外来勢の猛攻を地元勢が必死に抵抗!
今節のシリーズリーダーは実績的に池田政和(船橋)となる。地元のG2を制した後に臨んだ飯塚でのSGは、本人の納得いく結果にはならなかった。しかし、エンジン的には全くダメというものではなく、SG戦線においては物足りないだけであり、一般開催ならば十分戦える状態にある。SGではエンジンもそうだが、タイヤもいいモノで行かなければ厳しい戦いを強いられる。前回のSGにおいて池田は、他の活躍した選手と比べてタイヤ面でやや劣勢だった。最高の舞台では最高のタイヤが求められる。しかし、今回は一般開催であり、そこまで最高の仕上がりでなくとも池田クラスであれば、素晴らしいパフォーマンスを発揮できる。
次に挙げたいのが、池田と同期に当たる佐々木啓(山陽)。好調だった地元のG1を経て臨んだ飯塚のSGでは、2日目までは今イチだったが3日目からは見違える走りを披露していた。初日から目が離せない存在となることだろう。この両者は川口走路との相性が良い点も特筆しておきたい。
迎える地元勢で最も元気なのは森且行(川口)だ。先のSGでは大事な準決でスタート遅れてしまったが、エンジン面に関しては5日間大きく崩れる事はなかった。その節だけに限らず、ここ何節も機力面は充実している。スタートも本来、早い方なので心配はないだろう。佐藤裕二(川口)は最近は試走タイムが出てないのは気がかりだが、レースではスタート決めて速攻!というスタイルができている。鈴木清(川口)の方は、まだ本調子ではなさそうだが、前節のSGでは日を追うごとに不安な点が1つずつ改善されていた。今節あたりに完全復活!といきたい。
他では、若井友和(川口)や影山伸(川口)、松尾隆広(飯塚)らアグレッシブな選手も多数参戦するので、白熱したレースが展開されることだろう。
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主な出場予定選手
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池田 政和〔船橋 S-19(23期)〕
佐々木 啓〔山陽 S-24(23期)〕
佐藤 裕二〔川口 S-27(24期)〕
鈴木 清〔川口 S-28(23期)〕
森 且行〔川口 S-31(25期)〕
三浦 康平〔伊勢崎 S-37(28期)〕
青木 治親〔川口 S-38(29期)〕
若井 友和〔川口 S-40(25期)〕