地元3強を中心にシリーズが展開されていく!
伊勢崎オートは約三週間ぶりの開催。前回はSGの直後の開催でA級、B級勢がシリーズを盛り上げたが、今回は地元3強を含む主力が多く参戦。前回とはまた違ったレース展開が繰り広げられる。
全国ランク1位の青山周平は、前走の浜松一般開催では優勝戦まで進出し6着。優勝戦では展開が厳しくなった。それでも近況は30を切る試走タイムが出ており、エンジンは高い位置で安定。ほとんどのレースで1着を取れている。今回は約一ヶ月ぶりの地元での競争とあって、気合いを入れ直して臨んでくるだろう。
地元3強の他2人は高橋貢と早川清太郎。高橋貢の前走は浜松GIだった。ここでは重走路の準決をこなし優出。そこでは2着入線の準優勝だった。スタートからダッシュを決め、早々と先頭に立つ絶好の展開。優勝までありそうな動きだったが、猛追してきた鈴木圭一郎にゴール前で捕まってしまった。負けはしたが、絶対王者の健在っぷりが目立ったレースだった。その前の川口のSGでも優出し3着。近況は良い流れに乗れている。今回はメンバーが大幅に軽くなる一般開催。当面の宿敵は青山となる。早川の前走も浜松GIだった。しかし、そこでは初日から全く折り合いが付かず凡走続き。地元は約一ヶ月前に準優勝しているだけに、地元に帰ってエンジンの立て直しを図る。
他に地元S級は内山高秀、吉原恭佑、西原智昭、新井恵匠。吉原と西原、新井恵は前走が浜松GI。吉原はシリーズ中に2勝を挙げていたが、肝心の準決は5着止まり。新井恵も健闘していたが、思うような結果は残せなかった。西原もイマイチだったが、最終日には白星を挙げており、今回へ向けて一応の体裁は保てた。
外来S級は伊藤信夫、金子大輔、青島正樹などが有力。いずれも前走は浜松GIだった。伊藤信は初日から良い流れだったが、重走路の準決は5着で優出はならなかった。逆に金子は、その準決をこなして優勝戦進出。優勝戦ではハンデ位置が厳しかった事もあり4着止まり。それでもエンジンの方はマズマズだった。青島は準決3着だったが、シリーズを通して見れば悪くない着取り。近況は良い走りができている。
中村友和、丸山智史、緒方浩一もS級として参戦。3者ともエンジン状態はもう一つで、上積みが必要な状況。
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主な出場予定選手
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青山 周平〔伊勢崎 S-1(31期)〕
高橋 貢〔伊勢崎 S-4(22期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-7(29期)〕
吉原 恭佑〔伊勢崎 S-30(32期)〕
伊藤 信夫〔浜松 S-12(24期)〕
金子 大輔〔浜松 S-14(29期)〕
丸山 智史〔山陽 S-21(31期)〕
緒方 浩一〔山陽 S-46(30期)〕