
*13日(日)金沢 第12レース『第2回兼六園スプリント』 1500m 18:15発走*
愛知から2頭、笠松から2頭の遠征馬を迎え、12頭で争います。
ここは重賞ハンター・吉原寛人騎手騎乗のケイズレーヴが中心でしょう。
前走のぎふ清流カップでは序盤は抑えて最後方から進み、上がりの競馬に徹して鮮やかなマクりを決めました。
もともと決め手のある馬ですが、より競馬がしっかりしてきましたね。
今回も勢いのあるマクりを期待しています。
対抗は1枠1番に入ったリトルサムシング。
前走は金沢移籍初戦でしたが、内枠からハナを取り切り、4コーナーで後続を突き放す圧勝劇でした。
勝ちタイムも速いですし、今回もいい枠を引き当てましたね。
末脚勝負の馬が多い印象ですし、前走のように逃げられれば好勝負できそうです。
愛知からのもう1頭、エバーシンスもマクりがハマった時の破壊力がすさまじい馬です。
前走は初の古馬対戦でしたが、3,4コーナーで外から進出すると、直線もいい伸び脚でした。
脚質的にケイズレーヴと被るので、追い込み馬2頭でどんな競馬が見られるのか楽しみです。
ジューンノールックは石川優駿で2番人気と注目されましたが、先行したものの早め失速で10着でした。
距離が1500mになるのは好材料で、巻き返しもあると思います。
同じ舞台の金沢シンデレラカップを制しているプチプラージュ、ここに来て力を付けていると感じるシナモンブルーまで。
◎5、ケイズレーヴ
〇1、リトルサムシング
▲3、エバーシンス
△7、ジューンノールック
△12、プチプラージュ
△11、シナモンブルー
*11日(金)園田 第11R『第18回兵庫サマークイーン賞』 1700m 19:55発走*
遠征馬が多く、かなり難解なメンバー構成になりましたね。
園田実績を考えてアンティキティラを本命にしたいと思っていましたが、残念ながら出走取消ということで考察練り直し。
兵庫移籍後圧勝続きのヴィーリヤを本命にします。
ここまではスピードの違いで他馬を圧倒。
兵庫での6戦すべてが1秒以上突き放す圧勝劇で、いよいよ初重賞挑戦です。
今回は除外明け&距離延長と懸念材料がないわけではありませんが、スムーズに先行できればチャンスは大きいのではないでしょうか。
対抗はプリムロゼ。
若草賞土古記念では、早め先頭から最後にセブンカラーズに差されて2着でしたが、やはり牝馬同士では力上位の存在。
逃げ・先行と自在に立ち回れるのも強みで、今回も上位争いに期待しています。
キガサはなかなか勝ち切れないものの、最後はいい脚で伸びてくる馬。
ペースが流れるような展開になれば、怖い1頭です。
ル・プランタン賞を圧勝したオモチチャン、コウノトリ賞でスマイルミーシャに勝ち切ったラヴィアン、船橋からの遠征馬メランポジュームまで。
◎7、ヴィーリヤ
〇9、プリムロゼ
▲11、キガサ
△1、オモチチャン
△2、ラヴィアン
△4、メランポジューム
*6日(日)盛岡 第12R『第18回サファイア賞』 芝1700m 18:15発走*
いよいよ久しぶりの盛岡芝のレースが解禁です!
昨年は7月途中から走路悪化により芝コースが使用できなかったわけですが、そこから約1年。
事前に模擬レースが行われ、いよいよ6日から芝コース再開となりました。
第1レースの新馬戦に芝のレースが組まれてはいますが、ちょっとコース傾向などを掴むのは難しそうですね。
しかもこれまで芝2400mで行われてきたサファイア賞、今年から芝1700mへ距離短縮ということで例年の傾向も使えず、かなり難解な一戦になりました。
本命にしたのは芝経験を重視してゲレル。
JRA未勝利時代に札幌芝1500m戦で3着と好走し、洋芝適性は確認済。
岩手移籍後は4連勝を果たして軌道に乗り、前走は1番人気6着に敗れていますがスタートで躓いたことが大きかったと思います。
ここは能力的にも芝適性的にも、初重賞制覇のチャンスではないでしょうか。
対抗は悩んだ末に、エイシンダリアにしました。
盛岡芝1000mの舞台で新馬戦を勝っている馬。
今回は再転入初戦で手探りな面はありますが、いきなりの好走もあるのではないかと期待しています。
3番手はリュウノドラゴン。
2走前は逃げて8馬身差の圧勝と強い競馬を見せました。
前走のウイナーカップでは先行できず6着でしたから、外枠からスムーズに先行できれば巻き返しもあるのではないかと思います。
アイヨトワニは7戦連続馬券圏内と安定感は抜群です。
長くいい脚を使うタイプで、距離延長もプラス材料でしょう。
再転入初戦は3着だったマナホクラニ、重賞戦線を戦ってきたラヴェイまで。
◎7、ゲレル
〇2、エイシンダリア
▲12、リュウノドラゴン
△5、アイヨトワニ
△4、マナホクラニ
△9、ラヴェイ
*29日(日)金沢 第12R『第12回加賀友禅賞』 1400m 18:05発走*
ここは石川優駿上位組が出走してきましたが、距離が一気の短縮で1400mになるのがポイントでしょう。
本命にしたのはショウガマッタナシ。
石川優駿は2着でしたが、2番手から直線先頭に立って、勝ったか?!というところを間からビバロジータに差されました。
負けはしたものの内容は濃かったですし、1400mになるのもまったく問題なし。
この距離ならばノトキリシマ賞の時のように、この馬の機動力が活きると思います。
対抗は岩手からの転入初戦で2着だったスノーミックス。
2番手から早め先頭で最後はアタマ差差されての2着でしたが、古馬B1に混じってのもので、初戦から力は見せてくれました。
重賞では留守杯日高賞で3着にきた実績があり、新興勢力として注目しています。
ビバロジータは石川優駿で、後方から間を縫って伸びて来るという素晴らしい末脚を見せましたね。
ただここ2戦は後ろから行く競馬が続いていて、久しぶりの1400mへの対応がカギになりそうです。
近走のレースぶりに成長を感じるのがシナモンブルー。
初めての重賞挑戦になりますが、力をつけた今ならば上位争いもあると思います。
北日本新聞杯で3着だったエムティパルまで。
◎11、ショウガマッタナシ
〇9、スノーミックス
▲10、ビバロジータ
△3、シナモンブルー
△1、エムティパル
*26日(木)名古屋 第11R『第31回トリトン争覇』 1500m 18:15発走*
重賞実績馬や移籍組もいて、なかなかに難解なメンバー構成ですね。
本命は移籍初戦となるサンテックスにしました。
JRAオープンから船橋に移籍し、報知グランプリカップでは中団から伸びてきて3着。
前走の福永洋一記念は初見では難しい高知の馬場で4着。
各地の重賞戦線で力差のない競馬をしていますから、移籍初戦から好レースを期待しています。
対抗は大外に入ったマッドルーレットです。
南関東のオープンから愛知に移籍。2走前のマーチカップでは逃げて初重賞制覇を果たしました。
東海桜花賞ではあのフークピグマリオンを相手にタイム差なしの2着。
逃げてもいいし好位でも競馬ができる馬で、大外枠も特に気になりません。
ルーチェドーロは好メンバーが揃ったオグリキャップ記念でも0.9秒差の5着。
笠松で好走のイメージが強いですが、今回と同じ舞台でも重賞を勝っている実績馬。
ここも当然侮れない存在です。
2連勝中のメイショウタイセツは、愛知移籍後破竹の勢いで勝ち進んできて、初の重賞挑戦だったマーチカップでは2着。
前に行ってしぶとい馬で、このメンバーでも一発ありそうです。
ロードランヴェルセは昨年の勝ち馬で、続く名港盃も連勝した実力馬。
休養明けを3戦して徐々に良化ムード、丸山騎手とのコンビで昨年のようなレースが見たいです。
プリメイラは前走後方からの競馬になりましたが、長くいい脚を使って3着まで追い上げました。
連勝は止まったものの、あのレースができたことは収穫でしょう。
◎6、サンテックス
〇12、マッドルーレット
▲3、ルーチェドーロ
△9、メイショウタイセツ
△5、ロードランヴェルセ
△11、プリメイラ