好調者が多い28期勢に注目!
伊勢崎オートはほぼ連続開催。前回のナイターは高橋絵莉子の初優勝で幕を閉じた。今度はアフター5ナイターとして無観客での開催。外来は川口からのみで伊勢崎VS川口の様相だが、優勝者はどちらの地区から現れるのか。
地元伊勢崎のS級は2人参戦予定。新井恵匠と岩田行雄だが、どちらも前走の初日に白星を挙げている。ただし、準決では2着までに入る事ができず、優勝戦には進めなかった。エンジン的には悪い、という訳ではないが上積みは必要な現状。それが叶えば、今回のメンバーなら優勝戦まで進めるだろう。どちらも気合を全面に出して走るタイプ。気迫のこもった攻めに期待したい。
川口のS級は4人参戦予定。その中でランクトップは中村雅人だ。前走の地元GIでは準決3着で優出はならなかったが、節間に2勝があるなどシリーズを通して見れば悪くはなかった。今回出場している選手の中では断然の実力トップ。今のエンジン状態でも十分、優勝争いを演じられるだろう。
若井友和は前走のGIで準決に進めなかったが、後半の2走は共に連対。ある程度の軌道修正はできている。山田真弘は日によって成績にムラがあった。良い走りができる日もあるので、その動きを保てれば楽しみ。鈴木清は準決まで進んだが、そこでは6着。残念な結果になったが、山田真と同じく良い走りができる日もあったので、それを継続して出したい。
今節のシリーズリーダーになりそうな中村雅と同じ28期には好調な選手が多い。地元の三浦康平は前走の地元で準優勝。優勝戦では逃げる高橋絵莉子を追い詰めたが、僅かに届かなかった。シリーズ中は3走して全て2着。スタートは切れていたし、道中の走りも一時期のスランプからは完全に脱出している。今はハンデが最重ハンの10M前に置かれているが、今回もそれが据え置きならチャンスは倍増。
川口の28期では高石光将と石井大輔に注目。どちらも前走の地元GIで優出していた。高石は初日こそ7着だったが、そこからは3連勝。優勝戦は8着だったがシリーズ中に見せ場は十分作れた。石井大は初日から3連勝で準決に進むと、そこでは2着で優出を果たした。優勝戦は7着だったが、このシリーズでは3日目から軽ハン勢のハンデが重化した。それをも石井大と高石は克服していた。この経験は大きな糧になるだろう。
川口勢では前回のGIで活躍していた選手が多い。吉田幸司は3日目に8着を取ったが、それ以外の4走は2勝を含むオール車券絡みだった。鋭い飛び出しからの渋太い走りができていた。柴山信行と古木賢は準決まで進めていたし、シリーズ中は3回、車券に絡めていた。ハンデ位置を生かしての力走が目立っている。岩田裕臣もだいぶ復調ムードが出ている。
※7月14日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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新井 恵匠〔伊勢崎 S-41(30期)〕
岩田 行雄〔伊勢崎 S-47(15期)〕
中村 雅人〔川口 S-6(28期)〕
若井 友和〔川口 S-13(25期)〕
山田 真弘〔川口 S-42(24期)〕
三浦 康平〔伊勢崎 A-36(28期)〕
高石 光将〔川口 A-162(28期)〕
石井 大輔〔川口 A-170(28期)〕