
今日は未来優駿第7弾、最終戦となる名古屋『ゴールドウィング賞』です!
『ゴールドウィング賞』出走表
今年はかなりいいメンバーが集結しましたよ。
転入馬もいて、ちょっと比較が難しいです...
予想の前に、参考レースを順に振り返って行きましょう。
まずは10月6日、名古屋で行われた2歳特別から。
勝った【ナラセジンダイコ】は、1枠からのスタート。内から上手く外に出して、すんなりと3番手に付けます。
勝負所で先頭に迫ると、直線ではグングンと突き抜けて4馬身差の圧勝でした。
意外にも、【ナラセジンダイコ】にとってこれが初勝利となりましたが、19日に行われた『若駒特別』も勝利して、現在2連勝中。
名古屋1600メートル2戦2勝と、今回と同じ舞台で結果を出しているのが大きいですね。
2着だった【ミサキテンバー】は、後方から追い上げるも、【ナラセジンダイコ】が抜け出した後で、今回は影を踏むことも出来ませんでした。
それでも【ナラセジンダイコ】に勝利したレースもありますし、能力的に劣っているとは思いません。
デビューから安定して結果を残しているし、展開1つで好勝負出来るはずです。
続いては、10月19日に行われた2歳特別。
勝った【リンドドレイク】は笠松所属馬。
前3頭を見る形で4番手を追走。勝負所で先団を捉える勢いで、直線向いた所で【ブライトヒーロー】と馬体を併せますが、すぐに突き抜けて4馬身差の勝利。
2着は2番手から【ブライトヒーロー】がよく粘りました。
ただこのレース、同じ日に【ナラセジンダイコ】が勝った『若駒特別』があったため、1組とはいってもメンバー的には若干手薄な印象。
そして、10月29日笠松で行われた『ジュニアクラウン』。
このレース、道営から転入初戦だった【モエレスペクタクル】が逃げて、常に半馬身差くらいでマークされ、かなり厳しい展開。
【モエレトゥループ】は後方から、3,4コーナーで一気に先団に追いついて、直線は【モエレスペクタクル】との叩き合い。
ゴール前で【モエレトゥループ】がクビ差差し切っての勝利でした。
これで【モエレトゥループ】は2連勝。
名古屋への遠征経験もあるし、脚質からいっても距離が延びるのはプラス。
初の1600メートルも苦にしないと思います。
対する【モエレスペクタクル】は、かなり厳しい展開の中、最後までよく粘りました。
2着だったとはいえ、負けて強しの印象。
転厩2戦目だし、道営時代に1700メートル戦の経験もあり。
1枠に入って、ハナに行く展開になるでしょうし、侮れない存在です。
比較が難しいのが、名古屋初出走となる2頭。
まず【ムーダ】ですが、前走から名古屋に転厩して来て、初戦はJRAの『萩ステークス』。
さすがに相手は強かったですが、強敵相手に揉まれて来ているだけに、どんなレースを見せてくれるのか楽しみな1頭です。
【レディダイヤ】はJRAからの転厩初戦で、新馬戦2着の成績が光ります。
ただ、芝1200メートルを3戦して、ダートは1戦のみ、しかも15着ということで、どのくらいの能力があるのかちょっと読めない感じ。
鞍上と厩舎を考えると、あっさりもあるのかなという期待もあります。
ということで...
私の本命は【モエレスペクタクル】。
とにかく、転厩初戦の内容がよかったです!
2着だったのでオッズ的にも面白いと思うし。
対抗は2連勝中の【ナラセジンダイコ】。
【モエレトゥループ】と地元で実績を挙げている馬を中心にしました。
◎1、モエレスペクタクル
〇10、ナラセジンダイコ
▲2、モエレトゥループ
△11、リンドドレイク
△8、ムーダ
発走は、16:05です!
昨日園田競馬場で行われた、未来優駿第4戦『兵庫若駒賞』。
台風が近づいていたせいか...
雨&かなりのどんより雲でしたよ。
レースは1番人気【オオエライジン】が逃げる展開。
ここまで2戦2勝。鞍上の木村健騎手は、ペースを落として引き付けて逃げる戦法。
落ち着いた流れを壊しに行ったのは、再デビューを果たした松浦政宏騎手騎乗の【マンボビーン】。後方2番手から、一気に3番手まで追い上げました。
3コーナー手前から【ホクセツサンデー】も前に迫って、3コーナーで一瞬クビくらい先頭に立ちますが、逃げている【オオエライジン】も譲らずに、2頭馬体を併せて4コーナーから直線に向かいます。
コーナー立ち上がりで【オオエライジン】が1馬身くらい抜けると、2頭の差は詰まるでもなく開くでもなく、そのままゴール。
3着以下を6馬身離しての一騎打ちは、【オオエライジン】に軍配が上がりました。
木村健騎手
「まだ3戦目でキャリアが浅いので、揉まれる競馬をしたくなくて先頭へ行きました。
後ろから馬が来たらハミを取ってくれるし、素直でとても乗りやすいです。
まだまだ上積みありますよ」
橋本忠男調教師
「牧場で見て自分が選んだ馬で、重賞を勝てて嬉しいですね。
追い切りではA1の馬に先着していたので、自信はあったんだけど、キャリアが浅い面がどうかなと思ってました。
まさか逃げるとは思わなかったけど、木村が上手く乗ってくれましたね。
この馬は体質が弱くて、前走使ったあともガクっと疲れが出たんです。
立て直すのに時間がかかったけど、やっぱり能力高いですね。
この後は馬の様子を見ながら、11月23日の『兵庫ジュニアグランプリ』を目指します」
これで3戦3勝!
どんな成長を見せてくれるか楽しみです♪
2着は3番手から前を追い詰めた【ホクセツサンデー】。
板野央騎手
「今回初めてコンビを組みましたが、乗りやすくていい馬ですね。
3,4コーナーで勝ち馬に被せに行ったんだけど、逆に向こうに出られてしまいました...。
でもそこから、よく踏ん張ってくれましたね。この先、距離延びても楽しみです」
3着は、牝馬の【リジョウクラウン】が、後方から追い上げました!
竹村達也騎手
「前残りの馬場にスローペースと、追い込み馬には展開が向かなかったですね。
でも、牡馬相手にここまで頑張ってくれたんで、次は牝馬戦線で巻き返したいです!
僕自身、10年騎手やっててやっとめぐり合えた馬。
これから人馬共に成長して行きたいです」
前走の『園田プリンセスカップ』で、人馬共に初の重賞制覇を果たしたばかり。
展開が向かなかった今回のレースでも、素晴らしい末脚を見せてくれましたから、今後さらに注目です!
2番人気【カラカル】は、中団から追い上げましたが5着まで。
下原理騎手
「今日は折り合いがついて、すごく乗りやすかったんだけど...
折り合いがつきすぎたのかな」
と、クビを傾げました。
前走は京都に遠征して2着と好走していますから、この先の巻き返しに期待したいです。
そしてこちからが...
36歳で再デビューを果たした、松浦政宏騎手の新勝負服。
詳しい記事はこちら→ 36歳、再デビュー
今月再デビューを果たし、すでに4勝!
まだまだ、これから活躍してくれるでしょう。
[おまけの競馬場グルメ]
園田競馬場には、たこ焼きがないっ!!と勝手に思い込んでいたのですが...
ありました。
正門入って右手にある、『ポニー』にて。
たこ焼き300円也。
関西圏で食べるたこ焼きは、本当に美味しいです☆
今年も『未来優駿』の季節がやって来ました~
毎年名前の通り、ここから翌年のダービーを勝つ馬が多数誕生していますからね。
今年も注目のレース目白押しです☆
18日盛岡『若駒賞』から始まった今年のシリーズ。
22日の荒尾『九州ジュニアグランプリ』と、現在まで2戦が終わりました。
第1戦の盛岡『若駒賞』は、1番人気【ベストマイヒーロー】が楽な手応えで逃げて圧勝☆
2着に7馬身もの差をつけました。
前走芝の『ジュニアグランプリ』では、北海道の【スクランブルエッグ】に初めて土をつけられましたが、今回の圧勝で改めてその強さを証明した形。
【ロックハンドスター】と同じ、瀬戸幸一厩舎&菅原勲騎手のコンビ。
これからどんな成長を見せてくれるか楽しみです♪
そして22日、荒尾競馬場で行われた『九州ジュニアグランプリ』。
ここはかなりハードな流れのレースとなりました。
スタートしてからのホームストレッチでは、【サチノシェーバー】【ジュエルリング】【リョウマニッポン】【ヌレイエフクイン】の4頭が競る形に。
1コーナーで【リョウマニッポン】が控えて、前3頭はどんどん後続を離していきます。
向正面では【サチノシェーバー】が脱落、3,4コーナーで前は【ジュエルリング】【ヌレイエフクイン】の2頭になり、直線は後ろから再び追い上げた【リョウマニッポン】と【キング】と並んで4頭の戦い。
最後は追い上げた2頭の外、【リョウマニッポン】が力強い伸び脚を見せて快勝しました!
これでデビューから3連勝。
勝ち方に派手さはありませんが、豪快に伸びる末脚を武器に、さらなる活躍が期待出来そうですね!
そして月曜日には、福山競馬場で『福山2歳優駿』が行われます!
昨年は【ムツミマーベラス】が、デビューから無敗の6連勝を果たしたこのレース。
今年はどんなヒーローorヒロインが誕生するでしょうか。
『福山2歳優駿』出走表
メンバーを見てみると...
予想がかなり難しい感じ。。
昨年の【ムツミマーベラス】のような、圧倒的な存在がいません。
圧倒的な存在になりそうだった【ビクトリーロマン】が、前走惨敗してしまったからです。
あの負けは...なんなのでしょうか。
スタートしてもうなかなかハミを取らない感じ。
鞍上の渡辺騎手の手がずっと動きっぱなしでした。
【ムツミマックス】にがっちりマークされる展開も、その前のレースと全く同じ。
それなのに、向正面でズルズル後退してしんがり負けという、この馬らしくないレースでした。
6戦5勝2着1回というパーフェクトな走りを見せていましたが、前走をどう扱ったらいいものやら。
まだ2歳の牝馬ですから、ちょっとしたことで嫌気がさしてしまったのかも。
これは当日の雰囲気をしっかりと見極めたいと思います。
自分の力が出せれば、今までの成績からいっても、とても強い馬ですから。
【ビクトリーロマン】が初の惨敗を喫してしまったレースを勝ったのが、【ユメミルチカラ】。
これまで【ビクトリーロマン】の2着が3回。
なかなか先着出来ずにいましたが、前走の勝ちっぷりは鮮やかでした。
前々走は園田へ遠征して、強い馬たちと戦って来ました。
2番手から早めに抜かれてしまいましたが、それでも前に食い下がっていましたね。
あの遠征で、揉まれて揉まれて一皮むけた印象。
400キロちょっとの小柄な牝馬ですから、当日の馬体重は要チェックです。
【ラピッドリーサン】もこれまでの【ユメミルチカラ】同様、【ビクトリーロマン】という壁に阻まれて来ました。
それでも安定して力を発揮してくれる馬です。
前走でも【ユメミルチカラ】とは1と1/2馬身差の2着で、3着以降は7馬身差ですから、改めて力上位であるところを見せてくれました。
10頭中唯一の男の子、【リニアステップ】も気になる存在。
ただ、これまでの対戦から【ビクトリーロマン】や【ユメミルチカラ】と互角に戦うには、相当な何かがないと覆せない印象。
◎9、ユメミルチカラ
〇8、ビクトリーロマン
▲2、ラピッドリーサン
△6、リニアステップ
発走は15:50です!!!
当日は、武豊騎手&内田博幸騎手が来場して、イベントやサイン会、協賛レースなどなどするそうですよ☆
熱い一日になりそうですね♪
いよいよ、『南部杯』当日を迎えました!
今朝の東京はよく晴れて競馬日和♪
盛岡の天気はどうかな~
昨日は一日重馬場でのレースでしたが、今日は回復しそうですね。
『南部杯』出走表
今年の顔ぶれ...なんといっても注目は、現在の国内ダート最強ホース【エスポワールシチー】。
[南部杯2009]
昨年の『南部杯』は、休み明けでプラス14キロというかなりパワーアップした体で登場し、楽に先手を取ると、そのまま直線突き放すという圧勝劇を見せてくれました。
ここでの強い走りが評価されて、続く『JCD』では1番人気に。
ここも危なげないレースぶりで、勝利を飾りました☆
昨年の『フェブラリーステークス』で、初めて超一線級のメンバーと対戦してから、一気に強くなった印象です。
前走の『かしわ記念』では、状態が本調子ではなかったようですが、それでもさすがの貫禄勝ち。
いい状態でレースに臨める今回は、死角はないんじゃないでしょうか。
ここで強い勝ち方をして、アメリカへと駒を進めて欲しいです!!
【エスポワールシチー】の1強ムードですが...
今回は2着争いが難しい感じ。
休み明けを一度叩いた【テスタマッタ】。
前走初の地方場所で交流重賞初制覇を飾った【セレスハント】。
『JDD』は負けたとはいえ、勝つ時はものすごく強い3歳馬【バーディバーディ】。
前走『エルムステークス』では惜しい2着だった【オーロマイスター】。
年齢を重ねても、盛岡では激走を見せてくれる【メイショウバトラー】。
そして、地元・岩手の代表【マヨノエンゼル】。
かなり豪華な2着争いが予想されますが、私の対抗馬は...【セレスハント】。
枠が、【エスポワールシチー】の外隣に入ったのがいいですね。
【エスポワールシチー】が逃げて、すんなりと2番手が取れそうですから。
自分のリズムで走れればとても強い馬。
初の盛岡コースを克服して、頑張って欲しいです。
◎3、エスポワールシチー
〇4、セレスハント
▲1、テスタマッタ
△11、オーロマイスター
予想も決まったところで...いざ盛岡へ出発!
いろいろ取材して来ますので、お楽しみに♪
明日26日は、全国の地方競馬場で3つの重賞が行われます!
まずは、佐賀『ロータスクラウン賞』。
『ロータスクラウン賞』出走表
四国・九州交流戦ですが、今年は他地区からの遠征馬はいません。
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ここはやはり、2歳チャンピオン【フレーザーハクユウ】に注目です!
デビューから6戦4勝で『九州ジュニアグランプリ』を制して南関東へ移籍しました。
そこからちょっと歯車が狂ったのか、なかなかこの馬らしい競馬が見られずにいました。
佐賀に戻って来てからも、3戦惨敗...
でも2走前から復活して、古馬と戦った『B1・B2』で逃げ切り勝ち。
前走の『荒炎賞』では8馬身差の圧勝を見せてくれました!
マイナス7キロの馬体重でしたが、荒尾への輸送もありましたし、今回は1800メートルという距離を克服して、強い【フレーザーハクユウ】に期待しています!
前走『荒炎賞』2着の【ダンツウォッチ】、『九州ダービー・栄城賞』2着だった【ゴールドセント】、中央から移籍して1叩きした【マイネピアチェ】が気になります。
◎8、フレーザーハクユウ
〇4、ダンツウォッチ
▲3、ゴールドセント
△11、マイネピアチェ
発走は、16:20です!
ちなみに...
オッズパークでは、『ロータスクラウン賞』キャンペーンやってます♪
続いては、盛岡『OROカップ』。
地方全国交流戦、芝1700メートルです!
『OROカップ』出走表
北海道から【トウショウヘリオス】
船橋から【サウンドサンデー】・【リュウノボーイ】・【ポップコーン】
川崎から【コスモヴァシュラン】
名古屋から【キングスゾーン】
と、12頭中6頭が遠征馬。多彩な顔ぶれが揃いましたね。
昨年は、【コスモバルク】が制したこのレース。
今年は大激戦が予想されます。
その中で、注目したのは3歳馬【リュウノボーイ】。
盛岡の芝は3戦して2勝。ダートよりも強いイメージがあります。
特に、7月の『オパールカップ』は圧巻で、7馬身差の圧勝を見せてくれました。
そして、前走『黒潮盃』ではすごい末脚で追い込んで、4着まで食い込みました。
岩手時代には新馬戦以外で先着出来なかった【ロックハンドスター】にも先着。
着実に成長しているように感じます。
芝の成績がいい【ボスアミーゴ】、地元以外の方が走る【キングスゾーン】、ミスターピンク騎乗の【サウンドサンデー】にも注目しています。
◎7、リュウノボーイ
〇9、ボスアミーゴ
▲1、キングスゾーン
△4、サウンドサンデー
このレースも、『ロータスクラウン賞』と同じ、16:20発走です!!
3つ目は、帯広・ばんえい『岩見沢記念』です!
『岩見沢記念』出走表
このレースは、8頭中5頭が12日に行われた『ポテト特別』からの参戦。
しかも、斤量は違えど斤量差の比率が同じでもあり、上位馬の好走は必然な感じ。
私の注目は、女傑【フクイズミ】です!
前走の『ポテト特別』では【カネサブラック】に及ばずの2着でしたが、相変わらずの強さを見せてくれました。
今回は715キロ→810キロに斤量がアップしますが、この辺の斤量はもうお手の物です。
昨年の『岩見沢記念』では、今年よりも重い830キロを曳いて4着に敗れましたが、今年の方が斤量も軽いですし、目の覚めるような末脚を期待しています。
08年くらいから、王者として常に人気に推される【カネサブラック】は絶対に外せません。
基本的に、「どうすればカネサを負かせるのか?」という視点で予想してしまうくらい、絶対王者であります。
レースでも常に目標にされていながら、それでも結果を出すんですから、さすがですよね。
ただし...けっこう2着も多い。
【ナリタボブサップ】には、同斤量では先着を許しませんが、【フクイズミ】には20キロ以上の差があれば、差し切られることもありますので。
◎5、フクイズミ
〇8、カネサブラック
▲3、ナリタボブサップ
△7、ホクショウダイヤ
発走は、20:05です!!!