*19日(日)帯広 第11R『イレネー記念』 19:25発走*
2歳シーズンの頂上決戦イレネー記念。
この世代はなんといってもキョウエイプラスが絶対的な存在でしょう。
ここまで15戦12勝2着2回、連対を外したのはたった1度だけという驚異的な強さを誇ります。
2歳最初の重賞ナナカマド賞はタカラキングダムの2着に敗れましたが、ヤングチャンピオンシップでは逆転成功で初タイトルをゲット。
さらに先月行われた翔雲賞では唯一の670kgを曳いて重賞連勝してみせました。
今回は牡馬690kg、牝馬670kgの定量戦。
同じ重量であれば、力通りの決着が見られるのではないかと思います。
対抗はタカラキングダム。
ここまで14戦してすべて馬券圏内という、ものすごい安定感がある馬です。
過去10年でナナカマド賞を勝った馬は5頭がイレネー記念も制していますし、早い段階で1トンを超える恵まれた体ということもあり、初の690kgもこなしてくれるのではないでしょうか。
3番手はマルホンリョウユウ。
この馬も17戦してすべて馬券圏内という安定株。
タカラキングダムとキョウエイプラスが2強という印象があるものの、この馬も力を付けているので1角崩しもあるかもしれません。
今年に入って成長著しいスーパーチヨコまで。
◎5、キョウエイプラス
〇1、タカラキングダム
▲3、マルホンリョウユウ
△4、スーパーチヨコ
3連単フォーメーション
5-1,3-1,3,4 4点
*9日(日)高知 第5R『土佐春花賞』 1300m 18:15発走*
ここは高知生え抜きのユメノホノオVS転入馬デステージョの初対戦がとても楽しみな一戦。
本命にしたのはデステージョで、前走は名古屋のスプリングカップで我らがセブンカラーズと対戦。
最後はすごい伸び脚で2着を確保しました。
2歳時には兵庫ジュニアグランプリで3着に来た実績がありますし、前々走は古馬B級に混じっての差し切り勝ち。
ここまで戦って来た相手を考えると、現状ではデステージョが上ではないかと考えました。
対抗のユメノホノオですが、レースを使うごとにどんどん強くなっている印象です。
砂を被ると嫌がるようで、序盤はダッシュが付かないのですが、途中で気持ちが入ると一気に突き抜けて圧勝するというレースが続いています。
距離はさらに長い方が良さそうですが、1300mでもしっかりした末脚を見せてくれるでしょう。
この2頭が抜けて強いと思いますが、どちらも序盤のダッシュがつかないタイプで中団後方から、となると、1300m戦ですから前に行く馬には有利なのではないでしょうか。
赤岡修次騎手騎乗のキタノソロモンは、スタートを決めてすんなり前に行ければ面白いのでは。
オブリビッグマミーとエムティドンも、先行してしぶとく粘る可能性はあると思います。
◎12、デステージョ
〇7、ユメノホノオ
▲9、キタノソロモン
△4、オブリビッグマミー
△5、エムティドン
*16日(木)名古屋 第11R『名古屋大賞典』 2000m 16:40発走*
今年の名古屋大賞典はどの馬を軸にするのか、かなり難しいメンバー構成ですね。
名古屋初となるハギノアレグリアスとニューモニュメントとバーデンヴァイラーで悩みましたが、川崎記念で3着に頑張ったニューモニュメントを本命にします。
今年初戦ポルックスステークスの勝ちっぷりが鮮やかでしたし、地方初参戦だった川崎記念は、ロスなく内々を回っての3着。
小回り対応もばっちりですし、名古屋2000mのコースも合いそうです。
鞍上の小崎綾也騎手とともにタイトルを獲って欲しいと思っています。
対抗はハギノアレグリアス。
前走は伸びていたところに空馬が来て、不運なレースになってしまいました。
それでも力は見せましたし、長期休養明けを使いつつどんどん良化していますね。
中央でも地方でも絶好調の川田将雅騎手鞍上というのも大きなポイントでしょう。
バーデンヴァイラーは佐賀記念強かったですね。
スタートを決めて2番手につける上手なレースぶりでした。
地方小回りコースではより強さが発揮される印象です。
ジンギはここ3戦勝ち切れていませんが、スタートさえ決まれば上位争いに食い込んでもおかしくありません。
ケイアイパープルは力のある馬ですが、序盤揉まれないことがカギでしょう。
◎7、ニューモニュメント
〇3、ハギノアレグリアス
▲6、バーデンヴァイラー
△9、ジンギ
△2、ケイアイパープル
3連単フォーメーション
7,3 -7,3,6 -7,3,6,9,2 12点
*14日(火)高知 第4R『黒船賞』 1400m 16:45発走*
本命は兵庫のイグナイターです!
昨年は黒潮スプリンターズカップを勝って黒船賞も快勝。
かきつばた記念も連勝し、見事年度代表馬に輝きました。
秋からの3戦は勝ち切れなかったとはいえ、さらに強い馬たちと戦って見どころのある内容。さらに強くなった印象です。
その結果が前走の黒潮スプリンターズカップでしょう。
昨年以上に力強いパフォーマンスで圧勝して見せました。
今年もJRA勢はかなりのメンバーが揃いましたが、連覇してくれると信じます。
対抗はシャマル。
距離の幅が大きく、どの競馬場でも大崩れしない安定感があります。
前走は初めての58キロを背負って2着。今回57キロになることはプラス材料です。
高知は昨日強い雨が降り、明日は良馬場にはならないのではないかと考えます。
スピードがあるシャマルにとっては、好条件になりそうです。
3番手評価はヘリオス。
昨年はイグナイターに1馬身差の2着でした。
昨年と比べて1キロ斤量が増えるイグナイターに対して、56キロで戦えるというのは大きいです。
今年も上位争いに絡んでくるのではないでしょうか。
前走間を割って勝つという、これまでとは違う強さを見せたラプタス、古豪サクセスエナジーも忘れてはいけない存在です。
そして地元高知のガルボマンボ。
しぶとさが売りなイメージでしたが、ここに来てマイルで連勝。
1400mもこなしてくれるのではないかと期待します。
◎9、イグナイター
〇4、シャマル
▲11、ヘリオス
△2、ラプタス
△8、サクセスエナジー
△12、ガルボマンボ
3連単フォーメーション
9-4、11、2-4、11、2,8、12 12点
*12日(日)佐賀 第9R『はがくれ大賞典』 2000m 18:15発走*
今年は地元佐賀のヒストリーメイカーが中心でしょう。
JRAからの移籍初戦だった白鷺賞は、姫路への輸送もありましたが、あのジンギを負かして勝利したわけです。
道中はジンギをマークしつつ、抜群の手応えで先にゴーサインを出すと、最後まで凌ぎ切りました。
レース内容も良かったですし、今回は叩き2戦目で地元戦。
全国交流戦とはいえジンギクラスの参戦はないですから、ここは圧倒的な強さで勝ち切って欲しいです。
ヒストリーメイカーが抜けていて、対抗以下が難しいところ。
昨年末から中距離にシフトチェンジして成功したミスカゴシマに注目します。
石川慎将騎手がヒストリーメイカー騎乗ということで、今回は山口勲騎手が騎乗。
このメンバーであればいい位置が取れるでしょうし、揉まれない外枠もプラス材料。
ここでも存在感を見せてくれるのではないでしょうか。
高知のグリードパルフェは白鷺賞で3着。
一昨年の高知県知事賞の勝ち馬であり、末脚に定評のある馬ですから、前がやり合う展開になれば怖い存在です。
JRA2勝クラスからの転入初戦を圧勝したアイリッシュセンスは、距離延長がポイントでしょう。
大井からの遠征馬メイショウワザシ、中島記念2着のシャンパンクーペまで
◎4、ヒストリーメイカー
〇10、ミスカゴシマ
▲7、グリードパルフェ
△9、アイリッシュセンス
△2、メイショウワザシ
△8、シャンパンクーペ