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木村武、伊藤信が地元の牙城を守るか。内山、西原、青山、平田、久門らの遠征勢が襲いかかる!
浜松3強のうち金子大輔(浜松)が不在の今節は、木村武之(浜松)、伊藤信夫(浜松)が地元の中心選手となる。どちらも速攻派で短ハンデ戦では無類の強さを発揮する。一般開催となれば大きなハンデを背負う事もよくあるが、スピードの違いを見せつけて前団を交わして行きそうだ。他にも地元の中堅選手はほぼ参戦となるので、レースにメリハリをつけてくれそう。中でも、笠木美孝(浜松)、青島正樹(浜松)の22期コンビはスタートが早く、直前の飯塚SGでも堅調を示していた。多少試走タイムが悪くても乗り手でなんとかしてしまう経験力がある。また、松山茂靖(浜松)や岩科州(浜松)、佐藤貴也(浜松)らは人気薄のレースでも爆発的なスタートから一発力を秘めてるので穴党向きと言える。
遠征勢の第一候補は内山高秀(船橋)。26期と中堅に差し掛かる時期にありながら、向上心が高く、まだまだ乗り手が成長している。若手からも慕われており目が離せない選手の一人だ。同地区の西原智昭(船橋)はパワーある走りをするタイプで、こちらは試走タイムに忠実なレース結果を残すことが多い。直前の飯塚SGでも初優出を果たし、今年は更なる飛躍の年になりそう。
他の地区からは平田雅崇(川口)が一押し。飯塚からロッカー移動をしてからは本来の走りがやや影を潜めているが、機力が立て直れば強気の攻めを見せてくれよう。山田達也(川口)はここ何ヶ月かをかけてゆるやかにエンジンが良くなっている。久門徹(飯塚)もまた、だいぶ機力が戻って来ているので注意を要する。
また、若手ではなんと言っても青山周平(船橋)。数々の新人記録を塗り替え、1級車に乗ってからも着実に成長している。飯塚でのSGオールスターでは準優勝と大物ぶりを誇示。また、同期の渡辺篤(浜松)や中山透(川口)も刺激を受けており、1走ごとに力を付けて行きそうだ。
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主な出場予定選手
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木村 武之〔浜松 S-6(26期)〕
伊藤 信夫〔浜松 S-10(24期)〕
内山 高秀〔船橋 S-21(26期)〕
平田 雅崇〔川口 S-23(29期)〕
笠木 美孝〔浜松 S-30(22期)〕
岩科 鮮太〔浜松 S-32(29期)〕
山田 達也〔川口 S-33(28期)〕
西原 智昭〔船橋 S-35(28期)〕
青山 周平〔船橋 A-87(31期)〕
永井大介がオートレースの厳しさを見せつけオールスター連覇!
最内枠からスタート飛び出した有吉辰也を、2周回1コーナーで永井が交わしてそのまま押し切った。これは近年のSG優勝戦で良くあるパターンだが、今回はひとつだけ違う展開があった。それは怪物ルーキー青山周平の存在。
スタートは両隣に挟まれ、やや厳しい位置取りになったがそこからが凄かった。西原智昭、中村雅人の船橋28期両者をきれいに交わすと、永井をマークしていた有吉のインに切れ込み2番手を奪取。そこからは永井にプレッシャーをかけまくる。エンジン的には明らかに永井に優っていた。しかし、永井の巧みなコース取りに仕掛けるまではいかず惜しくも準優勝。快挙とはならなかったが、負けてなおポテンシャルの高さを見せつけた。
もちろん優勝した永井は素晴らしかった。どの選手でも常にエンジンを最高潮に仕上げた状態を保つのは難しく、不安を抱えながらレースに臨まなければならないことも多々ある。しかし、永井は完調とは言えない車での戦いをよく心得ている。つまり、SGの勝ち方を知っている。勝利に徹してこそ真のオートレーサー。永井のオートレースに対する真摯な姿勢が、SG10Vという輝かしい記録をもたらしたのだ。これからもドラマティックなレースをたくさん見せてくれる事を期待したい。
豪華メンバーによる最終決戦!
この優勝戦メンバーの中で最も注目すべき存在は何と言っても青山周平(船橋)。デビューしてからまだ2年も経過していないながら予選、準決とオール1着で無傷の優出。これにはただただ唖然。あっぱれの一言に尽きる。スタートを決めてブッチ切る勝ちパターンだけではなく、道中で何車か交わして勝つという若手らしからぬレース運びは、やはりロードでの経験があればこそだろう。当然ながら中心に推したいところだが、そこはSGの優勝戦。当ブログではオートレースでの経験も考慮して永井大介(船橋)を本命に推す。
準決4個レースの中でもトップの上がりタイムをマークし、スタートも7枠から2番手に出た。優勝戦は一番最初の枠番選択順で4枠入ったのは何か算段があっての事だろう。乗り手のリズムも良いので、序盤で好位置を奪い一気に抜け出すと見た。現状でもエンジンの仕上がりはナンバー1なので、先頭に立てば後続を離す一方だ。
相手筆頭は怪物ルーキー青山周平。経験の面ではやや不安を残すものの、スピードに関しては全国トップ3には入るのではないか。永井よりも先に抜け出すようならば、デビュー最速SG制覇の記録を塗り替える可能性も十分ある。
他に注目したいのは、昨年末のスーパースターで落車し、大怪我から復調中の中村雅人(船橋)。狙った獲物は逃さない超攻撃的スタイルに、課題だったスタートが大幅に良化され武器が増えている。位置も2枠なので序盤の展開次第ではチャンスも生まれてくるだろう。
当然、地元勢も黙っていない。最内に入った有吉辰也(飯塚)は、元来スタート巧者であり、まだ本来の切れではないらしいがここは先行しそうだし、枠的には厳しくなった荒尾聡(飯塚)もスタートの切れは抜群なのでカマシ気味に出て行くか。大将格の浦田信輔(飯塚)はエンジンの手応えにはそれなりに納得しているので、10周戦を好材料に仕掛けて行きそう。また、絶対王者・高橋貢(伊勢崎)はエンジンの仕上がりに納得できている状態ではない。しかし、持ち味の整備力で立て直してくる可能性もあるので試走の気配に注意したい所。なにより好メンバーでの優勝戦となったので、見所はたくさんありそうだ。
◎永井大介
○青山周平
△中村雅人
△有吉辰也
▲高橋貢
第32回SGオールスター・オートレース開幕!
選考基準は前回優勝者1名、ファン投票有効得票数上位者89名(全国上位者35名、各地区上位者9名×6場=54名)、主催者推薦枠6名の計96名。開催レース場は飯塚で、まずは地元勢に注目したい。
最も勢いがあるのは荒尾聡。直前の一般開催では初日は2着だったものの、その後予選、準決、優勝戦と全て1着で好調をアピールしている。最大の武器であるスタート力も健在で、この大会で中心的存在になるのは間違いない。また、篠原睦も直前の一般開催でしっかり優出してるので初日から活躍しそうだし、その優勝戦で2着だった岩見貴史も復調気配で注意が必要。一方、有吉辰也、東小野正道の25期コンビは精彩を欠いていただけに整備での立て直しが気になるところ。直前に川口に遠征へ行っていた久門徹は優勝戦に乗っており堅調だ。他に主力で浦田信輔、田中茂などは直前の山陽G1で良い動きを示していた。
遠征勢で最も強力なのは川口の一般開催で完全Vを決めた永井大介(船橋)だ。予選から全4走を人気に応える圧勝で制しており、カマシスタートからの速攻は他の全選手の脅威となる。兄貴分の池田政和(船橋)も今年川口でG1を久々に制し、4月には地元のG2も勝っているので低迷脱出の兆しが窺える。中村雅人(船橋)は復帰後今イチだったが直前の山陽G1でだいぶ良くなってきた。
絶対王者・高橋貢(伊勢崎)は地元の一般開催優勝戦で珍しく反則してしまったが機力自体は健在。川口勢では森且行(川口)が今年に入ってからエンジン高位置で安定している。また、直前の山陽G1で優勝した木村武之(浜松)を含め、金子大輔(浜松)、伊藤信夫(浜松)の浜松3強もエンジン状態は良い。
フレッシュなところでは青山周平(船橋)が今年G1とG2を制して元気の良さを示しているし、佐藤摩弥(川口)もたびたび優勝戦に進出するようになり期待株だ。
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主な出場予定選手
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高橋 貢〔伊勢崎 S-1(22期〕
永井 大介〔船橋 Sー2(25期)〕
中村 雅人〔船橋 S-3(28期)〕
荒尾 聡〔飯塚 S-4(27期)〕
浦田 信輔〔飯塚 S-5(23期)〕
木村 武之〔浜松 S-6(26期)〕
金子 大輔〔浜松 S-7(29期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-8(26期)〕
オートレース情報局では、
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(船橋オート、川口オート、伊勢崎オート、飯塚オート、山陽オート)の展望を前日にお届けします!
また、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
お楽しみに!