期勢が元気一杯!地元主力陣で好調は中村!
今回は活躍目立つ期勢の動向から追ってみたい。まず近況絶好調は平塚雅樹(船橋)。長期休養明けから1級車で4節走っているが、その内3節で優出している。優勝戦の成績も2着、4着、そして2着と上位着でまとめているので、優勝未経験の選手の中で、最も初Vに近い存在だ。エンジン的にも高位で安定しているので、今節もその動きから目が離せない。
他に同期では、古木賢(船橋)が上昇してきた。1級車に乗り替わった頃は、まだその特性を生かせず苦しんでいる姿が見受けられたが、最近ではだいぶコツを掴んできてる様子で車券に絡む事も多くなった。直前の川口一般開催でも優勝戦に乗っている。また、春本綾斗(山陽)も、3月に川口で落車してから軽いスランプに入っていたが、すでに脱出の兆しは出ている。辰巳裕樹(浜松)は4月頃から急成長している。近況は大きな着をとる事が少なくなり、優勝戦にも頻繁に顔を出すようになった。独走はもちろん、抜かれてからも追走が巧いので、3着までカバーできるBOX買い向けと言える。
フレッシュな31期に負けてられないのが、先輩達。今回、優勝候補筆頭は中村雅人(船橋)。只今、7節連続優出中で抜群の安定感を示している。前走の山陽のプレミアムカップでも優勝戦で3着とマズマズの結果を残している。本来ならば優勝候補に挙がる永井大介(船橋)も、けっして悪い状態ではないが、現状では本人の納得いく仕上がりではないだろうから整備の鬼になると思われる。他の主力陣では池田政和(船橋)は、浜松で落車してからやや調子が上がらない様子。新井惠匠(船橋)も山陽で落車し、その後2走したがやや不安残り。
S級ではないが、調子が上がってきてるのは森谷隼人(船橋)、木村義明(船橋)、保永高男(船橋)あたり。また、早船歩(船橋)が飯塚に遠征に行っていたが、ハンデが軽くなったのもあってか優勝戦に乗っている。今節も最重ハンのメートル前のままなら大活躍必至だ。
外来勢の動向はと言うと、岩科鮮太(浜松)は近況はいつもの元気がないし、青島正樹(浜松)は5月に地元で優勝したが、ここ2節はあまり良くない。山陽から来場の一番手の岩崎亮一(山陽)も、ややエンジン下降気味。いずれも整備での立て直しに期待したい。
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主な出場予定選手
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永井 大介〔船橋 S-2(25期)〕
中村 雅人〔船橋 S-3(19期)〕
池田 政和〔船橋 S-19(23期)〕
新井 惠匠〔船橋 S-36(30期)〕
仲口 武志〔船橋 S-44(24期)〕
岩科 鮮太〔浜松 S-32(29期)〕
青島 正樹〔浜松 S-41(22期)〕
岩崎 亮一〔山陽 S-16(25期)〕