今日は福山競馬場で、近畿・四国・中国交流『ファイナルグランプリ』が行なわれます!
ファイナルグランプリ出走表
本命にしたのは、地元福山の【ナリタブラック】。
昨年春に福山に移籍してからは、トップクラスでの活躍が続いています。
地元以外にも、笠松『オータムカップ』、名古屋『東海菊花賞』、佐賀『佐賀記念』、そして園田『六甲盃』と、ダート一線級と戦って来ました。
その末脚は強烈で、福山の小回りコースでも必ず伸びて来てくれる。
地元の大将格として、期待しています。
対抗は、園田からの遠征馬【バンバンバンク】。
前走の『六甲盃』では【ナリタブラック】に遅れを取ってしまいましたが、一昨年の『兵庫ダービー』馬。
ここに入っても実績は一枚上です。
唯一の福山遠征は、昨年の9月『瀬戸内賞』。その時は後方から6着でしたが、今回は遠征馬がこの馬のみで少し手薄な印象。
十分チャンスがありそうです。
本命・対抗馬が後ろから行くということで、前に行ける馬にも注目したいです。
好位から競馬が出来る【ナムラベンケイ】と、逃げ馬【クラマテング】。
【ナムラベンケイ】はここ2戦交流戦で健闘。
しばらく勝ち星はないですが、常に好走しています。
1800mで戦うことも、この馬に味方しそう。
【クラマテング】は大外枠に入ってしまったけれど、ダッシュよく飛び出して先手を取るレースをしてほしいです。
【キングスゾーン】と戦った時も逃げてますから、そのダッシュ力は本物です!
◎5、ナリタブラック
○4、バンバンバンク
▲9、ナムラベンケイ
△10、クラマテング
4月10日の開催から、福山でも3連複が導入されるということで、さらに楽しみの幅が広がりますね♪
今週日曜日は、ばんえい競馬最高峰のレース『ばんえい記念』が行なわれますっ!
1年に1度、最高斤量1トンを引くレース。
この重い斤量を背負って、障害を越えていく姿には本当に感動を覚えます。
スピードに魅せられるサラブレッドの競走とは、全く違う感動がそこにはあります。
少しづつ少しづつ、障害を上っていく姿...
途中で膝をつきながらも立ち直る姿...
ゴール前で最後の力を振り絞る姿...
たとえレースが決して、ほとんどの馬がゴールに入ったとしても、最後の馬がゴールするまではファンの声援は終わりません。
スタートから、コース横を一緒に歩いて、
「頑張れ~頑張れ~」
と声をかけながらゴールまで進めるのは、ばんえい競馬だけですからね。
大人も子供も熱狂する『ばんえい記念』。
今年も素敵なレースになることは間違いなさそうです!
出走メンバーを見てみると...
ばんえい記念出走表
史上初の『ばんえい記念』3連覇を達成した【トモエパワー】が、今年も出走します!
[2008年のばんえい記念にて]
【トモエパワー】が『ばんえい記念』に初挑戦したのが7歳の時。
当時のパートナーは坂本東一元騎手で、初めてながら2番人気で勝利☆
2度目の2008年には、西弘美元騎手とのパートナーで連覇☆
圧倒的な強さを見せ付けました!
3連覇のかかった2009年は、前年の『ばんえい記念』以来勝ち星がない状態での出走となります。
それでも、さすがにパワーと底力を必要とするこのレース、他の馬を寄せ付けない内容で、3連覇を成し遂げました!
これまでパートナーを組んでいた西弘美元騎手は、昨年末で騎手を引退し、現在は調教師の道に進んでいます。
新パートナーは、息子の西謙一騎手☆
これまで【トモエパワー】と8戦コンビを組んで、まだ勝ち星はありませんが、この大一番で新コンビ初勝利、そして前人未到の4連覇に期待しています♪
【トモエパワー】の最大のライバルとなるのは...昨年のばんえい年度代表馬【カネサブラック】でしょう。
昨年初出走となった『ばんえい記念』では、自身初の1トンを引いて2着を確保。
通常、『ばんえい記念』の後には他のレースよりも疲れが残る印象があるのに、その後も全く崩れることなく、安定した強さで1年間過ごして来ました。
特にマイナス要素は見当たらないし、2度目の出走の今年はどこまで【トモエパワー】に迫れるか楽しみです。
そして、女傑【フクイズミ】。
今年は初めて『ばんえい記念』に参戦します!
これまで880キロが最高だった【フクイズミ】にとって、980キロという斤量は相当過酷なものです。
それでも、並み居る牡馬を倒して来たこの馬なら...
末脚の鋭さは超一流で、ばんえい競馬では考えられないような追い込みをしばしば披露してくれます。
第2障害を越えてからの攻防、楽しみです!!
◎9、トモエパワー
○5、カネサブラック
▲4、フクイズミ
△10、ナリタボブサップ
3連休の最後、今日は『黒船賞』ですっ!
昨年の覇者は...【トーセンブライト】
写真は昨年の『兵庫チャンピオンシップ』ですが。
とにかくこの馬は、道中うまく折り合って、自分のリズムで追走出来ると、ものすごい末脚を発揮してくれます!
昨年の『黒船賞』でも、切れましたよね~☆
18日の最終追い切りには、北村宏司騎手が跨って、坂路で抜群の動きをしていました。
連覇に向けて、視界は良好じゃないでしょうか♪
対抗には...地元高知の【グランシュヴァリエ】を推します!
騎乗するのはもちろん、高知リーディング赤岡修次騎手☆
昨年は驚異的な勝率で表彰されました。
年に1度の地元交流重賞に懸ける想いは、ハンパじゃないはず!
新聞社回りや大井でのイベントなど、宣伝にもかなり力を入れていましたからね。
【グランシュヴァリエ】は、中央時代は1000万条件にいた馬ですが、高知に移籍してから相当力をつけていると思います。
地元ではもう敵ナシだし、移籍初戦となった川崎のレースでも、あわやの2着でしたからね。
今回一気に相手は強くなりますが、地元の利を活かして頑張って欲しいです!
昨年は【フサイチバルドル】が追い込んで3着。
今年はそれ以上を期待してます♪
難しいのが【スーニ】の扱い。。
強いことはわかっているんですけど、59キロを背負って右回りの小回りというのはどうなんだろう...と思ってしまいます。
3歳の頃は右回りだとコーナーコーナーで膨れていたんですよね。
有り余るスピードのせいもありますが、それで園田の『兵庫ゴールドジュニア』でも2着に負けているし...
人気になるだけに、かなり思い切って消しにしてみようかなとも考えたけど、やっぱり強いので押さえておくことにします!
◎9、トーセンブライト
○5、グランシュヴァリエ
▲12、ヴァンクルタテヤマ
△2、ポートジェネラル
△10、スーニ
今日は荒尾競馬場で、『大阿蘇大賞典』!!
大阿蘇大賞典出走表
ここは昨年の優勝馬【タニノウィンザー】1強という感じ。
昨年は、ライバルの【ケイウンヘイロー】がいて、2000メートルで巻き返したいと言っていた吉留騎手。
【タニノウィンザー】はどちらかというと距離が長い方がいいそうで、調教でも長い距離を意識して調整していました。
結果、ライバルを尻目に独走で勝利しましたからね☆
その後は、荒尾最強馬として君臨しています!
現在は、【ケイウンへイロー】が名古屋へ移籍。
【ペプチドジャスパー】【テイエムジガット】という平山厩舎の看板馬も出走しない...
ということで、問題は2着争いだと思います!
昨年末に荒尾にやって来た【テイエムメデテカ】。
最初の2戦こそ後方からそれほど伸びることが出来なかったけれど、その後は3連勝と勢いがあります。
特に前走は、荒尾に来てから初めて好位から競馬をすることが出来ました。
過去には中京の2000メートルで3着に頑張った実績があるし、脚質的にも距離延長はプラスでしょう。
新興勢力として頑張ってほしいところです。
昨年のこのレースで、3着に頑張った【エムテイボーイ】。
ここ2戦は2連勝中。昨年よりも勢いがありますね。
普段はB級C級で戦っているだけに不安もありますが、2000メートルの実績もあるし、ここは期待したいです。
そして【テットウテツビ】。
前走は6着と負けてしまいましたが、明け9歳でも元気一杯。
荒尾のトップクラスでずっと戦ってきた馬ですからね。
距離も2000メートルで結果を出しているし、このメンバーに入ったら上位争いでしょう。
◎5、タニノウィンザー
○10、テイエムメデテカ
▲4、エムテイボーイ
△8、テットウテツビ
今日は福山競馬場で、重賞『マイル争覇』が行なわれます!
北陸・東海・近畿・中国地区交流ということで、各地から精鋭たちが集まりました。
現在の単勝1番人気は【キングスゾーン】
これまでの実績を考えても、人気になるのは当然といった感じですよね。
このレース、私の本命は兵庫からの遠征馬【ベストタイザン】ですっ!
昨年は約半年の休養を経て、12月に復帰。
初戦の『園田金盃』では、休み明けで距離が長いにもかかわらず、さすがの内容を見せてくれました。
続く『兵庫ゴールドトロフィー』では、中央の強豪馬を相手に5着。
明らかに状態も上向いている様子でした。
そして前走の、笠松『白銀争覇』。
1番人気に支持されたのは、同じ兵庫の【アルドラゴン】でしたが、1/2馬身差し切って、休養明け後初勝利を挙げました。
今回1600mに距離が伸びることが鍵ですが、福山の小回りコースを考えると、こなしてくれると思います!
対抗は【キングスゾーン】。
ここ3戦2着が続いていますが、前々走の『総の国オープン』では負けたとはいえこの馬らしい渋太い粘りを見せてくれました。
何年も第一戦で活躍しているすごい馬ですが、相手なりに走るところがあるので、強いメンバーでもそうじゃないメンバーでも、相手なり...。
力は高く評価していますが、今回は対抗まで。
3番手には、笠松の【キャプテンハート】を挙げます。
まだB級にいるうちから強いメンバーと戦ってきました。
前走の『兵庫ゴールドトロフィー』はかなり負けてしまいましたが、そこからはメンバー構成が軽くなりますからね。
福山には1度遠征して2着と好走していますし、マイルの距離も問題ないでしょう。
◎8、ベストタイザン
○6、キングスゾーン
▲5、キャプテンハート
△4、クラマテング