黒川京介が連続優勝を目指す!
前回はナイターだった川口オートだが、今回は昼間の時間帯に移行しての開催。S級選手の参加は少ないが、その中に大注目の1車がいる。他にも気になる選手を挙げていく。
先述した選手は黒川京介。前走のナイター開催で優勝を決めた。優勝戦は4車並んだ最重ハンからトップスタートを決めると、その後は前の3車を全て捲り攻め。スピードある走りを見せていた。上がりタイム3・365は十分な数字。今回は昼間のレースになるので、暖かい時間帯にセッティングを合わせられるかは大きなポイントだが、優勝後の勢いで乗り手のリズムは絶好調。連続優勝へ向けひた走る。
もう一人のS級は浜松から渡辺篤。前走の地元では初日に白星を挙げたが、その後は下降線。後半2走は試走タイムも出ていなかったので、まずはその数字を上げる事が先決。調整で立て直したい。
黒川が優勝した優勝戦に乗っていたのは稲川聖也。優勝戦では外枠の佐藤裕二にスタート行かれて厳しい展開になった。最終的には末着になったが、優勝戦まで進めている事自体は評価に値する。まだまだ成長盛りの33期なので、これからのレースが楽しみ。
広瀬勝光はエンジン上々。前走では全て車券に絡めていた。攻めにもう少し果敢さが出てくると更に成績が上がりそう。梅内幹雄は前走の準決こそ6着だったが、それ以外の4走は全て1着。不安視されているスタートが改善され、レース序盤の展開作りが楽になっている。道中の伸びも良いのでエンジンは良い部類。池田政和は少しずつだが以前の感覚が戻りつつある。前走の後半2日間は共に白星。上がりタイムも出てきた。
浜松A級で好調なのは花田一輝と落合巧の33期両者。共に前走の地元で優出していた。花田は準優勝。スタートに一定の改善が見られ、序盤で有利に進められていた。終盤も3番手から鈴木圭一郎が猛攻を仕掛けてきたが、前を走る柴田健治に重なって、なんとか耐えていた。スピードに加えて技量も増している。落合はレース序盤で好位置を取れず後退。枠ナリにスタートを安定して切れるようになる事が当面の課題か。
B級では35期に注目。同期でナンバー1の呼び声高い佐藤励は、デビューしてからここまで17勝。前走の最終日は試走33、上がり419の好タイムをマークしていた。この数字を出されると、追って行く側は相当厳しい。浜松の西翔子もここまで17勝。最近では後ろの選手にスタートで叩かれても、その後に捲り返すシーンも見られる。走りに自信が出てきた様子。
※4月7日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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黒川 京介〔川口 S-18(33期)〕
渡辺 篤〔浜松 S-23(31期)〕
広瀬 勝光〔川口 A-29(30期)〕
稲川 聖也〔川口 A-44(33期)〕
梅内 幹雄〔川口 A-115(19期)〕
池田 政和〔川口 A-231(23期)〕
花田 一輝〔浜松 A-18(33期)〕
落合 巧〔浜松 A-174(33期)〕