
今日は金沢競馬場で、『MRO金賞』東海・近畿・中国の3歳馬たちの戦いです!
『MRO金賞』出走表
名古屋から4頭、笠松から1頭、兵庫から1頭が参戦、迎え撃つ金沢勢は6頭で、全12頭で戦います。
なかなか比較が難しいメンバーですが、本命にしたのは【アムロ】です。
門別での2歳時代はパッとしない成績でしたが、名古屋に移籍して力をつけてきましたね。
初の1900m戦だった『駿蹄賞』では砂を被って前半からあまりやる気がない様子でしたが、『東海ダービー』ではスタートして押して押して3番手外を取り、ハナ差でダービー馬の称号を掴みました。
『ジャパンダートダービー』ではさすがに相手が強すぎましたが、あのメンバーの中で揉まれたことは大きな経験になったはず。
距離も問題ないし、スタートを決めて揉まれなければいい競馬が出来ると思います。
対抗は、兵庫の【ホクセツサンデー】。
昨年のデビューから常に世代トップクラスで走ってきた馬です。
ここまで12戦6勝で、馬券に絡まなかったのは、中央勢相手の『兵庫ジュニアグランプリ』7着のみ。
5月の『兵庫チャンピオンシップ』では2番手から粘って2着を確保、『兵庫ダービー』では【オオエライジン】の強さに屈しましたが、3着を6馬身離しての2着でした。
実績を考えると、現状の能力は今回メンバーナンバー1でしょう。
ただ、ちょっと心配なのが初の遠征ということ。若い馬だし、輸送と初めての場所でどう気持ちが変化するかが読めません。
パドックで落ち着いていたら、いつも通りの力を出してくれるんじゃないでしょうか。
地元勢の中では、【エムザックハーツ】に注目しています。
なかなか気難しいところのある馬で、初の遠征となった『東海ダービー』は参考外。
前々走では、早めに先頭に立って4コーナーで外に大きく膨れながら勝利し、改めて力のあるところを見せました。
ただ、早めに先頭に立ってはいけない...ということを意識しすぎて、前走では前を捉え切れなかった印象です。
かなり乗り難しい感じですね。。
今回強いメンバーが揃ったので、早め先頭になるという心配はいらない分、逆にレースがしやすいんじゃないでしょうか。
追い比べになったら、威力を発揮してくれると思います。
◎9、アムロ
〇6、ホクセツサンデー
▲8、エムザックハーツ
△11、モエレウェバリング
△12、ソウゲン
発走時間は、16:25です!
今日は高知で『黒潮ダービー』です!
『黒潮ダービー』出走表
注目はなんといっても、【マイネリスペクト】&宮川実騎手でしょう。
中央で4戦して高知に移籍して来た【マイネリスペクト】は、8戦4勝2着3回という素晴らしい結果を出しています。
特に前々走の『黒潮皐月賞』では、それまで1度も勝つことが出来なかった【ミストラル】を下して逃げ切りV☆
初重賞制覇を勝ち取りました。
騎乗した宮川実騎手にとっては、昨年の復帰からの初重賞制覇。
表彰式では声を詰まらせながら、ファンに感謝の想いを伝えていた姿が、深く印象に残っています。
一昨年の落馬事故で、左目失明という大きなハンデを背負った宮川騎手。
そのアクシデントにも挫けず、見事騎手復帰を果たしたことは、本当にすごいこと。
しかも、現在では怪我前と変わらない大活躍を見せています。
今年の『黒潮ダービー』。
最大のライバルになったであろう【ミストラル】の姿はなく、他のメンバーはこれまで戦って破ってきた馬ばかり。
まだ対戦していないのは【セトノアカリ】と【シャイニーフェイト】の2頭ですが、近走で戦っている相手を見ると、勝つまでは厳しいのでは...というのが正直な印象。
距離が一気に延びて1900mになりますが、中央時代に1800m~2000mを経験しているし、マイペースの逃げに持ち込めればこなしてくれるでしょう。
ここは、【マイネリスペクト】&宮川実騎手にとって、ダービー制覇の大きなチャンスです!
対抗は、前走で【マイネリスペクト】に3/4馬身まで迫った【リョウマクン】。
こちらは門別時代に1700m経験があるのみで、高知に来てからはずっと1300mを使っていたので距離が気になるところではありますが...
ここまでの成績を考えても、上位争いは出来るのでは。
『黒潮皐月賞』で2番人気ながら4着に敗れた【ラブミールック】は、まだ高知に来てそんなに時間が経っていません。
前々走で見せた追い上げは圧巻で、またあの脚が繰り出せたら怖い存在です。
◎9、マイネリスペクト
〇2、リョウマクン
▲3、ラブミールック
△6、シャイニーフェイト
発走は、20:20です!
今年も熱い戦いが繰り広げられて来たダービーウイーク。
ラストを飾るのは、盛岡競馬場『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』。
このレースの注目は、なんといっても【ベストマイヒーロー】でしょう。
ここまで7戦6勝。
唯一の負けは『ジュニアグランプリ』の2着で、勝ったのは道営から遠征に来ていた【スクランブルエッグ】でした。
未だ地元同世代には負けたことがありません。
しかもこのレース、敗因もしっかりしています。
テンションが上がり過ぎて返し馬から暴走、それでも1/2馬身差に踏ん張ったところは評価に値するんじゃないでしょうか。
岩手のシーズンオフには中央遠征プランもありましたが、胃潰瘍を患って断念したとのこと。
やはり、精神的にかなり繊細な部分を持っているようですが、菅原勲騎手曰く、
「この時期のロックハンドスターより上」
と言わしめた能力の持ち主です。
唯一の敵と思えた【シーグランディ】が出走しない今回、まさに敵無し。
どこまで強い勝ち方をしてくれるのか、期待しています。
対抗ですが...これはかなり悩むところ...。
【ベストマイヒーロー】と戦って大きく敗れた馬たちばかりで、どの馬も一長一短という感じ。
『七時雨賞』で粘った【ヤマトスバル】は、【マイベストヒーロー】の仕掛け所次第で大きく左右されそう。
しっかりした末脚を持つ【トーホクスピリット】、岩手移籍3戦目となる【ドキドキ】も気になる存在です。
◎10、ベストマイヒーロー
〇4、ヤマトスバル
▲9、トーホクスピリット
△7、ドキドキ
明日はばんえい『チャンピオンカップ』、福山『福山牝馬特別』の2重賞が行われます!
まずは15:30発走の『福山牝馬特別』から見て行きましょう。
『福山牝馬特別』出走表
北陸・東海・近畿・中国地方交流戦ということで、10頭中5頭が遠征馬です。
笠松【ドリームプレイ】
愛知【カツヨトワイニング】
兵庫【ロケットガール】
【エンタノメガミ】
【ゴールドピアース】
注目は、重賞実績十分な【エンタノメガミ】。
福山は、09年にこのレースに挑戦して、【キーポケット】の2着に頑張っています。
昨年は、名古屋『秋桜賞』で【キーポケット】をハナ差押さえて久しぶりの重賞勝利を飾ると、地元園田の『兵庫クイーンカップ』もハナ差で制して完全復活をアピールしました。
ここ3戦、負けているとはいえどれも差のない競馬。
前に行って自分でレースを作れる馬で、大きく崩れる心配はないと思います。
同じく兵庫の【ゴールドピアース】も気になる存在。
兵庫に移籍してから着実に力をつけて来ましたが、昨年の後半はさらにパワーアップした印象。
特に、前走で初の交流重賞を経験したのは大きいこと。
連続して遠征になるので、体重が大きく減っていなければ。
愛知の【カツヨトワイニング】は、中央時代かなりの実績を挙げた馬。
GIにも出走しているし、重賞でもいいレースをしていましたからね。
転入してからの2戦はまだパッとしませんが、ここはこれまでに比べると一気に相手が手薄になります。
強豪復活のいいキッカケを掴んで欲しいところ。
地元福山からは、『クイーンカップ』2連覇した【ビービーバイラ】。
牝馬同士ならほぼ崩れなく頑張ってくれる馬。
遠征馬相手に地元の意地を見せて欲しいです。
◎7、エンタノメガミ
〇8、ゴールドピアース
▲5、カツヨトワイニング
△1、ビービーバイラ
△2、ドリームプレイ
現在オッズパークでは、3月27日に行われる『ファイナルグランプリ』のファン投票を行ってます!
『ファイナルグランプリ』ファン投票
こちらもどしどし応募して下さいね♪
続いては、ばんえい『チャンピオンカップ』。
『チャンピオンカップ』出走表
今年度の重賞勝ち馬に出走権のある『チャンピオンカップ』。
一番重い重量は820キロと、実績馬たちにとってはヘでもない感じですが、、、
最軽量が750キロと、70キロの差があるわけです。
それでも、『ドリームエイジカップ』の結果を見てもわかるように、80キロの差でも全く歯が立たないんですからね。
820キロは、【カネサブラック】【ナリタボブサップ】【ニシキダイジン】の3頭。
このレース2連覇中の【カネサブラック】はとにかく信用出来るけど、【ナリタボブサップ】は近2走を見ると怪しい感じ。この負けっぷりはどうしたんでしょうか。
【ニシキダイジン】はもっと斤量があるレースの方が、より強さを発揮してくれます。
810キロは【キタノタイショウ】【ナカゼンスピード】。
【キタノタイショウ】3連勝中とかなり勢いがあり、完全復活した印象ですが、この一気の斤量増はどうでしょう。
他の馬たちとの対比もそうだけど、この馬自身810キロは初めてなので。
800キロを曳く我らが女傑【フクイズミ】。
年明けの『帯広記念』は7着に負けたものの、その後2連勝中。
【カネサブラック】とも20キロ差あれば勝負になるし、07年以来のこのレース勝利を期待しています!
◎6、フクイズミ
〇9、カネサブラック
▲3、ニシキダイジン
△7、ナリタボブサップ
明後日、28日(月)はばんえい競馬の馬券を川崎競馬場でも発売します。
須田鷹雄さん、目黒貴子さんと一緒にイベントをしますので、川崎にいらっしゃる方はぜひ立ち寄って下さいね☆
今日は名古屋競馬場で、『梅見月杯』が行われます!
『梅見月杯』出走表
ここはなんといっても、【ヒシウォーシイ】でしょう。
3歳で名古屋に来てから、常に高いレベルで実績を残して来ましたが、相手によっては崩れる時もありました。
それが、昨年は一気に強さが増して11連勝中☆
昨年の『梅見月杯』では、1番人気で1着だった【マイネルアラバンサ】と、2着【キングスゾーン】の戦いから、7馬身も離されてしまいましたが...。
その後、【マイネルアラバンサ】にも【キングスゾーン】にも勝ってますし、今の【ヒシウォーシイ】ならば、昨年の差を埋めて有り余るほどの力と安定感を持っていると思います。
前走は雪で急遽中止になりましたから、その辺りの影響がなければ、ここも心配ないでしょう。
対抗は【マルカハンニバル】。
昨年夏に名古屋に移籍してから、安定して力を発揮しています。
交流重賞『名古屋グランプリ』では、地方馬最先着の5着に頑張っていますし、続く『名古屋記念』は人気を裏切ったものの、前走『クリスタルオープン』では【マイネルアラバンサ】を倒して勝利しました。
1900mも実績があるし、【ヒシウォーシイ】は手ごわいとしても、他の馬たちとはいい勝負が出来るばず。
昨年の覇者【マイネルアラバンサ】も、【マルカハンニバル】と互角の力を持つ馬です。
昨年は、交流重賞『名古屋大賞典』から休養していましたが、10月に復帰すると初戦を勝利で飾りました。
その後のレースでは勝ち星は挙げていませんが、2着3着と惜しいレースで悲観する内容ではありません。
この上位3頭の力が抜けているんじゃないでしょうか。
◎9、ヒシウォーシイ
〇7、マルカハンニバル
▲6、マイネルアラバンサ
△4、ノゾミカイザー
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