鈴木圭一郎が若獅子杯初優勝へ!
山陽オートで行われているGII若獅子杯争奪戦も優勝戦を迎えた。4日間の予選準決を戦い終え、優勝戦進出を果たしたのは当たり前だがフレッシュな面々。オート界の2強は順当に進出。ここに割って入れる選手は現れるのか。
優勝戦のハンデ構成は0、10、20。0ハン内から占部健太、赤堀翼、小原望。10線は単騎で木山優輝。20線は内から中村友和、丸山智史、鈴木圭一郎、青山周平となった。
まずはスタート争いだが、0ハンは中枠から赤堀が先行か。これにインの占部が続き、小原も後ろに叩かれず発進。木山は前を叩く事も後ろに叩かれる事もなく4番手からの競争。20線は中村友が以前よりスタート良化しているが、鈴木圭がカマシ気味に出て青山が乗って行きそう。
レースは赤堀の逃げで始まる。独走のペースだが、準決では上がり42を出すなど軽快な動きをしている。同ハン勢は付いて行くのが一杯で赤堀を交わすまではなさそう。10線の木山は0ハン勢を素早く交わせればいいが、少しでも手間取ると20線勢の直撃を食らう。展開的に一番厳しいのはこの木山だ。
20線勢からトップスタートを決めるのは鈴木圭とみている。今節は冷静な走りができており、負けたのは初日の選抜戦のみ。それ以外は強いレースを見せている。逃げる赤堀に追走する車群を鈴木圭が自在に攻めていきそう。そこで当ブログでの本命は鈴木圭を推す。
相手は青山。スタートで鈴木圭に乗って行きそうで、その後のレース展開も鈴木圭の後ろをピタリと追走し番手を上げる。道中で少しでも鈴木圭に隙があれば、インねじ込んで行くシーンもありそうでアタマまで考えられる。
その両者に少しでも抵抗できそうなのが赤堀。絶好の展開になりそうで、後続が激しく競り合うと連対まであるか。少なくとも3着までには残れる機力がある。丸山も怖い存在。今節はまだ白星がないが、優勝戦で地元車は丸山のみ。自然と気合が増すだろうし、スタートで外2者に行かれなければ、先手の攻めでチャンスが生まれる。小原は今節ここまでオール連対できており、序盤の位置取りがうまくいくようだと大穴を開けるかも。
◎鈴木圭一郎
○青山周平
△赤堀翼
△丸山智史
▲小原望