青山周平が破壊力満点の攻めで存在感を示す!
新年度初の伊勢崎オートはナイターの5日間開催が行われる。全国ランク1位の青山周平が優勝候補筆頭だが、川口や飯塚から有力なS級が参戦し、優勝争いはヒートアップしそう。注目の選手を挙げていく。
青山周平はエンジン好調。前走の浜松では優出3着だったが、これは20線に7車並んだ大外からの競走で、展開が楽ではなかった。それでも猛追を見せていたし、その前の川口では優勝している。長らくエンジンを高位で保てているし、乗り手の攻めも冴えている。よほどの事がない限りは優出、そして優勝へと突き進む。
早川清太郎は前走がプレミアムカップ。ここでは初日3着で、その後は開催中止。その前は川口で3日間走っていて、準決こそ3着だったがそれ以外は共に連対。エンジンの推移としては悪くないだろう。地元で走るのは1月25日以来になるが、その時は準優勝。地元走路なら早川は最大限の力を出せる。
松本やすしは前走のプレミアムカップの初日4着。その前の川口では優出しており、大きな流れで言えば悪くない。吉原恭佑は前走の浜松では準決4着。ただし、シリーズ中は3走して全て30近辺の試走タイムが出ていたので状態は悪くない。新井恵匠と岩田行雄はエンジンもう少し欲しい現況。
外来S級で強力なのは中村雅人、田中茂、篠原睦といったあたり。中村は前走の地元では優出5着。予選準決の3走は全て1着だったし、その前の地元でも優出3着。エンジンは完調の一歩手前の所まで来ている。田中茂は前走のGIIミッドナイトチャンピオンカップで優出。そこでは5着だったが、予選道中の4走はオール連対。田中茂らしい差しが決まっていた。篠原は前走のGIIミッドナイトチャンピオンカップで準決3着。惜しくも優出はならなかったが、シリーズ中は好成績を残せていた。
小林瑞季や上和田拓海は近況の成長度合いが著しい。エンジンが並以上になれば、スピードに乗って上位進出を図れる。中山光は前走のGIIミッドナイトチャンピオンカップで優出し3着。スピード戦を得意とする。
前回の伊勢崎で優出していたのが北爪勝義、伊藤正司、松村真。北爪は準優勝で、その後の浜松遠征でも3回の白星を挙げていた。伊藤正司は時折り、以前の鋭い突っ込みが見られている。松村真はインコースを外さぬ走りで粘り強さが出ている。木山優輝、片岡賢児の両者は、前走の川口で優出しており上り調子。
※4月3日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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青山 周平〔伊勢崎 S-1(31期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-5(29期)〕
吉原 恭佑〔伊勢崎 S-33(32期)〕
中村 雅人〔川口 S-6(28期)〕
小林 瑞季〔川口 S-34(32期)〕
上和田 拓海〔川口 S-38(34期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-16(26期)〕
田中 茂〔飯塚 S-28(26期)〕