冷静な捌きは健在。力強い攻めで車を押し上げていくだろう。
前走の飯塚で優勝してきたのは石川哲也。試走28、上がり376の十分すぎるタイムをマークしていた。スピードは以前からあったし、捌きも上達している。更に言えば、やや不安視されていたスタートにも一定の改善が見られている。まだ34期で伸びしろは計り知れない。記念レーサーになれる資質はあるので、今後の1走1走から目が離せない。その優勝戦で4着だったのは浅香潤。成績は安定していないが、元来スピード派で圧倒的な走りを見せるケースもある。
浜松で優出してきたのは落合淳と金山周平。落合は優勝戦で4着だった。準決の重走路は1着だったように、良走路よりも重走路の方が成績は上向く。これからは雨が降る日も多くなるので、走路が濡れているようなら積極的に狙える一人だ。金山は優勝戦で5着。エンジン自体は悪くないが、もうちょい欲しいとった状態でもある。地元に帰ってきて整備がやりやすくなるので、エンジンの底上げに成功するかも。
森村亮は前走の川口で優出8着。優勝戦ではレース序盤の展開作りがうまくいかず後退したが、試走タイム自体は出ていたし準決などでは良い走りを見せていた。エンジンは悪くないので、スタートを含めてレース序盤の位置取り次第では連続優出もあり得るだろう。竹本修と仲田恵一朗は前走の山陽で健闘していた。竹本は準決2着だったが、ここは1着が優出条件のレースだった。シリーズ中には3回の白星があったし、以前は軽いスランプに入っていたが、完全に脱出できている。仲田はシリーズ序盤に勢いがつかなかったが、後半3走はオール1着。エンジンを立て直してみせた。
B級では内越忠徳と千葉泰将が軽快な走りを見せている。猪熊龍太と深沢悟はインコースを抑えての渋太いレースができている。競り合いになれば小林晃の出番になる。35期・菅野仁翔は前々走の川口で準優勝。初優勝とはならなかったが、ここ数節で走力をアップしており初優勝を迎える日もそう遠くない。
※4月30日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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田中 賢〔伊勢崎 A-1(29期)〕
谷津 圭治〔伊勢崎 A-5(25期)〕
石川 哲也〔伊勢崎 A-23(34期)〕
仲田 恵一朗〔伊勢崎 A-24(29期)〕
落合 淳〔伊勢崎 A-81(29期)〕
金山 周平〔伊勢崎 A-90(27期)〕
森村 亮〔伊勢崎 A-152(29期)〕
菅野 仁翔〔伊勢崎 B-61(35期)〕