
明日、1月7日は川崎競馬場でばんえい場立ち予想会に参加します。
年末年始にかけては、毎年恒例矢野吉彦さんを中心に豪華メンバーで開催されましたが、明日は矢野さんがいらっしゃらないということで、ちょっと不安であります...。
パートナーの山崎エリカ氏と力を合わせ、みなさんのお役に立てるようなお話が出来れば、と思っておりますが、なんせ進行が(おそらく)私なので、今日は明日の予習予想をしておきます!
場立ち予想会の時間は12:00~17:20ということで、明日の番組と照らし合わせると、2R~12Rを検討する感じですね。
まずは馬場状態予想。
5日の開催の馬場水分が3,0%~2,4%で、今日明日の帯広競馬場のピンポイント天気予報では、降水量0%。
2%台の水分量になりそうなので、スピードというよりはパワー型、持っている能力を素直に信じる買い方をしたいです。
*帯広第2R 3歳D-2 混合 規定 12:05発走 9頭立て*
牡馬520キロ、牝馬500キロの規定重量戦。
前走1番人気で8着だった【オオゾラメグミ】は第2障害に手間取って遅れを取りました。
障害さえ上手くクリア出来れば、クラスも下がったことだし巻き返し出来るのでは。
同じく前走人気で負けてしまった【セイカワンダー】、前走このクラス2着に健闘した【カツラホーザン】の3頭を中心にします。
◎1、オオゾラメグミ
〇7、セイカワンダー
▲5、カツラホーザン
*帯広第3R C3-3 混合 4歳以上 規定 12:35発走 8頭立て*
8頭すべてが4歳馬で、牡馬620キロ、セン馬610キロ、牝馬600キロの規定重量戦。
ここはかなり同じメンバーで戦って来ているので、対戦比較を重視すると、このクラス連続3着の【シルクタロー】と、前走は崩れたけれど2,3走前には【シルクタロー】に先着している【ツガルリュウ】を中心に。
上位に来るのは難しくても、大崩していない【アイスルージュ】【キヨフク】まで。
◎1、シルクタロー
〇4、ツガルリュウ
▲6、キヨフク
△3、アイスルージュ
*帯広第4R 3歳C-4 混合 規定 13:05発走 9頭立て*
牡馬530キロ、セン馬520キロ、牝馬510キロの規定重量戦で、ばんえい唯一の女性騎手・竹ケ原茉耶騎手騎乗の【ワタシノツマ】は500キロの斤量になります。
ここはC-3クラスから降級して来た馬が5頭、C-4にいた馬が3頭、C-5から昇級して来た馬が1頭。
まず注目しているのは【グラディエーター】。
C-3から降級して来ましたが、3走前にこのクラス2着して昇級した馬。C-3クラスも2戦ともに4着しているし、1着との差もほとんどありませんでした。
このクラスに入ったら、確実に上位の存在でしょう。
同じく降級組の【サスガ】。
直近のレースでは【グラディエーター】に離されていますが、550キロを曳いての特別戦3着が光ります。
ほとんどの馬たちが初めての斤量を曳く今回は、経験のアドバンテージが大きそう。
前走差のない2着だった【タイシタモンダ】、一発を狙って【イナホプリンセス】まで。
◎3、グラディエーター
〇8、サスガ
▲2、タイシタモンダ
△4、イナホプリンセス
*帯広第5R 3歳C-2 混合 規定 13:35発走 9頭立て*
牡馬530キロ、牝馬510キロの規定重量戦。
ここは【ナミノフーカヒメ】を中心に考えたいです。
前走、前々走と、このクラスで惜しい2着が続いています。
使いつつ順調に体が増えていることも好感が持てるし、特別戦では530キロを曳いて3着。
重い馬場もこなしているし、このクラスはいつ卒業してもおかしくない存在です。
C-1から降級して来た【クラノコクリュウ】は、着順こそ2戦ともに5着ですが、タイム差は大きくありません。
安定して力を出せているし、この馬も大きく成長して来ているのがプラスです。
C-1で0,4秒差の2着を演じた【シンセイユウサク】、前走【ナミノフーカヒメ】と差のない3着に頑張った【グレートスーパー】まで。
◎5、ナミノフーカヒメ
〇8、クラノコクリュウ
▲7、シンセイユウサク
△6、グレートスーパー
*帯広第6R C3-2 混合 4歳以上 規定 14:05発走 9頭立て
ここは全馬4歳戦。
牡馬620キロ、牝馬600キロで、09年にデビューした新人・貝羽智生騎手騎乗の【サカノイチヒメ】が590キロとなります。
ここはC-1から降級して来た【ローリンライデン】から。
近2走は7着5着と低迷していますが、その前に西将太騎手が手綱を取った3戦は2着3着3着と、かなり手が合いますね。
西将太騎手は昨年デビューながら、すでに50勝を挙げて減量特典はありません。
同期デビューで日本プロスポーツ大賞を受賞した島津新騎手とともに、これからのばんえいを担っていく人材です☆
対抗には、ここ2戦【ローリンライデン】に先着している【サクラパール】。
最近の成績はあまりよくありませんが、久しぶりの降級戦で巻き返しを期待します。
前走4着に健闘した【キンバルク】、前走勝って昇級戦の【サッポロエレジー】まで。
◎3、ローリンライデン
〇4、サクラパール
▲7、キンバルク
△1、サッポロエレジー
*帯広第7R B4-1 混合 4歳以上 規定 14:35発走 8頭立て*
最重量を曳くのが【マタキタヨ】【サクラメイゲツ】の2頭で660キロ。
【タッピイサム】【コジロウスペシャル】【アアモンドジャンボ】の3頭が655キロで、【ホクショウバルト】【マルニセンプー】が650キロ。
唯一の牝馬【ヘイセイオトメ】が630キロと、最重量馬とは30キロ差があるレース。
8頭すべてが、前走で【マルニセンプー】が勝った1月1日のレースか、【コジロウスペシャル】が勝った1月4日のレースに出走しています。
両方出走しているつわものは、【コジロウスペシャル】【マタキタヨ】【ホクショウバルト】【ヘイセイオトメ】の4頭。
レース当日も攻め馬をするばんえい競馬なので、サラブレッドとレース間隔を同じに考えてはいけませんが、さすがにお疲れなのでは?
かなり悩むところです。
中2日でレースした組よりも、前走が1月1日のレース組を中心にしたいんですが、勝った【マルニセンプー】は人気薄で安定して走れているわけではありません。
2着以下の上位はすべて中2日組みなので...うぅ~ん、さてどうしよう。
安定度でいけば【コジロウスペシャル】なんですが、中2日の前走は2着の【クリテンホウ】と終始びったり競りっぱなしのキツイレースでした。
その前のレースも中6日だし、頑張るこだけに今回はキツイかな。。
前走はちょっと離されちゃったけど、ここは一発狙って【サクラメイゲツ】を本命にします!
勝った【マルニセンプー】、中2日だけど【コジロウスペシャル】と【ヘイセイオトメ】は外せないかな。
でもここは同じメンバーにしては荒れそうな予感なので、【タッピイサム】と【ホクショウバルト】まで手広くいきます。
◎5、サクラメイゲツ
〇7、マルニセンプー
▲3、コジロウスペシャル
△8、ヘイセイオトメ
△4、ホクショウバルト
☆1、タッピイサム
*帯広第8R B3-2 混合 4歳以上 規定 15:05発走 10頭立て*
牡馬670キロ、牝馬650キロ、2010年デビュー組の渡来心路騎手騎乗【サクラボタン】が減量特典で640キロとなります。
ここは前走B3-1で3着に来ている【カネサエイショー】を中心にします。
1着との差もなかったし、このクラスに入ったら力上位の存在です。
対抗には【ソウヤセンプー】。
なかなか勝ち切れませんが、安定して走れているところが魅力。
前走差のない2着に敗れた【ナンエイボーイ】、前走3着に健闘した【ハギノプリンセス】まで。
◎2、カネサエイショー
〇4、ソウヤセンプー
▲1、ナンエイボーイ
△9、ハギノプリンセス
*帯広第9R B1-1 混合 4歳以上 規定 15:40発走 10頭立て*
最重量は、【コーネル】【ライズドラゴン】【リードムサシ】の695キロ。
続いて【タイソンキング】【アウルメンバー】【ヒグマキング】の3頭で690キロ。
【キタノサクラヒメ】が680キロで、【オーゴンプリンセス】【ホクショウシャネル】【カネサローズ】が最軽量の675キロ。
最重量馬との差は30キロあります。
ここは『天馬賞』に出走した【ホクショウシャネル】以外は、前走同じレースに出走しています。
勝った【ブライトダンサー】はいませんが、ゴール前に2着争いを演じた【オーゴンプリンセス】と【カネサローズ】。
前走では【カネサローズ】が15キロ重い斤量でしたが、【オーゴンプリンセス】騎乗の西将太騎手の減量特典がなくなり、今回同斤量に。
【カネサローズ】は前走でも障害を最初にクリアしていたし、3着とはいえ力のあるところを見せてくれました。
今回も中心に考えています。
前走は障害で崩れて大きく負けてしまった【コーネル】。
能力が高いのは証明済みで、生涯さえ上手くクリア出来れば巻き返し必至でしょう。
初の690キロを曳いて大崩しなかった【タイソンキング】、安定して力を出せている【アウルメンバー】まで。
◎10、カネサローズ
〇5、コーネル
▲1、タイソンキング
△3、アウルメンバー
*帯広第10R A2-2 混合 4歳以上 規定 16:15発走 10頭立て
牡馬700キロ、牝馬680キロ、昨年デビューの赤塚健仁騎手騎乗【ブランドボーイ】が690キロでの出走です。
ここは、1月1日の『ニューイヤーカップ』と、1月2日の『とかち白銀賞』に出走したメンバー。
まずは格上の『ニューイヤーカップ』組ですが、一長一短のメンバーで判断が難しいところ。。
前走最高着順の【ニシキユウ】も、好走したり凡走したりというタイプ。
7着だった【タケタカラニシキ】は凡走続きでいまいちな感じ。
『とかち白銀賞』は7番人気【ミノルユウセン】が勝って荒れた結果に。
1番人気【スマイルダンス】は6着に沈みました。その前のレースも1番人気で4着と、ここのところ不振気味。
今回も条件は変わらないので一変はどうかなと。
『とかち白銀賞』出走組で推したいのが、連続2着が続いている【タツタカラヒメ】。
1着と差のないレースをしているし、斤量も前走と同じ680キロ。
このクラスでは安定しています。
◎9、タツタカラヒメ
〇7、ニシキユウ
▲10、タケタカラニシキ
△4、スマイルダンス
*帯広第11R 雌阿寒岳特別B2-1 混合
4歳以上 規定 16:50発走 10頭立て*
最重量は、【タカラオーシャン】【フジダイビクトリー】【ハヤテショウリキ】の715キロ。
【タカノテンリュウ】が710キロで、【フェイ】【コサカコブラ】【レットフジ】【ヒロノヤマト】【ホンベツイチバン】の5頭が705キロ。
最軽量は【アグリコトブキ】の695キロです。
ここは全馬が、1月1日【フェイ】が勝った『B2-1』戦に出走しています。
さすがに1番人気で負けた【レットフジ】675キロと、勝った【フェイ】685キロの斤量が、今回は同じというのはどうなんでしょうね。
10頭全く同じメンバーで、しかも勝った馬の斤量の増加率が負けた馬たちよりも低いなんて、ぶっちゃけ面白くないですよ。
それでも人気通りにいかないのが競馬の面白いところですが、このレースは7日のメインですからね。
ばんえいは色々とファンサービスを工夫していますが、番組改革もファン主体でやったら面白いのにな、と思ってしまいます。
だってねぇ、馬も騎手も頑張っているんですよ。
「また同じメンバーじゃん」て言われるのは、関係者のせいではありません。これはばんえいだけじゃなく地方競馬の、特に前半のレースに言えることですが、番組の工夫がなさすぎます。
何十年同じような番組を組んで、何十年売り上げが下がり続ければ改革するんでしょうかね。
......と、だいぶ熱くなってしまいましたが、予想に戻ります。
ここは、前走1着2着の【フェイ】と【ヒロノヤマト】から。
3着選びが難しいですが、【タカノテンリュウ】【ホンベツイチバン】の2頭を推します。
◎2、フェイ
〇6、ヒロノヤマト
▲9、タカノテンリュウ
△7、ホンベツイチバン
*帯広第12R B3-1 混合 4歳以上 規定 17:25発走 10頭立て
ここはけっこう斤量が刻んでます。
最重量は【ダイヤミラクル】【ヒカルジャイナー】の675キロ。
続いて【キタノオーロラ】【ホワイトオーザン】の670キロ。
【イワキ】【フナノコーネル】の2頭が665キロ、【ヒロノクィン】が650キロ。
【ブラックパール】が645キロで、最軽量【アイラブフクヒメ】が640キロ。
最大35キロ差があるレースです。
前走1月3日の『B3-1』戦、【イワキ】が勝ったレースに出走していた馬が8頭。
でも、【イワキ】に騎乗していた西将太騎手が50勝を挙げたため、減量特典がなくなったので、他の馬たちよりも10キロ軽い斤量で出走した前走から、同じレースに出走していた組の中では唯一10キロ増となりました。
2着の【フナノコーネル】とは差がありませんでしたから、同斤量になった今回は【フナノコーネル】の巻き返しに期待しています。
前走は着外に沈んだものの、地力のある【ホワイトオーザン】【ブラックパール】まで。
◎6、フナノコーネル
〇5、イワキ
▲8、ブラックパール
△4、ホワイトオーザン
あとは明日、馬体重とパドックの様子で微調整を行って、買い目を決めたいと思います!
明日は長時間になりますが、川崎競馬場へお越しの方は、ぜひ一緒にばんえい競馬を楽しみましょう♪
ちなみに私、今年はフクちゃんのお陰で『帯広記念』で早々と初当たりしましたが、その後が続きません。。
明日は新年2発目を決めるべく、頑張りたいと思います!!
2012年が幕を開けました。
みなさんは、どんなお正月をお過ごしですか?
地方競馬はまさに書き入れ時。
1年の中で1番豪華な週じゃないでしょうか。
今日2日の開催競馬場は、帯広・水沢・川崎・名古屋・園田・福山・佐賀の7場。
その中で、3つの重賞が行われます!
まずはばんえい『帯広記念』。
ばんえい第10R『帯広記念』 直200m 16:15発走
このレースの本命は、毎年【フクイズミ】と決めている私です。
斎藤さんが仰るように、理由もなく本命というのはどうか...という感じですが、09年10年と【フクイズミ】に新春初当たりをさせてもらってますから、ここはチャンスがあるなら常に狙っていきたいです。
昨年は『岩見沢記念』を制したあと、4着が最高着順というイマイチな成績が続きますが...
斤量は毎年恒例の880キロ。
障害を越えきったあと、ゴール前で目の覚めるような末脚を繰り出して、牡馬たちを一刀両断して欲しいです。
対抗には【カネサブラック】。
8月の『ばんえいグランプリ』では、07年以来の大崩れを見せましたが、その後の休養を経て復活。
改めて、王者の貫録を見せてくれています。
ただこのレース、意外にも一度も勝っていないというのが気になるところ。
3連勝で『北見記念』を制した【ギンガリュウセイ】は、その後休養して今回は休み明け。
勢いはかなりあるので、ここで一気の世代交代もあるかもしれません。
休み明けで、初めての900キロがどうでるかが鍵だと思います。
◎4、フクイズミ
〇2、カネサブラック
▲5、ギンガリュウセイ
△6、ニシキダイジン
☆9、ホッカイヒル
【フクイズミ】もついに11歳か~...と、出馬表を見てしみじみしてしまいました。。
続いては、水沢で行われる『金杯』です。
水沢第10R『金杯』 ダート1600m 15:15発走
明け3歳馬たちのこのレース、ここはもう【アスペクト】でしょうがないでしょう。
もともと能力の高さを感じさせる馬でしたが、昨夏JRAでのレースを経て、一段と磨きがかかった印象です。
特に印象的だったのが、10月の『若駒賞』。
同厩舎の【エスプレッソ】相手に、10馬身もの差をつけて独走!
地元では敵なしの強さを見せつけました。
前走『全日本2歳優駿』では、かなりの強敵相手に5着に踏ん張る健闘を見せてくれたし、揉まれたことでまた一段と強さが増すんじゃないでしょうか。
対抗は【エスプレッソ】。
さすがに【アスペクト】には敵いませんが、それでもここでは上位の存在です。
前走『寒菊賞』では、【ウエディングサクラ】にハナ差まで詰め寄られましたが、【ワタリドラゴン】に早めに来られたことを考えれば、着差以上の内容だったと思います。
このレース2着に追い上げた【ウエデングサクラ】も注目の存在。
◎5、アスペクト
〇1、エスプレッソ
▲2、ウエディングサクラ
△10、トーホクアロー
そして、名古屋競馬場の『尾張名古屋杯』。
名古屋第10R『尾張名古屋杯』 1600m 16:00発走
ここは難解なメンバーですが、その中でも【ハートオブストーン】を本命にします。
名古屋デビューの生え抜きで、今回が初めての重賞挑戦。
前々走の『さざんか特別』では、内3番手から終始砂を被る展開の中、直線外に持ち出すと一気に伸びて【ミルリュユッテ】を差し切りました。
2番手から楽な競馬だった【ミルリュユッテ】とは、着差以上に力の差があると感じるレースでした。
前に行ってよし、押さえてよしと、器用に対応できるのも魅力。
初重賞ですが、タイトルを獲れる器だと思います。
9月の『きんもくせい特別』から、6回連続2着が続いている【ミルリュユッテ】。
どうしてももう一歩勝ちきれませんが、常に安定して走っています。
『尾張名古屋杯』は3着に健闘した実績があるし、ポンと好位を取れるスピードも信頼度が高いです。
◎4、ハートオブストーン
〇6、ミルリュユッテ
▲1、デジタルゴールド
△3、セイピーシーズ
今年の『オッズパークグランプリ』は、12月5日(月)佐賀競馬場にて行われます。
第9R 『オッズパークグランプリ2011』 1400m 15:50発走
ここはなんといっても【ラブミーチャン】でしょう!
長らく続いた体調不良を乗り越えて、パワーアップして完全復活を遂げました。
6月の『名古屋でら馬スプリント』では、返し馬の時点でかなり状態が良かったようで、レースは圧倒的なパフォーマンスでレコード勝利☆
続く全国交流の『習志野きらっとスプリント』では、逃げる【ジーエスライカー】の2番手追走から、直線抜け出して最後もうひと伸び。
これまでのスピードを生かして押し切る競馬から、相手のペースに合わせて走って直線伸びるという新たな一面を見せてくれましたね。
この時は、金色に光る毛づや、柔らかそうなムキムキの筋肉、そして堂々とパドックを歩く姿に圧倒されました。
体の成長はもちろん、精神的な成長がかなり大きかったですね。
精神的な成長は、人間が促してもなかなか上手くいかないもの。
馬自身が経験して、乗り越えて行くのを待つしかないのです。
関係者の皆さんは、大きなプレッシャーと戦いながら、【ラブミーチャン】をここまで育てたこと、本当にすごいことだと思います。
その後の3戦は勝ち星こそないものの、中央交流戦で惜しいレースを連発。
特に『東京盃』『JBCスプリント』の大井2戦は、一番苦しい競馬を強いられながらの粘り腰。
勝った【スーニ】も強かったですが、【ラブミーチャン】の根性と底力が光ったレースでした。
今回は佐賀初登場。
基本的にはコースを問わないし、先行超有利な佐賀競馬場はまさに得意とするところ。
他にも行きたい馬がいるので先行争いは激しくなりそうですが、番手でも競馬が出来る今、スタートして相手次第の競馬が出来るのは強み。
ここは圧勝を期待しています。
問題は2着争い。
注目は3歳馬の【ウルトラカイザー】です。
ここまで10戦9勝。唯一負けたのは、初めてのJRA挑戦で芝のレースだった『つわぶき賞』のみ。
2度目のJRA挑戦では、『くすの木賞』をクビ差粘って勝利☆
長期休養から復活したこの秋2戦も、古馬を相手に余裕の2連勝。
地元のアドバンテージもあるし、1枠になったのも有利。
一気のメンバー強化になりますが、どこまで戦えるか楽しみです。
『九州大賞典』を勝った【メイホウホップ】は、長い距離で強さを発揮するタイプ。
能力は高いですが、1400m戦の今回はちょっと分が悪いですね。
JRAから佐賀に移籍して来て、この距離3戦3勝の【アリガタイ】も怖い存在。
この馬も前に行く脚質なので、先行争い激化は必至です。
名古屋からの刺客【スマートブレード】は、やはり短い距離が得意な馬。
地方へ移籍してからは少し距離が長かった印象。
『クラスターカップ』で4着しているように、ここに入れば実績上位の存在です。
◎6、ラブミーチャン
〇1、ウルトラカイザー
▲4、アリガタイ
△7、スマートブレード
☆3、マンオブパーサー
年に一度の『オッズパークグランプリ』。
プレゼントキャンペーンもビッグになってますので、レースと併せてお楽しみください♪
さぁ、いよいよ12月1日は、LJS第2戦の荒尾ラウンドです!
盛岡ラウンドを終えて、現在のポイントはこちら↓
1位: 岩永千明 (荒尾) 5着 5P 1着 20P 合計25P
2位: 増澤由貴子(JRA)2着 15P 3着 10P 25P
3位: 山本 茜 (愛知) 1着 20P 6着 3P 23P
4位: 別府真衣 (高知) 4着 7P 2着15P 22P
5位: 皆川麻由美(岩手)3着10P 5着 5P 15P
6位: 下村瑠衣(北海道)6着 3P 4着 7P 10P
どのジョッキーも、まだまだ逆転可能なポイント差になっています。
今年は6人と出場騎手が少ないですが、その分差のない激戦が期待出来そうですね。
第3戦は『アテナ賞』。
荒尾第8R 『アテナ賞』 1400m 14:35発走
ここは大外枠に入った増沢由貴子騎手【ダイワジョリー】に注目しています。
今年の2月、中央でデビューした3歳馬。
荒尾に移籍してからは、13戦7勝2着3回。
大きく崩れたのは1度だけで、その時は砂を被って嫌気がさしたようで、全く競馬になりませんでした。
逃げるか2番手を気持ちよく走れれば、常に力を出してくれる馬。
前回の盛岡ラウンドでは、久しぶりの騎乗とは思えないレースを見せてくれた増沢騎手鞍上で、積極的なレースを期待しています。
◎6、増沢由貴子騎手【ダイワジョリー】
〇5、皆川麻由美騎手【オーマイミー】
▲2、岩永千明騎手【テイエムリニア】
△1、山本茜騎手【プリティジェンヌ】
第4戦は『デメテル賞』。
荒尾第9R 『デメテル賞』 1500m 15:10発走
ここは、岩永千明騎手のお手馬で、今回は皆川麻由美騎手が騎乗する【アイファインバンド】に注目しています。
今年は春から秋にかけて長期休養しましたが、休み明けからは8戦5勝2着2回と、確実にパワーアップ。
逃げてよし、好位から差し切るのもよしの馬なので、展開に左右されずに自分の競馬が出来そうです。
岩手のシーズンオフには、荒尾で期間限定騎乗をしたこともある皆川騎手。
特にこのコースは得意にしているし、ライバルと公言している岩永騎手のお手馬が回って来ました。
ここはかなり燃えるものがあるはずです。
対する岩永騎手も気持ちは同じ。
自分のお手馬と対戦する時のジョッキー心理は、とにかく自分の馬には負けたくないもの。
特に今年は荒尾の廃止も決定して、「荒尾を背負ってレースをします!」と宣言しているように、例年にも増して気合いが入っています。
この戦い、どっちに軍配が上がるのか...
それとも他のジョッキーが勝ち星を挙げるのか、注目の一戦です!
◎3、皆川麻由美騎手【アイファインバンド】
〇2、岩永千明騎手【フリークムーン】
▲4、別府真衣騎手【メルシーレインボー】
△5、山本茜騎手【ヒノクニシンゴ】
当日の荒尾は、LJSだけでなく、中央交流戦が2R組まれています。
第7R『シーサイドカップ』1500m 13:55発走
第10R『たんぽぽ賞』1500m 15:50発走
そして!なんとなんと、JRAの武豊騎手が来場します。
7Rでは【ゴールドユソネット】に騎乗。
9R終了後にはトークショーに登場して、LJS表彰式のプレゼンターも務めて下さいます。
「荒尾を少しでも盛り上げたい」という気持ちから、今回の来場を決めた武ジョッキー。
中央・地方を問わず、率先してPR活動を務める姿勢はさすがです。
トークショーには、武騎手のバレットである吉井慎一さんも登場しますので、武騎手の知られざる素顔などなど、お聞きしたいと思ってます。
ぜひ1日通して荒尾競馬をお楽しみください!!
~JRA武豊騎手トークショー~
<実施時間> 15時15分頃より
<実施場所> ウィナーズサークル
<出演> 武豊騎手(JRA栗東所属)
吉井愼一さん(バレット)
<司会> 赤見千尋
昨日は2つの快挙がありました!
まずは【オオエライジン】デビューから無傷の10連勝達成です☆
スタートで出遅れた時はドキっとしましたが...
やはりエンジンが掛かってからのペースアップは誰も付いて行けませんね。
追ってから手ごたえほど伸びないのは、ちょっとソラを使うところがあるのか?
まぁなんにせよ、強かった!
この後の戦いがさらに楽しみになりました。
そして、『浦和記念』は川崎の【ボランタス】が勝利☆
後方から直線グイグイ伸びて、ゴール前でまとめて交わす豪快な勝ちっぷり。
『JBCクラシック』で、【スマートファルコン】【トランセンド】という両雄を追いかけて勝ちに行く競馬を演じた【シビルウォー】を差し切っての勝利は、大きな価値があります。
山崎誠士騎手のガッツポーズに、喜びの気持ちが現れていましたね。
そして今日は、『笠松グランプリ』です!!
『笠松グランプリ』 1400m 15:50
北陸・東海・近畿・中国地区交流戦。今回は兵庫から2頭の遠征馬を迎えて10頭で争います。
注目は、地元笠松の【エーシンクールディ】。
少し距離が長いのでは?と思われた、大井『レディスプレリュード』では、気持ちよく逃げてあわやの3着に大健闘☆
続く『JBCレディスクラシック』も大きな期待を寄せていましたが、マイペースで逃げることが出来ずに撃沈...。
敗因がしっかりしているので、悲観することはないし、今回1400mに距離が短縮されるのもプラス。
大外枠なので、逃げるまでに脚を使わされそうですが、この馬のスピードを信じて本命にします。
対抗は、兵庫の刺客【フィオーレハーバー】。
重賞3勝を挙げている素質馬が、ここに来てさらにパワーアップ。
前走のOP戦も、中団から向正面で一気に先頭に立って、3,4コーナーは持ったままで後続を待つ状態。
直線追い出すとしっかりと伸びて、OP特別2連勝を飾りました。
デビューした頃は450キロ台の体でしたが、現在は480キロ台まで増えて、明らかに筋肉がついてダイナミックな走りになりました。
レースセンスが良くて、器用に立ち回れるのが特徴。
初めての笠松遠征でも、戸惑うことはないと思います。
そして【キングスゾーン】。
さすがに交流重賞では辛くなりましたが、地方馬同士の戦いならばまだまだ格上の存在。
9歳になった今年も重賞3勝の活躍を見せています。
昨年のこのレースは【マルヨフェニックス】の2着と健闘しているし、軽視は禁物です。
◎10、エーシンクールディ
〇4、フィオーレハーバー
▲3、キングスゾーン
△7、ニシノコンサフォス