
*19日(火)盛岡 第10R『第27回ジュニアグランプリ』 芝1600m 17:15発走*
過去10年の結果を見ると、北海道勢7勝、岩手3勝。ここ最近は北海道勢が4年連続勝利しており、今年も優勢と考えます。
本命にしたのはクラウニングカップ。
デビューから3戦、すべて1700mを走っています。
前走のウィナーズチャレンジでは、外3番手からじっくり進んで、3,4コーナーでは少し手応えが怪しく見えましたが、そこからしぶとく伸びて2着。
まだまだ成長段階ではありますが、距離の不安もないですし、ここは初重賞制覇のチャンスでしょう。
対抗にしたのはブルーメンガルテン。
ここまで4戦して1勝2着3回。勝ち切れないレースが多いながらも、パーフェクト連対中です。
前走のターフチャレンジは序盤最後方から、3,4コーナーで外々をマクッていって、直線先頭。最後は差されましたが好内容のレースでした。
初めてのマイルがカギですが、後半の末脚は脅威です。
3番手は地元岩手のセイクリスティーナ。
2戦目は圧勝、3戦目は芝で重賞制覇と1戦ごとに強くなっている印象です。
特に前走の若鮎賞は初めての芝で、序盤は内々を進み、外に切り返して伸びてくるという器用な競馬で勝利。
コース経験があるのは大きいですし、久しぶりの地元制覇に期待がかかる1頭です。
若鮎賞では2着だったトゥーナスタディは、前走同じ芝1600m戦で勝利。
このコースは相性がいいですし、地の利を生かしてどこまで粘り込めるかでしょう。
もう1頭の北海道からの遠征馬ベイビーザロックまで。
◎2、クラウニングカップ
〇12、ブルーメンガルテン
▲8、セイクリスティーナ
△13、トゥーナスタディ
△10、ベイビーザロック
*15日(金)園田 第11R『第57回摂津盃』 1700m 19:55発走*
連勝馬が多く、高いレベルの混戦模様という印象です。
本命にしたのは牝馬ヴィーリヤ。
前走の兵庫サマークイーン賞では番手に控える競馬で折り合って、収穫の多い内容で快勝。7連勝を果たしました。
不良馬場だったとはいえ1分50.8の好タイム。
牡馬相手でも重賞を勝ち切る力があると思います。
今回は最内枠、2度目の1700m戦ということで、逃げる競馬をするのではないかと考えています。
対抗はブラックバトラー。
前走は逃げ馬不在の中、内から逃げて直線突き放して圧勝。
スローペースだったので時計は平凡ですが、あのゲートに難があったブラックバトラーが逃げ切り勝ちとは、大きな成長を感じます。
もともと末脚はピカイチな馬で、ここで久しぶりの重賞制覇があるかもしれません。
3番手はエイシンレオ。
兵庫生え抜きで3歳の6月デビューとなりましたが、そこから17戦14勝と破竹の勢いを見せています。
今回は初めての重賞挑戦。
距離の不安もまったくなく、いきなり好勝負が期待できるのでは。
JRA2勝クラスから転厩してきて①①②と好調なスマートビクターも先行からの粘り込みに注意でしょう。
3連勝中のメイショウシマトは久しぶりの中距離戦がカギ、実績馬サンライズホープの一発にも警戒しています。
◎1、ヴィーリヤ
〇5、ブラックバトラー
▲6、エイシンレオ
△2、スマートビクター
△4、メイショウシマト
△3、サンライズホープ
*14日(木)笠松 第10R『第54回くろゆり賞』 1600m 15:50発走*
地方全国交流戦で、兵庫からセイルオンセイラー、高知からサンライズグリットが参戦。愛知3頭、笠松5頭、計10頭で争います。
本命にしたのは兵庫からの遠征馬セイルオンセイラー。
愛知所属のイメージが強いですが今年転厩し、前走休み明け初戦でタイム差なしの2着。
転厩初戦、約半年ぶり、マイナス19キロという条件でしたが、2番手から折り合いをつけて早め先頭からしぶとく粘り、負けて強しの内容でした。
今回は叩き2戦目、相性のいい笠松コースということで、昨年のこのレースと同じように先行しての粘り込みに期待しています。
対抗はダンネワードにしました。今年5歳になって、着実に力をつけている印象です。
前走の名港盃では、好位で折り合いをつけると、内からしぶとく伸びて大接戦となった2着争いを制しました。
今回も上手く流れに乗れれば怖い1頭でしょう。
メルトはハマった時の末脚がピカイチ。
ここはセイルオンセイラーが前に行く展開と見ているので、ある程度ペースは流れそう。勝負所でマクって行けるような流れならば、この馬の決め手がさく裂するかもしれません。
高知からの遠征馬サンライズグリットもいい末脚がある馬。
力の比較が難しいところですが、一発があってもおかしくはないです。
キャッシュブリッツは長期休養明け、ここでどんな走りをするか注目しています。
先行力のあるイイネイイネイイネまで。
◎4、セイルオンセイラー
〇5、ダンネワード
▲1、メルト
△7、サンライズグリット
△10、キャッシュブリッツ
△6、イイネイイネイイネ
*11日(日)笠松 第11R『第49回岐阜金賞』 1900m 16:45発走*
馬場改修などのために休止していた笠松競馬が本日開幕します!
というわけで馬場傾向などがまったく分からず、メンバー的にも大混戦模様で難しい一戦になりそうですね。
本命にしたのはトゥーナフォーティ。
これまでも逃げていましたが、ここに来て粘りが相当増しました。
前走のけやき杯でも逃げて最後まで脚色衰えず、粘り勝ちで4連勝。
今回は初の1900mがカギになりますが、タフな名古屋の馬場で1700mをこなしているので、笠松の1900mはこなせるのではないかと見ています。
強力な同型が不在なこともあり、ここは自分の競馬に持ち込みやすいのではないでしょうか。
対抗はトゥーナフォーティと真逆の脚質であるエバーシンス。
この馬は豪快なマクり、強力な末脚があり、距離延長ももってこい。トゥーナフォーティが逃げる、という分かりやすい展開になりそうで、どの辺りからマクって行けるかが勝負でしょう。
3番手はロングトーン。
JRA未勝利から愛知に移籍して3連勝と波に乗っています。
初めての重賞挑戦で一気の相手強化になりますが、まだレースぶりに底を見せていないので、今回のメンバーでも楽しみな1頭です。
スターサンドビーチは今回と同じ舞台の笠松プリンシパルカップで強いレースをしています。末脚が武器の馬で、流れ次第では追い込みがさく裂する可能性も。
マルヨハルキも末脚自慢の馬なので、距離延長がプラスに出るかもしれません。
新緑賞で間を割って伸びて来たゴーゴーバースデイまで。
◎3、トゥーナフォーティ
〇7、エバーシンス
▲8、ロングトーン
△4、スターサンドビーチ
△6、マルヨハルキ
△5、ゴーゴーバースデイ
*11日(月)盛岡 第11R『第30回クラスターカップ』 1200m 18:15発走*
実績的にはチカッパが抜けた存在ですが、今回は54kgで出走できるサンライズアムールを本命にしました。
初めての地方コースになりますが、広い盛岡ですし、この馬自体スピードとパワーを兼ね備えているタイプなので相性はいいのではないかと思います。
前走の水無月ステークスは好位からいい脚で伸びて差し切り勝ち。しかも58.5kgを背負ってのものでした。かなり重い斤量を背負い慣れているこの馬にとって、54kgで出走できるというのは大きいのでは。
ここは初重賞制覇を期待しています。
対抗はチカッパ。
昨年は3歳で東京盃を勝ち、JBCスプリントも僅差2着と古馬に混じっても結果を残してきました。
今年に入っての2戦が奮いませんが、海外遠征と超絶不良馬場でしたから、度外視でいいと思います。
前走の浦和と違って、広い盛岡のワンターンならば、左回りもそれほど気にならないのではないでしょうか。
笹川翼騎手が騎乗するアドバンスファラオにも注目。
4走前のコーラルステークスでは、逃げて早めに並ばれたものの、最後まで粘り通して逃げ切り勝ち。
他にも行きたい馬がいるので先行争いがカギですが、スムーズに先行したら怖い1頭でしょう。
ダノンスコーピオンは59kgと1頭重い斤量を背負いますが、マーチステークス、東京スプリントは着順の印象ほど大きな差はありません。
地元トップジョッキーの山本聡哉騎手が鞍上で、どんなレースを見せてくれるか楽しみです。
岩手移籍後重賞連勝中のエイシントルペードは、ここも展開のカギを握る1頭。末脚が活きる流れになれば、ヒビキの決め手にも注意でしょう。
◎4、サンライズアムール
〇6、チカッパ
▲7、アドバンスファラオ
△9、ダノンスコーピオン
△1、エイシントルペード
△14、ヒビキ
3連単フォーメーション
4,6,7-4,6,7-4,6,7,9,1,14 24点