高橋貢が外来勢を返り討ちにするか!
約二週間ぶりの伊勢崎オート。前回はSG全日本選抜の裏開催で、田中賢の完全優勝でシリーズを終えた。今回、その田中賢は山陽の若獅子杯に出場してるため不在。前回とはうってかわってS級や、A級上位陣が参戦し、レースを盛り上げる。
今回出場する地元伊勢崎の一番手は、絶対王者・高橋貢。前走のSGでは初日に快勝したものの、その後はサッパリだった。何とか乗った準決で7着、最終日も5着とピリッとしなかった。ただし、その前の地元では3日間開催で完全優勝。地元ならいつもの動きに戻る可能性もある。
高橋貢と共に地元で奮起したいS級は西原智昭、内山高秀、岩田行雄の3者。西原はSGの2日目に反則妨害。そのまま連続参戦となった浜松一般開催でもイマイチな結果に終わった。その一般開催には岩田も出ていた。初日、2日目と3着だったが、最終日は欠車。やや不安残りと言える。内山はSG以来の出走。そのSGでは準決3着で惜しくも優勝戦には乗れなかった。3日目に8着があるが、それ以外の日は良い走りを見せていた。
外来のS級は浜松勢が好調。伊藤信夫と松山茂靖が参戦するが、両者とも前走の地元では優勝戦まで進んでいた。予選準決も伊藤は2着、1着。松山は1着、1着。好リズムのまま伊勢崎に乗り込んできた。その開催の準決で2着だったのは松尾啓史。この開催は準決8バトルだったため優勝戦には進めなかったが、初日と最終日も1着を取っており状態としては上り調子。
川口からのS級は池田政和と斎藤撤二。両者とも前走は地元4日間一般開催。優勝戦には進めてないが、池田は準決3着の試走で3・29の好タイムをマーク。斎藤も準決の7着以外は2着を3本まとめる安定した成績。
飯塚から来場の久門徹、山陽からの佐々木啓は、エンジン崩れているわけではないが、優勝争いに加わるとなるともう少し上積みが必要な現状だ。
A級では、田中賢が完全優勝を達成したレースで3着だった鈴木将光が好調。予選準決は全て1着で、鈴木将にも完全優勝がかかっていた。他では、そのシリーズの準決だけ4着だった新井淳は、その他の3走で全て1着。佐久間健光もスピードが出てきている。
外来A級では山陽勢の岡松忠、浜野淳がS級に匹敵する実力を持っているし、西村龍太郎と穴見和正が近況のリズムを上向かせている。
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主な出場予定選手
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高橋 貢〔伊勢崎 S-6(22期)〕
西原 智昭〔伊勢崎 S-19(28期)〕
池田 政和〔川口 S-32(23期)〕
斎藤 撤二〔川口 S-44(25期)〕
松尾 啓史〔山陽 S-17(26期)〕
久門 徹〔飯塚 S-24(26期)〕
伊藤 信夫〔浜松 S-29(24期)〕
松山 茂靖〔浜松 S-36(26期)〕