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2015年10月 アーカイブ

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10/12ナナカマド賞予想 須田鷹雄

2015年10月11日(日)

勝ち馬が抜けて前走2着のヒカルナナヒメ

 ここまでの成績で格上感のある○キタノリュウキはレース間隔が開いての出走、同馬と勝ったり負けたりしてきた△アラワシキングはここ3走がさっぱりの内容。さらに今回出走の10頭中7頭が出走したとかちアーチ橋賞の勝ち馬ムサシブラザーは不在。絶対的な軸というのはいないようにも思える一戦だ。

 そもそも人気からして読めないが、ここは単純に前走を踏まえて◎ヒカルナナヒメから入ってみる。当時牝馬では▲グレースゴールドも出走してそちらが人気になっていたが、同馬は今回重量面で5キロ不利になる。前走の最先着馬でありつつ牡馬にもらうアローワンスが保存されたままのヒカルナナヒメのほうがお得だ。

 着度数が示すように勝ち切るタイプではないので、馬券は馬複で。少しだけ強弱をつけて5点で。

 ◎8ヒカルナナヒメ
 ○1キタノリュウキ
 ▲5グレースゴールド
 ☆2エアーシップ
 △6アラワシキング
 △9リュウセイイチバン

 馬複
 8-1,5 1500円 計3000円
 8-2,6,9 1000円 計3000円

10/12ナナカマド賞予想 矢野吉彦

端枠以外ならオール連対、リュウセイイチバン

 斎藤サンが福岡ソフトバンクホークス、須田サンが北海道日本ハムファイターズで、山崎サンがオリックスバファローズ、私が東北楽天ゴールデンイーグルスみたいになってきた今年の予想合戦。ホントによほどのことがない限り、私の上位進出はあり得ません。まともな予想をしていたのでは歯が立たないので、大穴予想に徹してさらに墓穴を掘ろうと思います。

 ナナカマド賞はズバリ、リュウセイイチバンが軸です。でも、根拠はあるんですよ。この馬、端枠に入った2戦はいずれも7着に敗れましたが、それ以外のレースでは連対を確保しています。まだ7戦のキャリアながら、すでに3勝して2着2回。前々走では、フウジンライデンより5㎏重いソリを曳いて、同馬の2着に食い込みました。今回、2頭は同重量。だったら、リュウセイイチバンを狙ったっていいでしょう?
 なんとなく穴人気になっちゃいそうな気もするのですが、とにかく馬券はこの馬から。まずは1着リュウセイイチバン、2着キタノリュウキ、エアーシップ、フウジンライデン、サクラダイチ、グレースゴールド、ヒカルナナヒメ、3着総流しの3連単フォーメーションを100円ずつ買います。1×6×8=48点で4800円。あとは、1着+3着がキタノリュウキ、エアーシップ、フウジンライデン、ヒカルナナヒメで2着がリュウセイイチバンというのを100円ずつ。4×1×3=12点で1200円。これで合計6000円です。

 3連単
 9→1,2,3,4,5,8→総流し 100円 計4800円
 1,2,3,8→9→1,2,3,8 100円 計1200円

 当たれば大きいフォーカスも含まれているんですけど、さぁ、どうなりますか? では、今回はこのへんで。

◎リュウセイイチバン
〇フウジンライデン
▲ヒカルナナヒメ
△エアーシップ
△キタノリュウキ
△サクラダイチ
△グレースゴールド

10/12ナナカマド賞予想 斎藤修

善戦続きも一発期待ヒカルナナヒメ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎8ヒカルナナヒメ
 ○1キタノリュウキ
 ▲3フウジンライデン
 △5グレースゴールド
 △2エアーシップ
 △9リュウセイイチバン

 3連単
 1,3,8→1,2,3,5,8,9→1,2,3,5,8,9 100円 計6000円

今週の見どころ(10/10~10/12)

2015年10月 9日(金)

 3連休に開催されるばんえい十勝ですが、10月10日(土)、11日(日)は帯広競馬場で『とかちばん馬まつり』が実施されるのに伴い、レースの発走時刻が早まっていますのでご注意ください(詳しくはこちら)。
 12日(祝・月)のメインには、2歳馬による重賞・ナナカマド賞が組まれています。この世代最初の重賞ウイナーはどの馬なのか。ご注目ください。

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【第14回開催1日目】
 10月10日(土)のメイン第10レースは、紅バラ賞(4歳牝馬オープン・19:00発走予定)。11月8日に行われる4歳女王決定戦・クインカップの前哨戦です。
 近5走が2勝、3着3回と好調なセンゴクイチに期待します。印象的だったのは3走前の4歳重賞・銀河賞(9月20日)。最大50キロ差の最軽量ハンデだったとはいえ、690キロで第2障害ひと腰クリアから3着に踏ん張りました。B1へ昇級しての近2走も障害のキレはよく1、3着とクラスの壁を感じさせません。今回は同世代相手で、しかも牝馬限定なら、好勝負必至といえます。
 オープン馬キサラキクは、2歳シーズンの黒ユリ賞、3歳のばんえいオークスとも勝っているこの世代の女王。銀河賞には不出走で、約1カ月半ぶりの出走となりますが、クインカップへ向け、目処の立つ走りをしたいところでしょう。
 フェアリードールは、今季6勝を挙げている好調馬。前走のB2級-1組特別でも持ち前の障害力を生かして、逃げ切り勝ちを収めています。4歳になって重賞への出走はありませんが、もともとは、ばんえいオークス2着の実績馬だけに、ここで有力視は当然です。
 キクノカンターレは、メンバー中最多の今季7勝をマークしている上がり馬。今回は一気の相手強化、負担重量増となりますが、どんなレースをしてくれるでしょうか。

【第14回開催2日目】
 10月11日(日)のメイン第10レースは、狩勝賞(オープン-2組・19:00発走予定)
 回避馬が相次ぎ6頭立て。このメンバーに入ればホクショウユウキに期待できそうです。今季未勝利ですが、14戦中9戦で掲示板を確保。前開催のポテト特別(オープン)は雨の影響が残る馬場でオイドンの3着と善戦しています。同じく3着だった7月25日のオッズパーク賞サマーカップ(オープン)は雨中のレースで、軽めの馬場が合うタイプかもしれません。今回も引き続き同様の馬場が予想されるので、今季初勝利も十分でしょう。
 ショウチシマシタは、前走の秋陽特別(A1級混合)を勝利し、ここがオープン昇級初戦ですが、相手関係が強化した印象はありません。スピード自慢だけに、軽めの馬場が援軍になりそうです。
 ホクショウマサルは、オープン昇級後が苦戦続きでしたが、秋陽特別であわやの2着に善戦。ショウチシマシタより10キロ軽くなる今回は、逆転もあるかもしれません。
 キタノタイショウは、ポテト特別では第2障害最後のクリアからそのまま8着と、良いところがありませんでした。良化を待ちたいところです。

【第14回開催3日目】
 10月12日(祝・月)のメイン第10レースは、2歳シーズン三冠の初戦・第38回ナナカマド賞(20:10発走予定)。収得賞金50万円につき10キロ増となる別定重量戦で、白菊賞、いちい賞と牝馬オープン特別2勝のグレースゴールドが10キロ増となります。
 青雲賞2着のエアーシップに注目します。第2障害を4番手で越え差を詰めると、3頭ほぼ横一線の2着争いを制しました。3着フナノクン、4着サクラダイチより負担重量が5キロ重かったことを考慮すると、負けて強しといえそう。わずか2秒7先着されたムサシブラザーが今回、回避したとあれば首位が濃厚です。
 フウジンライデンは、青雲賞では2番人気で5着。とはいえ、追走で置かれながらも、2着エアーシップと1秒7差は力のある証でしょう。前走の2歳A級-1組(9月27日)でも、3着エアーシップと1秒8差の4着にまとめており、展開が向けば勝機があるでしょう。
 青雲賞を回避したキタノリュウキは、約2カ月ぶりで、仕上がり具合がポイントになりそうです。
 青雲賞4着で続く前走2歳A級-2組を快勝したサクラダイチも侮れません。
 牝馬の期待はグレースゴールドでしょう。前走の2歳A級-1組(9月27日)では、障害を降りてから2、3着はありそうな位置取りでしたが、ゴール前で失速し6着。1番人気にこたえることができませんでした。引き続き賞金別定10キロを課されるのは厳しいものの、牡馬にどこまで食い下がれるか。

今週の見どころ(10/3~10/5)

2015年10月 2日(金)

 今週は第13回開催の後半3日間のレースが実施されますが、今年度(全26開催)のほぼ折り返しとなります。先週終了時の騎手リーディングは、1位が藤野俊一騎手(83勝)で、以下、藤本匠騎手(77勝)、阿部武臣騎手(66勝)と続きます。7年連続リーディングの鈴木恵介騎手は、4位(64勝)で、今後の巻き返しなるかに注目です。

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【第13回開催4日目】
 10月3日(土)のメイン第10レースは、桔梗特別(B2級-1組・20:10発走予定)
 前開催の野分特別(B2級-1・2組決勝)で1番人気・3着のフェアリードールに注目。第2障害3番手で越えたものの、軽めの馬場で先行馬が止まらず、ポジションを上げることができませんでした。しかし、先着を許した2頭ともが今開催からB1へ昇級しており、相手有利は明らか。障害力を生かしての逃げ切りに期待します。
 ライデンマックスは前々走のB1・B2級決勝混合戦(9月5日)で逃げ切って快勝。同レースで2着にしりぞけたヤマノウンカイは、8月のA2級特別で2着があった実力馬で、価値ある勝利でした。前走の平場戦は6着でしたが、特別戦に替わっての戦いぶりに注目です。
 チェイスアドリームは野分特別で5着。特別戦では、どうしても障害での腰の入りが甘くなってしまいますが、相手緩和のここでなら上位進出が狙えるかもしれません。
 近4走が2、3、3、1着と安定しているオオゾラシンスケは特別戦でどこまでやれるか楽しみです。

【第13回開催5日目】
 10月4日(日)のメイン第10レースは、神無月特別(A2級-1・2組決勝混合・20:10発走予定)。A2級-1組混合(9月28日)、A2級-2組(26日)の両予選上位馬による一戦です。
 A2級-1組混合予選勢が有力。なかでも5着だったヤマノウンカイの巻き返しに期待します。障害には絶対の自信を持っており、前走もすんなり抜けたものの、決め手の差が出た格好。8月23日のオーガスト特別(A2級)では逃げて2着だけに、特別戦に替われば、末の粘り強化が期待できそうです。
 A2級-1組混合予選4着の牝馬アアモンドマツカゼは、オーガスト特別ではヤマノウンカイを差し切って勝利。続くオープンとの混合特別2戦でも3、4着と善戦続きです。特別戦の流れが合うタイプでここでは当然有力ですが、オーガスト特別時よりヤマノウンカイとの重量差が15キロも縮まっているのが気になります。
 カンシャノココロはA2級-1組混合予選2着で、連続連対を6に伸ばしており、地力強化がうかがえます。今回から特別戦では賞金別定10キロ増となるのが微妙ですが、720キロではすでに連対実績があるだけに、苦にしないかもしれません。
 アオノレクサスは同予選では軽めの馬場を味方に3着に好走。勝ち味に遅いタイプですが、A1級でも実績上位だけに押さえは必要でしょう。

【第13回開催6日目】
 10月5日(月)のメイン第10レースは、秋桜賞(3歳オープン・20:10発走予定)。11月1日に行われる3歳三冠の第2弾・ばんえい菊花賞の前哨戦です。出てくればトップハテンデだったセンゴクエースが回避して混戦模様です。
 3歳一冠目・ばんえい大賞典(7月26日)で1番人気・4着のキンメダルに注目します。8月の重賞・はまなす賞(3歳・4歳混合)でも3着に善戦。3歳馬4頭のなかではもっとも重い負担重量を課されながらもよく粘りました。デビュー以来、世代限定の重賞・特別戦では7戦すべて4着以内と堅実だけに、ここも大崩れはなさそうです。
 コウリキは、ばんえい大賞典3着で、はまなす賞が1着。長く使えるいい脚を武器に7戦連続で馬券に絡んでいます。障害のタイミングが合えば、再度の差し切りがあるかもしれません。
 バウンティハンターは、ばんえい大賞典が5着。一気の負担重量増もあってか第2障害では苦戦しましたが、それでも3番手でクリアしており、重賞・特別戦初挑戦としては悪くない結果でした。経験を積んだ今回、障害さえ無難なら、さらに上位が期待できます。
 牝馬のシリウスは、ばんえい大賞典を快勝。当時はB2級で、今回はA2級と、2クラス昇級しハンデは厳しくなりますが、ここでも好走できれば二冠制覇に弾みがつきそうです。

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