伏兵陣の一撃がありそうなシリーズ!
ナイターの時間帯は川口でGIIが行われていて、その3日目から浜松オートではアーリーレースが始まる。各レース7車立てで、全9R制。第1Rは10時1分発走、最終9Rは14時ちょうどの発走予定だ。全ての競争が終わった後は、川口のナイターGIIへとつながる。
出場予定のS級は2人。金子大輔と鈴木宏和だ。金子の前走は地元GIで、この時は初日から好走を見せていた。準決も2着で突破すると優勝戦は4着。試走タイムはしっかりと出ていたのでエンジン面は良いと言える。今回出場する中では断然のランクトップ。よほどの事がない限りは優勝戦まで進んでくるだろう。鈴木宏の前走は伊勢崎。そこでは優勝戦まで進出していた。結果は4着。ただ、武器のスタートは切れていたし、試走タイムもまずまず出ていた。良い状態で今回に臨める。
長田恭徳は浜松連続参戦になるが、前走のGIでは優勝戦まで進んでいた。そこでは10Mの最内からスタート行けず8着になったが、前々走でも優出しており、近況は調子が上がっている。今年、ここまで苦しんでいた分をこれから巻き返したい。A級では穴見和正がランク上位。前走の初日に落車したが、その後のレースを見ると、そこまで悪影響はなさそうだった。変わらぬイン走法で前団を追い込む。遠藤誠も状態はまずまず。前走の伊勢崎では良走路でも重走路でも白星を挙げていた。急な降雨にも対応できる。
走路温度の上昇と共に軽ハン勢やベテランの活躍が目立ってきた。湯浅浩は前走の地元では、準決こそ8着だったが、それ以外の3走は1着2本を含む全て車券絡み。今はハンデ的にもかなり有利なので車券の狙いになる。栗原勝測は前走で3回の車券絡み。近5節は大きな着が少ないし、1着率も高くなっている。走路温度が上がるほど、イン抑え込みの威力が倍増する。斎藤正悟も前走の地元GIでは1着2本を含む3回の車券絡み。重走路でも柔軟に対応できるのは、これからの梅雨時に大きな強み。
B級では高橋絵莉子が奮闘中。どの枠からでも先行できるスタート力は大きな武器だし、最近ではレース道中での粘り強さも出てきた。藤本梨恵は今期からB級。今までよりハンデ的に恩恵を受けられるので、レース序盤の展開作りが楽になった。高橋絵同様に、スタート力が持ち味。岩本君男もスタートは早い方。暖かくなってきてからは渋太い走りが目立っている。
※5月25日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
______________________________
主な出場予定選手
______________________________
金子 大輔〔浜松 S-9(29期)〕
鈴木 宏和〔浜松 S-25(32期)〕
遠藤 誠〔浜松 A-50(25期)〕
穴見 和正〔山陽 A-2(12期)〕
長田 恭徳〔山陽 A-48(32期)〕
栗原 勝測〔伊勢崎 A-191(20期)〕
高橋 絵莉子〔伊勢崎 B-7(33期)〕
藤本 梨恵〔伊勢崎 B-14(32期)〕