永井大介にチャンス到来!
川口で行われているGI開設67周年記念グランプリレースも優勝戦のメンバーが出揃った。準決第一弾の9Rでは、ハンデ重化した間中大輔が奮闘し、池田政和や大木光、金子大輔が敗れる波乱があった。10Rでも、中村雅人や浦田信輔が追い込み利かず苦しんだ。11Rでは、永井大介が最終3コーナーで森且行を交わし2着入線。優出をなんとかもぎ取った。12Rは、人気の佐藤摩弥がまさかのスタート行けず。そこから高橋貢や平田雅崇を捌いて追い込んだが3着一杯。速攻を決めた若井友和が1着ゴールを決めた。
最重ハンではない間中が優出したので、優勝戦はハンデ戦。0ハンにその間中が単騎。10線は内から高橋義弘、仲田恵一朗、加賀谷建明、山田達也、若井友和、荒尾聡、永井大介。
0ハンの間中はスタート残しそう。まずは間中が逃げ態勢に入る。10線は高橋義から加賀谷までは枠ナリ発進。その外は、もしかしたら荒尾や永井がカマシ気味に行くかも。
間中は6周戦の準決で仲田に捕まり2着。記念の優勝戦で8周戦となると、最後まで逃げ切るのは厳しそう。10線から一番手に出る高橋義が道中で交わしそうだ。10線勢は誰が逃げてもペースは上がる。高橋義の逃げ切りも十分あるが、当ブログでの本命には永井を挙げる。
永井は10線大外からの競争だが、10線の角度だったらカマシが決まる可能性が高くなる。これが20線や、その後ろとなると流石に大外からではダッシュが決まりにくいが、10線ならなんとかしてしまう腕がある。1周目で、ある程度の位置に付けることができる。今節は未勝利なのが気にはなるが、準決で強豪が次々と敗退し、今回の優勝戦メンバーは永井にとって軽いと言える。こういった時はしっかりと存在感を示せるのが永井である。
相手には高橋義を推す。10線からトップスタートを切れそうなのは大きな魅力であるし、間中の引っ張りを追って展開もいい。先頭に立ってからのペースによっては押し切りもありそうだ。次に加賀谷。内寄りに置かれているので、そのアドバンテージは大きい。スピード戦で力を出せるタイプで、早めに抜け出せば外枠勢を振り切れる車速がある。
そして、若井。エンジンはずっと安定しており、スタートも準決のように切れればチャンスが増してくる。今回の開設記念グランプリレースは過去2002年、2015年に制している相性のいい大会。3度目のVを目指し激走も十分だ。最後に山田。スタート争いではやや劣勢な面もあるが、道中回り出してからはスピードが増すタイプ。記念初優勝へ向けての疾走があるか
◎永井大介
○高橋義弘
△加賀谷建明
△若井友和
▲山田達也