新元号・令和初の川口開催!
5月1日から元号が変わり、日本の新たな時代が始まる。川口オートでは2日から3日間の短期決戦で一般開催が行われる。この開催の直前にSGオールスターが行われている関係で、S級選手はソックリ不在。こういった開催では、いつもは最重ハンから走っている選手達はハンデが軽化される傾向があり、最重ハンの10M前の選手と並ばされる事が多い。つまり、通常なら最重ハンから走っている選手達にとっては展開が俄然楽になる。
今回の地元ランクトップは中野憲人。スタートに課題を残している同選手だが、今回は8号車からのレースになるだろうから、序盤の展開作りに苦しむことはない。最後方からのレースになるのは変わらないが、マイペースで走れるのは精神的に負担が軽い。持ち味の追い込みをこれでもかと披露しそうだ。
川口の前回の開催で優出したのは吉田祐也と福田裕二。吉田祐の最近は最重ハンの20M前からの競争で、好成績でまとめていた。今回からハンデが重くなりそうだが、元々持っているスピードで対応してきそうだ。福田裕も同様に、最近では最重ハンの20M前からの競争が定番だが、そろそろハンデが重くなるかも。
川口勢では他にも、スピードある高橋義弘はS級に匹敵する実力の持ち主。今回のメンバーなら独走力1位と言っても過言ではない。中山透と中山光兄弟もスピードに磨きがかかっているし、斎藤撤二は最重ハンの選手なので今回は展開が楽になりそう。
伊勢崎勢では鈴木聡太、落合淳、渋沢憲司の29期勢に注目。鈴木聡は最重ハンの選手。今回は楽な展開になるので、上位に進出しやすくなる。渋沢は徐々に良くなりつつある。スタート力はなかなか高く、序盤の仕掛けが決まると早めにレースにケリを付けてくる。落合は前走の飯塚ミッドナイトで優出。上昇気流に乗りたい。
そのミッドナイトで優勝したのは山陽の五所淳。優勝戦は重走路だったが、素早い攻めが決まっていた。今でこそA級にランクされているが、長らくS級として活躍していた時期もあったので、今回のメンバー的に格は上位の選手だ。
飯塚の越智尚寿、辻大樹などは元来、最重ハンの選手なので、今回はハンデ的に楽になりそう。車券に大きく貢献しそうだ。
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主な出場予定選手
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中野 憲人〔川口 A-14(24期)〕
高橋 義弘〔川口 A-25(29期)〕
福田 裕二〔川口 A-141(20期)〕
吉田 祐也〔川口 A-158(29期)〕
越智 尚寿〔飯塚 A-9(25期)〕
鈴木 聡太〔伊勢崎 A-43(29期)〕
落合 淳〔伊勢崎 A-205(29期)〕
五所 淳〔山陽 A-107(23期)〕