川口ナイトレース開幕!
川口オートの新年第二弾はナイトレース。第1Rは18時52分、最終Rは21時50分の発走予定だ。ちなみに全レース7車立てで、全部で8個レースが行われる。出場する選手は地元がメインで、浜松から数名参戦する。S級の実力者や、若手の注目選手などがシリーズを盛り上げる。
今回出場する中で最もランクが上なのは佐藤摩弥。年末のSSでは王座決定戦に乗り、大いに地元のファンを沸かせた。新年になってからも前走の地元5日間開催では初日から4連勝で優出。優勝戦は8着だったが、今年も白星を量産している。ナイトレースの時間になっても変わらぬ走力を見せ付けるだろう。
その優勝戦に乗っていたは上和田拓海、岩田裕臣、柴山信行、吉田祐也、若井友和、大木光など。上和田は前走から1級車に乗り換わった。同期ナンバー1の呼び声高い同選手は、ここで初日から5連勝で完全優勝を達成した。2級車の時とは違い、パワーある走りができる1級車で、持てる力を存分に発揮できた形。優勝戦では試走29、上がり355の強烈なタイムを叩き出した。1級車の初節でこれなのだから、これからの成長が楽しみ。
岩田裕は2着で準優勝だった。シリーズ中に白星はなかったが、武器のスタート力を活かして好成績でまとめられている。優勝戦3着は柴山。こちらはハンデ位置を活かして堅実な走りができていた。優勝戦5着は吉田祐。元々スピードには定評ある選手だったが、なかなか成長の壁を破れないでいた。ここにきて再び存在感を示せるか。
S級の若井と大木はそれぞれ優勝戦で6着と7着だった。ただし予選道中ではしっかりと追い込めていたし、レース運びに安定感も見られた。今回もメンバー的に優出はノルマとも言える。連続優出を目指すべく、初日から激走を見せてくれるだろう。
他で注目なのは34期勢。先述の上和田もそうだが、1級車に乗り換わった前走から成績が急上昇している選手が多い。2級車の時は苦しんでいた印象が強い本田仁恵は、前走では初日から3連勝。ハンデが重くなった準決ではさすがに4着に終わったが、1級車の特性を理解した走りができている。ハンデが重くなってからは、それをどう克服するかが大きなカギ。早津も前走ではシリーズ中に2勝を上げた。こちらは2級車の終わりごろからスピードが増してきている。1級車のパワーを上手に操れば、もう一つ上のステージでも戦える。デビューが遅れた信沢綾乃も前走から1級車。信沢もシリーズ中に3勝を挙げ、1級車での競争ができている。
外来浜松勢では中村友和がS級として唯一の参戦。前走の地元はイマイチだったし、その前の当地でも良くなかった。エンジンが良くなればスピードある走りを披露できるので、とにかく機力の立て直しが急務になる。A級ではあるが鈴木一馬が好気配。前走の地元では初日から連勝。残り2日間も3着2本だった。大きなコースを回って車速に乗れている。
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主な出場予定選手
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佐藤 摩弥〔川口 S-10(31期)〕
大木 光〔川口 S-17(28期)〕
若井 友和〔川口 S-18(25期)〕
鈴木 清〔川口 S-33(23期)〕
中村 友和〔浜松 S-26(32期)〕
岩田 裕臣〔川口 A-19(31期)〕
柴山 信行〔川口 A-118(19期)〕
吉田 祐也〔川口 A-141(29期)〕