*30日(日)水沢 第11R『ビューチフルドリーマーカップ』 1900m 17:40*
現在他地区遠征馬が9連勝しているこのレース。
今年も強力なメンバーが集結して遠征勢有利と見ています。
本命にしたのは昨年の勝ち馬クレイジーアクセル。
前走の兵庫サマークイーン賞ではまさかの出遅れ、ダッシュがつかずに最後方からという競馬になってしまいましたが、そこからよく追い込んで5着に来たと思います。
ここ最近勝ち星がない上に自分の競馬が出来ないことが続いていますが、自分の形に持ち込めれば相当強い馬。
今回は1枠1番に入って、スタートが決まれば逃げる形になると思います。
もちろん他にもダッシュ力のある馬、スピードのある馬がいますが、逃げられれば多少のハイペースでも粘り込めると考えます。
対抗は北海道のクオリティスタート。
今年はヒダカソウカップとノースクイーンカップを連勝しています。
どちらも接戦を制してのもので勝負強さが光っていたし、特にノースクイーンカップでは、速いペースの中で早め先頭という厳しい運びになりましたが、アンバラージュの追撃を凌いだのはさすがでした。
前走のブリーダーズゴールドカップは8着と歯が立たなかったですが、このメンバーに入れば力上位でしょう。
クレイジーアクセルを巡ってペースが流れると予想しているので、展開的にも向きそうです。
3番手評価にしたのは佐賀のアンバラージュ。
ノースクイーンカップでは初めての門別遠征でマイナス15キロと体が減っていましたが、直線で盛り返してクオリティスタートにハナ差まで迫りました。
ゴール板を通過した時の勢いはクオリティスタートよりも上という印象で、いきなり力を見せたことに驚きました。
続くブリーダーズゴールドカップは11着でしたが体が戻ったことが何より。
初めての水沢でも遠征慣れしているので問題なくこなしてくれるでしょう。
昨年2着で先行力のあるアッキー、ロジータ記念を勝っているグランモナハートまで。
◎1、クレイジーアクセル
○5、クオリティスタート
▲9、アンバラージュ
△3、アッキー
△2、グランモナハート
*27日(木)笠松 第11R『岐阜金賞』 1900m 16:25*
本命はニュータウンガール。
笠松に移籍してからの成長は目を見張るものがあり、重賞5連勝で東海ダービーを制覇。
スタートも上手で好位から競馬が出来る馬、レースぶりも安定していて、現状マイナス面は見当たりません。
前走は初の金沢遠征で2着に負けましたが、石川ダービー馬ハクサンアマゾネスを意識して動いて行き、最後はフジヤマブシに差されたものの、力は見せてくれました。
今回はすでに負かしている相手が大半です。
ここも安定して強いレースをしてくれるのではないでしょうか。
ドラゴンウォリアーはぎふ清流カップ以来2か月半ぶりの実戦です。
当日の気配には注目したいですが、JRA中山1800mで1勝を挙げた馬で、移籍初戦の3歳1組を圧勝。
ぎふ清流カップは1番人気に支持されましたが、ダルマワンサがマクっていった時には動けない位置にいて、最後は伸びたものの3着。
ブリンカーを付けているので、馬群の中で揉まれるよりも、外からスムーズに運べることがベストではないかと。
JRA時代の成績を見ても、距離延長はプラスでしょう。
今回は外目の枠に入ったし、道中スムーズに運べれば重賞でも十分やれる力はあると思います。
3番手評価はダルマワンサ。
ぎふ清流カップ2着後は岩手へ移籍、ウイナーカップ、ハヤテスプリントと距離の違う重賞で2着に頑張りました。
先行するタイプではないので、小回りで差し届かずというレースが多いですが、必ず伸びて来る末脚は大きな武器。
ニュータウンガールが早めに前を捉えるような展開になれば、この馬の長くいい脚が活きそうです。
カギは一気の距離延長。1800mまでは経験がありますが、唯一の1800スプリングカップでは8着。
マイルではしっかり結果を出しているので、道中楽に追走出来れば。
前走2番手から3歳1組を勝ち切ったオーシャンスカイ、MRO金賞でも4着に頑張ったタイニーパワーまで。
◎8、ニュータウンガール
○10、ドラゴンウォリアー
▲6、ダルマワンサ
△9、オーシャンスカイ
△4、タイニーパワー
*27日(木)門別 第12R『リリーカップ』 1200m 20:40発走*
まず注目したのは3連勝中のソロユニット。
デビュー戦こそ2着に負けましたがアタマ差だったし、3着以下は6馬身も離してのもの。
その後は3連勝で一気にオープンを勝ちました。
初めての1200m戦だったペリドット特別は、好スタートを決めて外めからでも相当速かったですが、内から主張して来た馬を行かせて2番手からの競馬になりました。
それでもしっかり折り合っていたし、3,4コーナーで先頭に並んで行くと、4コーナー先頭。
追ってからもしっかり伸びるという王道の競馬で勝利しました。
今回が初の重賞挑戦になりますが、やや重で1:13:8と持ち時計も優秀です。
4連勝で初重賞制覇も可能だと考えます。
対抗はルイジアンナ。
フルールカップでは中心に見ていたのですが、スタートで後手を踏んでダッシュが付かず、後方から後方のままという競馬になってしまいました。
これまで中~外枠から、好ダッシュで先行する競馬をして来たこの馬にとっては、内枠でがっつり揉まれたのが初めての経験。
前走は残念な結果でしたが、まだキャリアの浅い若馬で、揉まれたことをいい経験にしてくれるのでは。
1200mもこなせると思うので、スタートを決めて流れに乗れるような展開を期待しています。
トンデコパはフルールカップで逃げて2着。
けっこう速いラップで逃げてもつんですから、相当なスピードの持ち主です。
栄冠賞では逃げて早めにサイダイゲンカイに抜かれる厳しい展開になりました。
勝負所まで自分のリズムで運べれば、1200mもこなしてくれると思います。
ウィナーズ3着オープンで2着と堅実なブルーカルセドニー、外枠は3頭とも気になりますが、中でも渋太く伸びるレディブラウンに注目しています。
◎3、ソロユニット
○8、ルイジアンナ
▲2、トンデコパ
△4、ブルーカルセドニー
△10、レディブラウン
*23日(日)金沢 第11R『加賀友禅賞』 1400m 17:45発走*
ここは何といってもハクサンアマゾネスでしょう!
デビューから無敗で石川ダービーを制覇。
前走のMRO金賞で初めて負けたわけですが、東海ダービー馬ニュータウンガールと競り合っているところに、フジヤマブシが鋭く伸びて来てというレース内容で、強い相手と戦って負けて強しだったと思います。
今回は地元牝馬同士の戦い。
明らかに前走よりもメンバーが楽になった印象で、負けてはいけないというくらいの存在です。
問題は2着争いの行方でしょう。
これまでの実績でいうとドンナフォルテで順当かなとも思いますが、2走前に3歳A1クラスを勝ち切ったエムティエーレの成長力に期待したいです。
2歳時には金沢ヤングチャンピオンで重賞を勝った馬。
3歳になってなかなか勝ち切れないレースが続いていましたが、2走前に先行して早め先頭で押し切る競馬を見せてくれました。
最近は安定して好レースをしているし、先行して長くいい脚が使える馬で、さすがにハクサンアマゾネスには歯が立たないでしょうが、他の馬たちとの力の比較では劣らないと考えます。
3番手評価はドンナフォルテ。
ノトキリシマ賞ではハクサンアマゾネスの2着、古馬に混じった戦いではB2で勝ち星を挙げており、前走の準重賞では牡馬相手に2着。
この世代の牝馬の中では常にトップクラスで戦っていますので、ここも当然好勝負してくれるのでは。
今回のメンバーで一番勢いがあるのはルージュカプリス&魚住謙心騎手でしょう。
ルージュカプリスはJRA未勝利から転厩して来て3連勝中。
前走は3歳A3組での戦いで、中団から差し切り勝ち。
一気のメンバー強化になりますが、重賞のペースでも楽に追走出来れば、いい脚を使ってくれるのではないでしょうか。
鞍上の魚住騎手は今年4月デビューですでに22勝を挙げています。
人馬ともに注目のコンビですね。
先行して渋太いシュネルンまで。
◎9、ハクサンアマゾネス
○3、エムティエーレ
▲1、ドンナフォルテ
△5、ルージュカプリス
△6、シュネルン
*18日(火)金沢 第11R『読売レディス杯』 1500m 17:10発走*
今年も好メンバーが揃った読売レディス杯。
遠征馬は大井から3頭、北海道1頭、兵庫1頭で、迎え撃つ地元金沢勢は6頭となっています。
直近の3年は大井勢が連勝中で、過去10年の優勝馬を見てみると、兵庫3頭、笠松2頭、川崎1頭、地元1頭と、圧倒的に遠征馬有利の結果になっています。
その辺りも考慮して、本命にしたのは大井のサラーブ。
JRA3勝の実績馬で、大井移籍後勝ち星自体は1勝ですが、強い馬たちと戦って差のない競馬をしています。
2走前の神楽坂オープンでは、牡馬相手に同斤量でクビ差2着。
まだ重賞タイトルはないですが、実力があるのは証明済み。
今回は先行したい馬が揃った印象で、展開も向きそうですし、大外枠に入って変に揉まれる心配も少ないのではないかと考えます。
対抗は兵庫のエイシンセラード。
前走の兵庫サマークイーン賞では逃げ切りで初重賞制覇しました。
この時、おそらく逃げるであろうと思われたクレイジーアクセルが、ゲートで出遅れて後方からの競馬になり、展開が向いたということも大きかったと思います。
今回は中枠辺りに先行したい馬たちが集中していて、内からすんなり逃げられるかがポイントになりますが、自分の形に持ち込めれば渋太い馬です。
ナンヨーオボロヅキは出走予定だった12日の浦和のレースがゲリラ豪雨の影響で取りやめとなってしまいました。
その辺りの影響は多少あるかなとは思いますが、遠征競馬は慣れたものだし、1500mの距離はばっちり合いそうです。
このメンバーに入っても上位争いしてくれると思っています。
アークヴィグラスはしばらくこの馬らしくない走りが続きましたが、しらさぎ賞で5着に頑張り、ヒダカソウカップは速い流れを先行して2着に踏ん張りました。
前走の1000mの流れは忙しかった印象で、一時期のスランプからは脱したのではないかと。
もともと実力のある馬ですから、自分の競馬が出来ればいつでも重賞制覇の可能性がある馬です。
徽軫賞で復活したロンギングルック、3連勝中のフェリシアルチアまで。
◎11、サラーブ
○2、エイシンセラード
▲8、ナンヨーオボロヅキ
△10、アークヴィグラス
△1、ロンギングルック
△5、フェリシアルチア