
*22日(火)盛岡 第12R『第26回若鮎賞』 芝1600m 18:00発走*
昨年はダート変更で行われ、1番人気のサウザンドマイルが勝利しましたが、一昨年は芝で開催されて8番人気ユウユウププリエが激走するという超大荒れの結果となりました。
今年は芝の状態がいいということで、このまま芝での開催が有力。出走馬たちは芝経験がない馬の方が多いですから、芝で結果を出している馬を中心に考えます。
本命にしたのはデンコウセッカ。
前走の新馬戦は、今シーズン芝の開幕戦で、スタート直後はあまりスピードが乗らず3番手を追走していたものの、直線に入ると力強く加速して抜け出しました。
まだまだこれからの馬で、荒削りな面も見せつつ、強い内容での勝利。
一度使ったことは大きいですし、外目の枠で揉まれる心配が少ないことも好材料。
ここも好走を期待しています。
対抗は悩みましたが、盛岡で2勝を挙げているトゥーナスタディに注目。
前走は3番手で折り合いをつけると、直線の追い比べから抜け出して勝利。
抜け出してからは少しソラを使っているようにも見えたので、着差以上に余裕を感じる内容でした。
血統的には芝も距離延長も問題ないので、どんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
ラブコラージェンは盛岡ダート1000mの新馬戦で、2秒以上の差をつけて大差圧勝した馬です。
前走は出遅れて砂を被り、頭を上げてかなり嫌がっていました。
その辺りが響いたのか、早々に失速...。
ただ能力的には相当だと思うので、スタートを決めて気分よく走れればあっさりまであるかもしれません。
カクメイショヤは、デンコウセッカと同じ芝の新馬戦に出走して逃げて2着。
芝経験がありますし、最後捉えられたとはいえ前に行ける機動力は重要で、マイルもこなせると思っています。
セイクリスティーナはデビュー戦2着でしたが、2戦目の前走は馬なりで上がって行って、10馬身差の圧勝でした。
一度使ってレースぶりが変わった印象です。
◎10、デンコウセッカ
〇2、トゥーナスタディ
▲5、ラブコラージェン
△7、カクメイショヤ
△12、セイクリスティーナ
*21日(月)名古屋 第7R『第29回名港盃』 1700m 18:00発走*
混戦模様のメンバー構成で買い方が難しいレースという印象です。
トリトン争覇で重賞2勝目を挙げたマッドルーレット、前走久しぶりの勝利だったメルト、JRAオープンから地方に移籍してきたサンテックス、この3頭が有力だと見ています。
その中でも本命はマッドルーレット。
前走は不良馬場の中、外々を回る展開でしたがゴール前きっちり捉えて差し切り勝ち。
7歳の今年は重賞2勝と充実していますね。
前走後、ここを目標に順調に調整されたということですから、今回も好位からの抜け出しに期待しています。
対抗は実績馬メルト。
前走が久々の勝利だったわけですが、ダートグレードを含む重賞戦線を使って来ましたから、相当強い相手と戦っています。
1500mに良績があるので、1700mへの対応がポイントにはなりますが、今回のメンバーでは力上位の存在。
先行したい馬も多く、この馬のロングスパートがさく裂するのではないでしょうか。
サンテックスは前走愛知への移籍初戦で1番人気4着と勝ち切れませんでした。
すんなり2番手を取ったところまでは良かったのですが、道中から2着だったメイショウタイセツに押され気味で、ラストも止まってはいないものの鋭く伸びたルーチェドーロにも差されて4着。
もっとやれてもおかしくない実績がある馬なので、愛知2戦目の替わり身があるかもしれません。
久しぶりの名古屋遠征となるイイネイイネイイネの先行力にも注目しています。
◎7、マッドルーレット
〇3、メルト
▲6、サンテックス
△8、イイネイイネイイネ
*21日(月)盛岡 第12R『第29回マーキュリーカップ』 2000m 18:15発走*
昨年の覇者クラウンプライド、ダイオライト記念を連覇したセラフィックコール、佐賀記念を逃げ切ったメイショウフンジンに新興勢力のディープリボーンとカズタンジャーと、今年もJRA勢は強力なメンバー。
地方からも、大井記念で久しぶりの勝利を挙げたライトウォーリア、兵庫からは本格化したマルカイグアスが参戦。
さらに地元からは展開のカギを握る逃げ馬ヒロシクンが登場と、馬券的にもとても面白いメンバーが集まりました。
本命にしたのはセラフィックコールです。
昨年のマーキュリーカップと同じくヒロシクンがいてメイショウフンジンがいて、ということで、先行争いは激しくなりペースは流れると考えます。
セラフィックコールは前走小回りの名古屋で追い上げられませんでしたが、本来はダイオライト記念のような長くいい脚が使えるタイプ。
盛岡2000mも合いそうですし、大外枠で揉まれる不安が少ないことも好材料ではないでしょうか。
対抗はクラウンプライド。
勝つ時と負ける時の差が大きい馬ですが、盛岡2000mは2戦して2連対と相性のいいコース。
近走の負け方は気になるものの、昨年も直前のレースは不良馬場のかしわ記念で惨敗していますから、得意の舞台で巻き返しもあると思っています。
3番手はライトウォーリア。
1枠1番で今年の川崎記念のように出遅れると厳しいものがありますが...、スムーズに先行できればたとえ逃げられなくても脚が使える馬。
このメンバーでトップハンデ59キロというのは大変ですが、自分の形に持ち込めれば相当しぶといのでスタートに注目しています。
兵庫からの遠征馬マルカイグアスのロングスパートも楽しみですね。
初のダートグレード参戦ですから楽ではないと思いますが、序盤の流れについていければ上位争い食い込みもあるのでは。
ディープリボーンとカズタンジャーは初の盛岡コースがポイントではありますが、54キロで参戦できるというのは大きいと思います。
先行争い次第であっさりもあるかもしれません。
◎10、セラフィックコール
〇5、クラウンプライド
▲1、ライトウォーリア
△9、マルカイグアス
△3、ディープリボーン
△2、カズタンジャー
3連単フォーメーション
10,5-10,5,1-10,5,1,9,3,2 16点
*20日(日)高知 第5R『第22回トレノ賞』 1300m 18:15発走*
圧倒的な馬が不在でどこからでも入れる混戦模様のメンバー構成。
本命にしたのはトゥルーバローズです。
大高坂賞2着だった時の走りがとても印象的で、先行争いが激しくハイペースの流れを先行、早め先頭から決め手のあるマイネルシトラスに差されて2着だったわけですが、厳しい展開の中でよく2着に粘りました。
この後、勝ち切れていなかったのですが、休養を挟んだ前走快勝!実力馬が復調気配ということで、中心に考えました。
対抗はメイショウウズマサ。
御厨人窟賞は6番人気ながら、早め先頭から粘りに粘って追い込んで来たニクソンテソーロと同着で重賞制覇。
9歳馬ですがまだまだ健在で、JRAオープン勝ちの実力を見せつけました。
ただその後は2戦二桁着順で、黒船賞の敗戦はまだしも春野特別は勝負所でマクられて失速と、ちょっと心配になる負け方でした。
それでも、前走の瀬戸特別では3番手から早め先頭で押し切る競馬できっちり巻き返し。
ここも積極的な競馬を期待しています。
3番手はロードインファイト。
取消明けの前走、3,4コーナーから上がって行って、直線突き抜ける圧勝劇でした。
先行馬が揃ってペースが流れそうなので、この末脚は怖いですね。
ゴールド争覇を制しているバリチューロ、後方からの追い込みが決まればロッキーサンダーも力のある1頭です。
◎5、トゥルーバローズ
〇8、メイショウウズマサ
▲9、ロードインファイト
△4、バリチューロ
△11、ロッキーサンダー
*20日(日)金沢 第12R『第8回日本海スプリント』 1400m 18:05発走*
ここは強力な2頭の対決が大注目のレースです!!
まずは前走金沢転入初戦を圧勝したプレシオーソ。
逃げて圧勝しただけではなくて、なんと1700mのレコードタイムを更新。しかも良馬場だったのに!!
これにはびっくりしました。
JRA時代はダートの短い距離での活躍が目立ちますから、1400mへの距離短縮ももってこい。
血統的にもダートグレードホースのラプタスの下で、8歳馬ですが金沢でもうひと花咲かせてくれるのではないでしょうか。
もう1頭の主役はハクサンパイオニア。
逃げて4連勝と勢いがある馬です。
重賞は②③とあと一歩勝ち切れていませんが、鞍上は重賞ハンター吉原寛人騎手。
なんとかしてくれそうな気がしてきます。
先月は重賞6勝して、今月は7勝を目指すというとんでもない目標を語っていましたが、すでに今月も3勝と有言実行中。
プレシオーソが57キロなのに対して59キロを背負うことになりますが、どんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
この2頭が抜けて強いので、3番手以下がかなり難しいところです。
前走逃げて勝ったタントゥームに注目してみましたが、前2頭がかなりのスピード馬なので逆に追い込み馬を狙う方がいいような...。
迷いは尽きませんが、7頭と少頭数なのでここは絞って勝負します。
◎3、プレシオーソ
〇2、ハクサンパイオニア
▲5、タントゥーム