第32回SGオールスター・オートレース開幕!
選考基準は前回優勝者1名、ファン投票有効得票数上位者89名(全国上位者35名、各地区上位者9名×6場=54名)、主催者推薦枠6名の計96名。開催レース場は飯塚で、まずは地元勢に注目したい。
最も勢いがあるのは荒尾聡。直前の一般開催では初日は2着だったものの、その後予選、準決、優勝戦と全て1着で好調をアピールしている。最大の武器であるスタート力も健在で、この大会で中心的存在になるのは間違いない。また、篠原睦も直前の一般開催でしっかり優出してるので初日から活躍しそうだし、その優勝戦で2着だった岩見貴史も復調気配で注意が必要。一方、有吉辰也、東小野正道の25期コンビは精彩を欠いていただけに整備での立て直しが気になるところ。直前に川口に遠征へ行っていた久門徹は優勝戦に乗っており堅調だ。他に主力で浦田信輔、田中茂などは直前の山陽G1で良い動きを示していた。
遠征勢で最も強力なのは川口の一般開催で完全Vを決めた永井大介(船橋)だ。予選から全4走を人気に応える圧勝で制しており、カマシスタートからの速攻は他の全選手の脅威となる。兄貴分の池田政和(船橋)も今年川口でG1を久々に制し、4月には地元のG2も勝っているので低迷脱出の兆しが窺える。中村雅人(船橋)は復帰後今イチだったが直前の山陽G1でだいぶ良くなってきた。
絶対王者・高橋貢(伊勢崎)は地元の一般開催優勝戦で珍しく反則してしまったが機力自体は健在。川口勢では森且行(川口)が今年に入ってからエンジン高位置で安定している。また、直前の山陽G1で優勝した木村武之(浜松)を含め、金子大輔(浜松)、伊藤信夫(浜松)の浜松3強もエンジン状態は良い。
フレッシュなところでは青山周平(船橋)が今年G1とG2を制して元気の良さを示しているし、佐藤摩弥(川口)もたびたび優勝戦に進出するようになり期待株だ。
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主な出場予定選手
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高橋 貢〔伊勢崎 S-1(22期〕
永井 大介〔船橋 Sー2(25期)〕
中村 雅人〔船橋 S-3(28期)〕
荒尾 聡〔飯塚 S-4(27期)〕
浦田 信輔〔飯塚 S-5(23期)〕
木村 武之〔浜松 S-6(26期)〕
金子 大輔〔浜松 S-7(29期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-8(26期)〕