好調荒尾聡が連続優勝を目論む!
開催ラッシュが続いている飯塚オート。前回はミッドナイトだったが、今回は昼間の時間帯に移行しての戦いになる。ミッドナイトで優勝した藤岡一樹は今回不在。前回の飯塚昼間開催で完全優勝した荒尾聡がシリーズリーダーに。
荒尾は前々走の山陽GIIでもソコソコだったが、前走の地元3日間開催では初日の重走路で1着。その後の良走路でも全て1着。優勝戦では上がり3.375の好タイムで快勝。完全に本来の走りを取り戻している。今回も同じ時間帯、同じレース場での競争とあって、条件は整っている。気象状況もさほど変化はない。よほどの事がない限りは優出、そして優勝を狙える位置。
その荒尾に追随するのは地元の26期三羽烏。久門徹は前走の川口GIで優出。優勝戦は6着だったが、予選道中は鋭い飛び出しからの速攻が決まっていた。流れとしては悪くないので、今回も初日から激走を見せてくる。篠原睦と田中茂も前走は川口GI。田中茂は思うような結果を残せなかった。篠原も優勝戦には進めなかったが、シリーズ中に2勝を挙げており、エンジン的には戦える状態。地元S級は他に、スピードある滝下隼平や、後半の追い込みに定評ある桝崎陽介が参戦。
外来S級は佐々木啓が依然として好調をキープ。前走となる川口GIでも優勝戦まで進んだ。0オープン戦の7枠からの競争で、序盤の展開がうまく行かなかったが、試走は一番時計をマークしていたようにエンジン面は絶好調。スタートに頼らないレース運びで、中盤から後半の周回にかけて番手を上げてくる。
他に外来S級は金子大輔、渡辺篤、岡部聡の3者。金子はピリッとしない近況だが、前走の山陽GIIでは4走で車券に絡めていた。もうひと仕上げができれば優勝争いにも参加できるだろう。渡辺篤は前走の飯塚ミッドナイトはイマイチだったが、その前の山陽GIIでは優出し4着。その時の走りができればいい。岡部はエンジン並。早々に底上げを図りたい。
A級では阿部仁志、重富大輔、田中進などが前回の飯塚ミッドナイトで優出。伊勢崎の桜井晴光は地元で優出していたが、その日は全ての競争が中止になるアクシデント。予選道中はスピードある走りを見せていたので今回も期待。そして、角南一如が調子を上げてきた。前走の飯塚3日間では、荒尾に敗れはしたが準優勝の結果。久々に存在感を示した。
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主な出場予定選手
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荒尾 聡〔飯塚 S-6(27期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-10(26期)〕
田中 茂〔飯塚 S-25(26期)〕
滝下 隼平〔飯塚 S-34(28期)〕
金子 大輔〔浜松 S-17(29期)〕
渡辺 篤〔浜松 S-28(31期)〕
佐々木 啓〔山陽 S-26(23期)〕
岡部 聡〔山陽 S-32(19期)〕